芝
芝浦メカトロニクス株式会社
シバウラメカトロニクスカブシキガイシャ上場電気機器6590EDINET: E01757SHIBAURA MECHATRONICS CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
809億円
19.77%営業利益 (FY25)
141億円
20.95%経常利益 (FY25)
140億円
20.38%純利益 (FY25)
103億円
17.46%総資産
952億円
4.37%自己資本比率
49.7%
—ROE
24.0%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
芝浦メカトロニクスは、半導体前後工程・FPD・流通機器向けに製造装置とサービスをトータル提供する独立系メカトロニクスメーカーである。主力のファインメカトロニクス部門(売上比62%)は洗浄・エッチング等の前工程装置を担い、メカトロニクスシステム部門は半導体後工程の先端パッケージ向け装置を展開する。FY2025は生成AI需要を背景にGPU向け先端パッケージ装置が急拡大し、メカトロニクスシステム部門の売上が前年比84%増・セグメント利益が同220%増と突出した貢献を果たした。TSMC向け売上は全体の22.7%(184億円)に達し、顧客集中と同時にトップファウンドリとの深い関係性を示している。売上高809億円(前年比+19.8%)・営業利益141億円(同+20.9%)・ROE24.0%と、長期ビジョン「芝浦ビジョン2033」のPhase1目標(売上700億円・営業利益100億円)を大幅に超過達成した。一方、前工程部門の利益は販管費増などで16%減少しており、収益源の偏在が課題となっている。2033年に向け、SPE分野のグローバルニッチトップ製品深化と次世代OLED向けFPD装置の拡販を両輪とする成長戦略を推進中である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 半導体装置(前後工程)が主収益で売上の約90%を占め、FPD・流通機器・不動産賃貸が補完する。
- 2顧客: TSMC(売上比22.7%)を筆頭に世界の半導体・FPDメーカーへ装置を納入し、国内外に販売する。
- 3価値提案: 洗浄・ボンディング・エッチング等のコア技術でグローバルニッチトップ製品を供給し差別化する。
- 4コスト構造: 国内2拠点(神奈川・福井)で製造し、受注生産型の工事進行基準で収益を認識する構造である。
Risks · リスク要因
- 1顧客・地域集中: 海外売上比率約67%でTSMC単体が22.7%を占め、特定顧客・台湾依存が業績変動リスクを高める。
- 2半導体輸出規制・関税: 米中対立に伴う輸出規制や追加関税が中国向け販売や部材調達コストに直接影響する恐れがある。
- 3市況サイクル変動: 設備投資は半導体需給に連動して急変動し、FPD分野の低迷長期化がその典型として示されている。
- 4サプライチェーン断絶: 部品・部材の供給遅延・価格高騰が製造コスト上昇や納期遅延を招き、業績を悪化させるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1AI・先端パッケージ特化: 生成AI向けGPUの先端パッケージ装置でメカトロ部門売上が前年比84%増と突出した成長力を持つ。
- 2TSMC深耕: TSMC向け売上が184億円・全体比22.7%に達し、世界最先端ファウンドリとの取引基盤が競争優位を形成する。
- 3高ROEと収益性: FY2025のROE24.0%・営業利益率17.5%は業界平均を大きく上回り、資本効率の高さが際立つ。
- 4ニッチ技術の深さ: 精密洗浄・真空・成膜等の独自コア技術で参入障壁を構築し、価格競争を回避できる製品群を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1芝浦ビジョン2033 Phase1完遂: 2023-2025年度の中期経営計画で売上・利益目標を超過達成し、次フェーズへの土台を構築する。
- 2SPEグローバルニッチトップ深化: ロジック・メモリ・先端パッケージ向けに高付加価値装置の開発・拡販を継続推進する。
- 3FPD次世代対応: 設備投資低迷が続くFPD市場でITパネル用大型OLED向け製品を開発し、回復局面での先行優位を狙う。
- 4利益率向上と設備投資: ROS・ROEを重要KPIに据え、建設仮勘定37億円増など製造能力増強投資を続け成長基盤を整える。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が目標大幅超過: 売上809億円・営業利益141億円・ROE24.0%で、当初予想(売上700億円・営業利益100億円)を全項目で上回った。
TSMC向け売上が急拡大: 前期78億円(11.7%)から184億円(22.7%)へ倍増超し、AI半導体需要取込みの象徴的な成果となった。
メカトロニクスシステム部門が急騰: 生成AI用GPU向け先端パッケージ装置が好調で、部門売上228億円(前年比+84%)・利益46億円(同+220%)を達成した。
流通機器部門も特需恩恵: 新紙幣発行に伴う紙幣識別機器・券売機更新需要で売上60億円(前年比+82%)・利益15億円(同+258%)を計上した。
02
業績推移
売上高
809億円▲19.8%FY25
営業利益
141億円▲20.9%FY25
純利益
103億円▲17.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 531 | 471 | 448 | 493 | 610 | 676 | 809 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 50.5 | 109 | 117 | 141 |
| 経常利益 | 37.8 | 27.7 | 28.2 | 48.8 | 105 | 116 | 140 |
| 純利益 | 24.8 | 19.4 | 19.7 | 29.8 | 92.0 | 87.9 | 103 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 620 | 574 | 583 | 689 | 819 | 913 | 952 |
| 純資産 (自己資本) | 184 | 197 | 219 | 246 | 330 | 387 | 473 |
| 自己資本比率 (%) | 29.6 | 34.3 | 37.5 | 35.7 | 40.3 | 42.4 | 49.7 |
| 現金及び預金 | 132 | 127 | 196 | 263 | 272 | 272 | 285 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 14.6 | 12.8 | 76.7 | 83.0 | 45.7 | 59.9 | 69.9 |
| 投資CF | ▲7.2 | ▲9.0 | ▲2.6 | ▲5.1 | ▲13.8 | ▲23.1 | ▲32.2 |
| 財務CF | ▲8.7 | ▲8.3 | ▲5.5 | ▲12.0 | ▲24.4 | ▲37.5 | ▲26.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
787.76
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
24.0%
自己資本利益率
ROA
10.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
FineMechatronics0.1兆62.3%
MechatronicsSystems0.0兆28.1%
RealEstateLeasing0.0兆2.2%
VendingMachinesAndSystmes0.0兆7.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
616人
平均年齢
44.3歳
平均勤続
19.5年
単体 平均年収
918万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
278.00円+78
配当性向
41.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
110
FY21
110
FY22
230
FY23
560
FY24
200
FY25
278
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。