寺
寺崎電気産業株式会社
テラサキデンキサンギョウカブシキガイシャ上場電気機器6637EDINET: E01764TERASAKI ELECTRIC CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
564億円
8.33%営業利益 (FY25)
56.2億円
14.14%経常利益 (FY25)
60.5億円
4.85%純利益 (FY25)
44.5億円
10.88%総資産
739億円
8.60%自己資本比率
69.6%
—ROE
9.1%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
寺崎電気産業は、船舶用・産業用の配電制御システム(システム製品)と低圧遮断器等(機器製品)を軸に、日本・アジア・ヨーロッパの3極体制で事業を展開する独立系電気機器メーカーである。主要顧客は造船・海運業界で、LNG運搬船をはじめとする高付加価値船向け配電システムの受注が売上の根幹を成す。エンジニアリング・ライフサイクルサービス(保守・換装工事)も安定収益源となっており、グローバル・サービス・ネットワーク(GSN)を通じた保守体制が顧客囲い込みに寄与している。 FY2025(2025年3月期)の売上高は564億円(前年比+8.3%)、営業利益56億円(同+14.2%)と増収増益を達成し、自己資本比率は約69.6%と財務基盤は極めて健全である。システム製品の受注残高は594億円と前期末比+61.6%の大幅積み上がりとなっており、今後数期にわたる売上の可視性は高い。一方で銅・銀など原材料価格の高止まりと為替変動がコスト構造の不確実性要因であり、造船業界への高い依存度は景気サイクルリスクとして意識される。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: システム製品が売上326億円(全体の57.8%)、機器製品238億円(42.2%)の2本柱で構成される。
- 2顧客: 主要顧客は造船・海運業界で、LNG運搬船向けや産業設備・鉄道向けにも多角展開している。
- 3価値提案: 受注生産の配電制御システムと計画生産の低圧遮断器にサービス・換装工事を組み合わせ、顧客のライフサイクル全体を支援する。
- 4地域構成: 日本269億円(47.7%)、アジア222億円(39.3%)、ヨーロッパ73億円(12.9%)の3極体制で展開する。
Risks · リスク要因
- 1造船業界への高依存: 売上の過半を船舶用システムが占めるため、海運市況の悪化や新造船発注の減速が業績に直接波及するリスクがある。
- 2原材料価格の高止まり: 銅・銀など主要原材料の価格が高止まりしており、価格転嫁が追いつかない場合に利益率を圧迫する可能性がある。
- 3為替変動リスク: 売上の約52%が海外由来で、急激な円高局面では売上・利益の双方が目減りし、為替予約でのヘッジにも限界がある。
- 4製造物責任・品質リスク: 電力供給・制御に係る製品の故障は顧客設備に深刻な損失をもたらし、PL保険の補償限度超過時には多額の賠償費用が発生し得る。
Strengths · 強み
- 1造船市況の追い風: 手持ち工事量拡大が続く造船業界向けにFY2025のシステム受注高が前年比+67.8%増の552億円となり、受注残高594億円を積み上げている。
- 2グローバル保守網: GSN(グローバル・サービス・ネットワーク)を通じた世界各地のアフターサービス体制が既存顧客の継続受注とライフサイクル収益を支えている。
- 3財務健全性: 自己資本比率約69.6%・純現金保有で無借入に近い財務構造が、景気変動時の耐久力と積極投資の余力を両立している。
- 4高い営業利益率: FY2025の営業利益率は9.9%と中期目標8%超を達成し、製品ミックス改善と円安効果が収益力を押し上げている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1営業利益率8%以上・自己資本比率55%以上の中期目標を継続的に維持し、安定経営を基軸に業容拡大を目指す。
- 2船舶向けではLNG運搬船や次世代燃料船向けの受注強化と環境対応エンジニアリング・レトロフィットビジネスの拡大に注力する。
- 3産業向けでは脱炭素・グリーンエネルギー関連の発電プラント、分散型電源、国内外鉄道・プラント案件の営業を強化し多角化を進める。
- 4生産拠点の再構築とBCP強化を推進するとともに、GSN海外拠点の拡充によりライフサイクルサービスの継続的な成長を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上564億円(前年比+8.3%)・営業利益56億円(同+14.2%)と増収増益を達成し、営業利益率は9.9%と過去最高水準に到達した。
システム製品の受注高がFY2025に前年比+67.8%増の552億円となり、期末受注残高は594億円と前期末比226億円増加した。
アジアセグメントの売上が前年比+23.8%増の222億円となり、セグメント利益は前年比+55.0%増の20億円と最大の成長ドライバーとなった。
営業CFは83億円(前年38億円)と大幅改善し、現金及び現金同等物は176億円に増加、有形固定資産への設備投資は28億円を実施した。
02
業績推移
売上高
564億円▲8.3%FY25
営業利益
56.2億円▲14.1%FY25
純利益
44.5億円▲10.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 353 | 367 | 347 | 379 | 443 | 521 | 564 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 16.4 | 28.7 | 49.2 | 56.2 |
| 経常利益 | 19.2 | 28.3 | 30.0 | 19.4 | 34.8 | 57.7 | 60.5 |
| 純利益 | 13.1 | 20.3 | 21.9 | 12.8 | 23.4 | 40.2 | 44.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 448 | 468 | 486 | 524 | 599 | 680 | 739 |
| 純資産 (自己資本) | 301 | 314 | 349 | 379 | 406 | 468 | 514 |
| 自己資本比率 (%) | 67.2 | 67.2 | 71.8 | 72.2 | 67.8 | 68.8 | 69.6 |
| 現金及び預金 | 114 | 112 | 130 | 118 | 114 | 132 | 176 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.1 | 20.5 | 34.2 | 0.4 | ▲6.6 | 38.2 | 83.3 |
| 投資CF | ▲4.4 | ▲9.3 | ▲9.3 | ▲9.3 | ▲13.2 | ▲24.2 | ▲31.9 |
| 財務CF | ▲10.2 | ▲8.4 | ▲11.8 | ▲9.2 | 12.0 | ▲2.1 | ▲7.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
341.67
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.1%
自己資本利益率
ROA
6.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.0兆39.3%0.00兆9.1%
Europe0.0兆12.9%0.00兆11.6%
Japan0.0兆47.7%0.00兆14.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
553人
平均年齢
40.7歳
平均勤続
17.4年
単体 平均年収
590万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円+4
配当性向
17.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
16
FY21
24
FY22
26
FY23
28
FY24
46
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。