宮
宮越ホールディングス株式会社
ミヤコシホールディングスカブシキガイシャ上場電気機器6620EDINET: E25665Miyakoshi Holdings, Inc.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
10.3億円
9.41%営業利益 (FY25)
2.8億円
32.54%経常利益 (FY25)
5.5億円
28.22%純利益 (FY25)
3.6億円
31.90%総資産
289億円
4.16%自己資本比率
97.0%
—ROE
1.4%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
宮越ホールディングスは、中国深セン市・車公廟エリア(約32ヘクタール)で「ワールド・イノベーション・センター」(WIC)と称する大規模都市更新プロジェクトを推進する持株会社である。現在の収益は子会社・皇冠電子が保有する既存ビルの不動産賃貸管理収入(FY2025: 1,030百万円)のみに依存しており、再開発着工に向けた新規テナント入居の見送りや契約満了解約により、売上高は2019年の15億円をピークに7年連続で漸減している。 WICプロジェクトは規劃容積348,700㎡(容積率15.9倍)を申請中で、世界30カ国のフォーチュングローバル500企業を含む200社超から進出意向書を取得しているものの、着工・竣工時期は未確定であり、総事業費約45億元(現地通貨建て)の資金調達も今後の課題として残る。ROEは1.4%と目標値5%超を大幅に下回り、EPSも9円14銭と目標25円に届いていない。米中関係や為替変動、中国不動産市況悪化といった外部リスクが高く、プロジェクト進捗次第で業績が大きく左右される特異なビジネス構造を持つ。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 中国深セン市の既存オフィスビル賃貸管理収入が売上の100%を占める単一セグメント構造である。
- 2顧客: 深セン市・車公廟エリアの既存テナント企業が主な収益基盤であり、再開発進行に伴い縮小傾向にある。
- 3価値提案: WIC完成後は日米欧200社超の先進外資企業を誘致し、イノベーション創出プラットフォームを提供する構想である。
- 4コスト構造: 営業原価・販管費増加により営業利益率は前期比低下し、FY2025の営業利益は284百万円にとどまっている。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 総事業費約45億元を現地調達予定だが、日本からの増資額は払込時の円人民元レートに直接影響を受け、投資コスト増加が生じる可能性がある。
- 2中国不動産市況リスク: 中国国内外の景気減速や不動産市況悪化が長期大規模投資であるWICプロジェクトの収益性・スケジュールに直接影響しうるリスクがある。
- 3米中地政学リスク: 米中貿易摩擦を背景に先進外資企業の中国投資回避の動きが続き、テナント誘致計画が頓挫する恐れが存在する。
- 4収益縮小リスク: 再開発着工に備えた意図的なテナント撤退により賃料収入は減少が続いており、着工遅延が生じれば無収益期間が長期化する懸念がある。
Strengths · 強み
- 1土地権益: 深セン市福田区・車公廟エリア約32ヘクタールの開発実施主体資格を2024年6月に福田区政府から正式確認され、希少な都市中心部の大型再開発権を保有している。
- 2テナント誘致実績: 日米欧から100社超の進出意向書を取得済みで、フォーチュングローバル500企業を含む強固なパイプラインを構築している。
- 3設計体制: 日建設計および中国10大民営設計企業トップ5の華陽国際と設計契約を締結し、国際水準の開発品質を担保している。
- 4財務健全性: 総資産288億円に対し負債はわずか8億6,900万円で、自己資本比率は97%超と極めて低レバレッジな財務構造を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1WIC規劃承認の早期取得: 01-01区画の「都市更新ユニット規劃修正(草案)」公示(2025年3月)を経て、建設指標の確定と着工許可取得を最優先に進める方針である。
- 2資金調達計画: 総事業費約45億元のうち20%相当を皇冠電子への資本増額で賄い、残額を資本市場・金融機関から段階的に調達する計画を推進する。
- 3ESG認証取得: WELL認証・LEED認証・中国緑色建築認証の高水準取得を目指し、先進外資企業が求めるサステナブル建築基準を満たすビルを建設する。
- 4経営指標の達成: 長期目標としてEPS25円・ROE5%超を掲げており、WIC稼働による収益貢献を通じて現状のEPS9円14銭・ROE1.4%からの改善を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅減益: 営業収益1,030百万円(前期比-9.4%)、営業利益284百万円(同-32.6%)、純利益365百万円(同-31.8%)と全指標で大幅に悪化した。
開発実施主体の正式確認: 2024年6月に福田区政府からWIC01-01区画の開発実施主体として正式に認定され、プロジェクトの法的根拠が明確化された。
設計契約の締結: 2024年9月・10月に日建設計および華陽国際と本格設計契約を締結し、規劃容積348,700㎡の設計フェーズに移行した。
規劃草案の公示: 2025年3月26日に福田区政府が建設指標に関する「都市更新ユニット規劃修正(草案)」を公示し、着工に向けた行政手続きが前進した。
02
業績推移
売上高
10.3億円▼9.4%FY25
営業利益
2.8億円▼32.5%FY25
純利益
3.7億円▼31.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14.6 | 14.9 | 16.2 | 14.1 | 13.2 | 11.4 | 10.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.0 | 4.7 | 4.2 | 2.8 |
| 経常利益 | 11.6 | 11.6 | 12.8 | 8.5 | 7.8 | 7.7 | 5.5 |
| 純利益 | 6.9 | 5.9 | 7.6 | 6.6 | 5.0 | 5.4 | 3.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 233 | 239 | 248 | 262 | 269 | 277 | 289 |
| 純資産 (自己資本) | 218 | 223 | 233 | 249 | 257 | 266 | 280 |
| 自己資本比率 (%) | 93.6 | 93.5 | 93.9 | 95.0 | 95.6 | 96.2 | 97.0 |
| 現金及び預金 | 13.9 | 22.1 | 28.0 | 25.7 | 27.1 | 32.6 | 33.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.7 | 10.1 | 9.5 | 5.4 | 6.3 | 7.4 | 4.7 |
| 投資CF | ▲86.8 | ▲1.8 | ▲3.8 | ▲8.7 | ▲3.3 | ▲2.6 | ▲5.3 |
| 財務CF | 74.8 | — | — | — | ▲2.0 | — | — |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
9.14
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.4%
自己資本利益率
ROA
1.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5人
平均年齢
51.0歳
平均勤続
6.5年
単体 平均年収
835万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY22 実績1株配当 (年間)
5.00円
配当性向
50.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY22
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。