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株式会社テラプローブ
カブシキガイシャテラプローブ上場電気機器6627EDINET: E24994決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
417億円
12.50%営業利益 (FY25)
88.9億円
27.99%経常利益 (FY25)
87.5億円
24.91%純利益 (FY25)
33.7億円
4.02%総資産
1006億円
33.46%自己資本比率
59.6%
—ROE
8.6%
1.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
テラプローブは、神奈川・熊本の国内2拠点と台湾子会社TPW(売上の約75%を占める)を擁する独立系半導体テストサービス専業企業である。顧客から半導体ウエハを預かり、電気的特性を検査するプローブテストを主軸に、ロジック製品(売上の約93%)とメモリ製品に対応する。FY2025(2025年12月期)は売上高417億円(前期比+12.5%)、営業利益89億円(同+28.0%)と大幅増益を達成した。主要顧客ではルネサスエレクトロニクス(売上比23.9%)が引き続き最大顧客だが、Annapurna Labs(同17.8%)やソシオネクスト(同13.1%)など、AI・サーバー向け顧客の構成比が急拡大している。一方、純利益は34億円(同▲4.0%)と前期比微減で、固定資産売却益の剥落と法人税負担増が響いた。FY2025末の総資産は1,006億円(前期比+286億円)と急拡大しており、設備投資298億円(有形固定資産取得)を実施した積極投資局面にある。自己資本比率は40.2%と健全性を保ちつつも、有利子負債は増加傾向にある。ROE8.6%は自社試算の株主資本コスト(10.4~12.4%)を下回っており、資本効率改善が今後の重要課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 半導体ウエハのプローブテスト受託が単一事業で、ロジック製品が売上の約93%、メモリが約7%を占める。
- 2顧客: ルネサス(23.9%)、Annapurna Labs(17.8%)、ソシオネクスト(13.1%)など大手ファブレス・IDMが主要顧客である。
- 3価値提案: 日台2拠点の冗長体制とスマートファクトリー化により、高品質・高効率なテストソリューションを世界規模で提供している。
- 4コスト構造: 多額の検査装置投資が先行し減価償却費(138億円)が固定費の中心で、稼働率が収益性を左右する構造である。
Risks · リスク要因
- 1台湾地政学リスク: グループ売上の約75%が台湾子会社TPWに集中しており、地域紛争や政情不安が顕在化した場合の業績インパクトが大きい。
- 2特定顧客集中リスク: 上位3社で売上の約55%を占め、ルネサスの車載向け低調が既に業績の一部を圧迫している。
- 3設備投資先行の固定費リスク: FY2025の設備投資298億円に伴い減価償却費が重く、需要低迷時には稼働率低下が利益を直撃する構造である。
- 4ROEが資本コストを下回るリスク: ROE8.6%に対し株主資本コストは10.4~12.4%と乖離しており、資本効率改善が遅れれば株主価値の毀損につながる。
Strengths · 強み
- 1台湾拠点の規模優位: 売上の約75%を占めるTPWが世界最大の半導体生産集積地・台湾に立地し、大手顧客との近接関係を持つ。
- 2AI・サーバー需要への対応力: Annapurna Labs向け売上が前期比約3.6倍に急拡大し、成長市場への切り替えを迅速に実現した。
- 3高い営業利益率の維持: FY2025の売上高営業利益率21.3%は業界内で高水準であり、生産性改善の継続が収益性を下支えしている。
- 4日台プラットフォーム共通化: テスト設備・治工具の相互活用体制を整備し、リスク分散と柔軟な生産配分を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AI・先端デバイスへの集中投資: サーバー・AI関連テスト需要を主要成長ドライバーと位置づけ、設備投資を継続し受注拡大を図る。
- 2スマートファクトリー化の全社展開: AI・データ活用による自動化を推進し、歩留まり改善・リードタイム短縮で営業利益率20%台前半を安定維持する。
- 3国内需要の積極取り込み: 熊本・横浜拠点を軸に、国内半導体投資拡大(TSMC熊本工場等)に伴う新規テスト需要を確実に獲得する。
- 4ROICのWACC超過を目標に: ROICとWACCの概ね同水準(各8.1%と7.8~9.2%)を出発点に、継続的収益改善でROEの株主資本コスト超過を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高417億円(+12.5%): Annapurna Labs向けAI関連が約3.6倍、EV向け製品拡大がけん引し、過去最高売上を更新した。
純利益は34億円(▲4.0%): 前期に計上した固定資産売却益の消滅と法人税2,871百万円の負担増が営業増益を打ち消した。
設備投資298億円で総資産が1,006億円に急拡大: 積極投資フェーズに入り、有形固定資産が前期比192億円増、借入金も大幅増加した。
SBTi「NEAR-TERM SCIENCE-BASED TARGETS」を2025年5月に取得: 気候変動目標を科学的根拠で設定し、ESG対応を強化した。
02
業績推移
売上高
417億円▲12.5%FY25
営業利益
88.9億円▲28.0%FY25
純利益
33.7億円▼4.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 169 | 183 | 259 | 332 | 354 | 371 | 417 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 68.4 | 71.9 | 69.5 | 88.9 |
| 経常利益 | -3.9 | 1.6 | 40.9 | 73.5 | 74.1 | 70.1 | 87.5 |
| 純利益 | -2.4 | 2.4 | 17.9 | 31.3 | 40.9 | 35.1 | 33.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 569 | 547 | 630 | 723 | 694 | 754 | 1006 |
| 純資産 (自己資本) | 303 | 310 | 366 | 422 | 490 | 539 | 599 |
| 自己資本比率 (%) | 53.1 | 56.7 | 58.1 | 58.4 | 70.6 | 71.6 | 59.6 |
| 現金及び預金 | 86.3 | 100 | 101 | 146 | 91.0 | 86.9 | 122 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 58.7 | 97.0 | 114 | 170 | 183 | 175 | 201 |
| 投資CF | ▲48.0 | ▲53.6 | ▲96.5 | ▲122 | ▲147 | ▲146 | ▲287 |
| 財務CF | ▲31.7 | ▲29.8 | ▲20.1 | ▲3.8 | ▲96.2 | ▲35.6 | 118 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
370.23
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.6%
自己資本利益率
ROA
3.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
308人
平均年齢
41.2歳
平均勤続
7.9年
単体 平均年収
638万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
110.00円
配当性向
79.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
17
FY22
54
FY23
110
FY24
110
FY25
110
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。