株
株式会社JNグループ
カブシキガイシャジェイエヌグループ上場電気機器6634EDINET: E05702JN Group Inc.
決算期: 11月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
35.6億円
67.23%営業利益 (FY25)
-2.2億円
9.31%経常利益 (FY25)
-2.5億円
8.23%純利益 (FY25)
-7.3億円
151.03%総資産
1347億円
2167.51%自己資本比率
2.2%
—ROE
-20.1%
12.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社JNグループは、かつてIoTハードウェア事業を中核としていたが、売上高がピーク時の97億円(2019年)から9億円(2023年)まで急落した後、M&Aを通じた事業ポートフォリオの抜本的な転換を図っている。現在は暗号資産交換所「Zaif」を擁するネクスデジタルグループ(2025年2月に子会社化)を中核とする暗号資産・ブロックチェーン事業、電子書籍・コミッション事業(実業之日本デジタル、スケブ)を主な成長ドライバーと位置付けている。FY2025の売上高は36億円と前期比67.2%増を達成したが、営業損失は2億円、純損失は7億円と赤字構造から脱却できておらず、ROEは-20.1%と資本効率の問題も深刻である。EBITDAは3,800万円とわずかにプラス転換し改善の兆しはあるものの、のれん償却負担や訴訟リスク(旧株主HODL1との係争)が財務の不確実性を高めている。親会社シークエッジ・ジャパン・ホールディングスが議決権の52.66%を保有しており、ガバナンス面での独立性にも留意が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 暗号資産交換所「Zaif」の手数料収益、電子書籍・コミッション「Skeb」のプラットフォーム収益、食材サプライヤー事業が3本柱である。
- 2顧客: 暗号資産取引ユーザー、電子書籍読者・クリエイター(Skeb登録者382万人超)、外食チェーン・介護施設などの法人顧客を対象とする。
- 3価値提案: ハードウェアから脱却し、デジタル資産・コンテンツ・Web3領域の「結節点」として多領域を横断するサービスを提供する。
- 4コスト構造: M&A起点で事業を積み上げるためのれん償却が利益を圧迫しており、EBITDAベースでの収益管理を重視している。
Risks · リスク要因
- 1暗号資産市場の価格変動性が高く、Zaifが保有・取り扱う暗号資産の評価損が業績を大きく左右する可能性があり、FY2025の純損失拡大(7億円)にも影響している。
- 2金融庁・JVCEAの規制強化やAML/CFT・KYC違反と認定された場合、Zaifへの行政処分・業務停止が生じ、グループ売上の根幹が毀損するリスクがある。
- 3旧株主HODL1(旧クシム)との訴訟・紛争が複数係属しており、判決次第では多額の損害賠償や支配権の変動が生じる財務的・ガバナンス的リスクが存在する。
- 4M&A依存の事業拡張により、のれんの減損リスクが潜在し、投資回収が未達の場合は追加の特別損失が発生して財務基盤をさらに悪化させる恐れがある。
Strengths · 強み
- 1暗号資産交換所「Zaif」は金融庁登録済みの正規業者であり、国内の参入障壁が高い規制環境の中で既存免許を保有している点が競争優位となっている。
- 2「Skeb」は日本最大級のコミッションプラットフォームとして登録者382万人を擁し、クリエイターエコノミー市場での先行者優位を持っている。
- 3電子書籍事業で培ったコンテンツ流通ノウハウにより、国内主要電子書店との取引実績とプラットフォーム横断の配信体制を構築済みである。
- 4ケーエスピーのストック型サプライヤーモデルは新規取引先・商品数の積み上げにより安定的なキャッシュを生み出し、グループの収益基盤を補完している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1暗号資産・Web3事業の安定運営: Zaifの内部管理体制強化とシステム安定稼働を優先し、投機ではなく実収益に直結するサービス開発で段階的に拡大する。
- 2デジタルコンテンツの成長加速: 「Skeb」の登録者数増加と「超メタフェス」等リアルイベントを活用したプロモーションで、2026年以降も売上拡大を図る。
- 3M&A・投融資による収益基盤の早期確立: 成長性・収益性の高い分野へ経営資源を集中し、選択と集中による事業ポートフォリオの最適化を推進する。
- 4財務体質の改善と黒字化: 資本政策の見直しと財務規律の徹底により、当面の最優先課題である営業利益の黒字化(EBITDA 3,800万円からの拡大)を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は36億円(前期比+67.2%)に回復したが、純損失は7億円と前期の2.9億円から大幅に拡大し、財務悪化が続いている。
2025年2月に暗号資産交換所「Zaif」を傘下に持つネクスデジタルグループを子会社化し、同年7月には債権放棄・増資引受で同社財務を支援した。
「Skeb」は2025年11月に7周年、登録者数382万人を突破し、オフラインイベント「超メタフェス」は延べ1万人超を集客する成果を上げた。
IoT子会社ネクスをCAICA DIGITALへ株式交換で譲渡し、ハードウェア事業から完全に撤退してデジタル領域への集中を鮮明にした。
02
業績推移
売上高
35.6億円▲67.2%FY25
営業利益
-2.2億円▲9.3%FY25
純利益
-7.3億円▼151.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 96.7 | 65.6 | 48.5 | 27.6 | 8.7 | 21.3 | 35.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.3 | -2.1 | -2.5 | -2.2 |
| 経常利益 | -6.8 | -6.0 | -1.3 | 5.3 | -1.5 | -2.3 | -2.5 |
| 純利益 | -12.7 | -13.6 | 3.0 | 8.1 | -6.6 | -2.9 | -7.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 66.8 | 47.8 | 45.4 | 35.4 | 30.8 | 59.4 | 1347 |
| 純資産 (自己資本) | 22.4 | 8.3 | 9.5 | 33.1 | 29.6 | 43.3 | 30.3 |
| 自己資本比率 (%) | 33.4 | 17.3 | 20.9 | 93.6 | 96.1 | 72.9 | 2.2 |
| 現金及び預金 | 9.1 | 10.1 | 7.4 | 5.1 | 4.8 | 11.4 | 14.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲6.0 | ▲2.9 | ▲1.8 | ▲2.9 | ▲1.5 | ▲3.5 | 0.6 |
| 投資CF | 12.3 | 6.8 | 6.4 | ▲3.6 | 1.9 | ▲3.0 | 3.9 |
| 財務CF | ▲7.3 | ▲3.0 | ▲7.4 | 3.1 | ▲0.7 | 0.3 | ▲0.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CryptoAssetsBlockChainBusinessReportableSegmentsMember0.0兆20.4%0.00兆21.7%
IoTRelateedBusiness0.0兆9.8%▲0.00兆-16.0%
MetaverseDigitalContentsBusiness0.0兆16.4%▲0.00兆-2.6%
SolutionBusiness0.0兆51.1%0.00兆4.1%
その他0.0兆2.3%▲0.00兆-103.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2人
平均年齢
51.0歳
平均勤続
0.7年
単体 平均年収
621万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。