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バルミューダ株式会社
バルミューダカブシキガイシャ上場電気機器6612EDINET: E36091BALMUDA Inc.
決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
101億円
18.83%営業利益 (FY25)
-8.7億円
7316.67%経常利益 (FY25)
-9.0億円
1061.70%純利益 (FY25)
-16.0億円
2482.09%総資産
46.6億円
24.64%自己資本比率
60.3%
—ROE
-44.6%
46.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
バルミューダは「卓越した創意工夫と最良の科学技術」を掲げ、トースター・扇風機・電子レンジ等のプレミアム家電をデザインと体験価値で差別化するファブレスメーカーである。国内市場では成熟化・消費マインド低迷を受けて売上が2021年184億円をピークに右肩下がりで推移し、FY2025には101億円まで縮小した。収益面では営業損失9億円・純損失16億円(ROE -44.6%)と大幅な赤字に転落し、銀行借入の財務制限条項に抵触する事態となった。 中長期戦略として「グローバルブランドへの進化」を掲げ、FY2025に米国での本格展開(ブルックリン旗艦店開設・3製品投入)を実施したが、米国関税政策の影響で倍増計画は未達に終わった。一方、Apple元CDOジョニー・アイブ率いるLoveFromとの共同開発製品「Sailing Lantern」を発表するなどブランド価値向上への布石も打っており、FY2026での黒字転換と事業多様化が最大の経営課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: キッチン関連が売上の78.8%、空調関連15.3%を占め、プレミアム価格帯の家電販売が主軸である。
- 2顧客・販売先: 国内家電量販店が中心で、韓国代理店THE LIMO Co., Ltd.向けが売上の18.1%を占める。
- 3価値提案: 独自デザインと体験価値で差別化し、売上総利益率32.7%を維持するプレミアム価格戦略をとる。
- 4コスト構造: 全製品を外部製造委託するファブレス型で固定費を抑えるが、販管費率が高く赤字要因となっている。
Risks · リスク要因
- 1継続企業の前提に疑義: 純損失16億円計上と財務制限条項抵触により、ゴーイングコンサーンリスクが顕在化している。
- 2特定代理店・市場への依存: 韓国代理店1社で売上の18.1%を占め、当該代理店の方針変更・市場悪化が即座に業績直撃となる。
- 3為替・関税リスク: 全製品を海外委託生産するため円安が原価を押し上げ、米国関税政策も北米展開計画を直撃した。
- 4創業者への集中リスク: 寺尾玄が株式の67.86%を保有かつ製品開発を主導しており、同氏不在時の経営継続性に課題がある。
Strengths · 強み
- 1強固なデザインブランド: ジョニー・アイブとの共同開発実現が示すように、デザイン訴求力で国際的な評価を得ている。
- 2高粗利率の維持: 円安逆風下でも製造コスト低減と適正価格設定により粗利率を前期比1.5ポイント改善し32.7%を確保した。
- 3創業者主導の製品開発力: 代表取締役寺尾玄が製品開発を主導し、「GreenFan」「The Toaster」等の革新的なカテゴリー創出を実現してきた。
- 4ファブレスモデルの柔軟性: 自社工場を持たない委託生産により資産効率を高め、製品カテゴリーの転換に対応しやすい構造を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12026年12月期黒字転換: コスト構造改善・製品別/地域別販売戦略の最適化を推進し、営業黒字への回帰を最優先目標とする。
- 2グローバルブランド進化: 「Sailing Lantern」を10か国以上、「The Clock」を日米韓で展開し海外売上比率の回復を目指す。
- 3製品・地域・チャネルの多様化: 日韓依存の収益構造から脱却するため、北米・欧州への展開と販売チャネル拡充を加速させる。
- 4ガバナンス・品質管理強化: 品質管理部門の陣容充実・開発プロセス厳格化を実施し、製品不具合リスクとブランド毀損を防止する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高101億円(-18.8%)、純損失16億円を計上し、事業構造改善費用として特別損失7億円も計上した。
継続企業の前提疑義: 財務制限条項(純資産75%維持)に抵触し、マイナスの営業CFも重なりゴーイングコンサーン注記が付いた。
ジョニー・アイブとの共同開発発表: 2025年9月、Apple元CDOのLoveFromとポータブルLEDランタン「Sailing Lantern」を発表し、2026年春に多国展開予定である。
米国事業が計画未達: ブルックリン旗艦店開設・3製品投入で北米売上は前年比+18.8%も、米国関税政策の影響で倍増計画には届かなかった。
02
業績推移
売上高
101億円▼18.8%FY25
営業利益
-8.7億円▼7316.7%FY25
純利益
-16億円▼2482.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 108 | 126 | 184 | 176 | 130 | 125 | 101 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.7 | -13.8 | 0.1 | -8.7 |
| 経常利益 | 10.5 | 12.5 | 14.6 | 0.1 | -12.4 | 0.9 | -9.0 |
| 純利益 | 6.3 | 8.3 | 10.2 | 0.0 | -20.7 | 0.7 | -16.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 50.7 | 91.1 | 109 | 99.1 | 78.0 | 61.8 | 46.6 |
| 純資産 (自己資本) | 17.3 | 47.6 | 62.9 | 63.1 | 42.6 | 43.5 | 28.1 |
| 自己資本比率 (%) | 34.2 | 52.2 | 57.8 | 63.7 | 54.7 | 70.3 | 60.3 |
| 現金及び預金 | 12.5 | 44.5 | 10.0 | 12.5 | 11.7 | 13.5 | 6.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.1 | 15.8 | ▲32.4 | 8.4 | 2.5 | 13.5 | ▲5.8 |
| 投資CF | ▲3.2 | ▲4.2 | ▲9.6 | ▲6.2 | ▲3.7 | ▲2.0 | ▲4.3 |
| 財務CF | 0.8 | 20.5 | 7.4 | 0.1 | 0.4 | ▲10.1 | 3.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
104人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
4.5年
単体 平均年収
814万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。