オ
オムロン株式会社
オムロンカブシキガイシャ上場電気機器6645EDINET: E01755OMRON CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
8018億円
2.08%営業利益 (FY25)
-242億円
24.24%経常利益 (FY25)
290億円
17.03%純利益 (FY25)
163億円
100.75%総資産
13618億円
0.52%自己資本比率
56.7%
—ROE
2.1%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
オムロンは制御機器(FA)・ヘルスケア・ソーシャルソリューション・電子部品の4ドメインを展開するグローバルメーカーである。売上高の最大セグメントである制御機器事業は、中国の太陽光・EV向け設備投資の停滞や欧州EV需要の鈍化を受けて2023年度以降に急減速し、FY2025は売上8,018億円(前期比-2.1%)、営業利益は-242億円と赤字に転落した。一方で、2024年2月に発動した構造改革プログラム「NEXT2025」により売上総利益率が前期比で改善し、特別損失として計上した人員最適化費用220億円・のれん減損117億円を除けば事業収益は着実に回復しつつある。同プログラムは2025年9月完了予定であり、FY2026は売上高8,200〜8,350億円・営業利益560〜650億円の増収増益を計画する。長期ビジョン「SF2030」のもと、AI・半導体向けFA需要の取り込み、予防医療・血圧管理デバイスのグローバル展開、再エネ向け電力デバイスの強化を成長エンジンと位置付けており、構造改革完了後の利益回復と中長期成長投資の両立が最大の注目点である。米国関税政策による売上最大150億円・営業利益90億円のマイナス影響リスクも残存する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 制御機器事業(FA)が売上の約5割を占め、ヘルスケア・社会インフラ・電子部品が補完する4ドメイン構造である。
- 2顧客: 製造業・医療機関・家庭用消費者・社会インフラ事業者へグローバル170カ国超でB2B・B2Cの両輪で提供する。
- 3価値提案: センシング&コントロール技術で省人化・生産性向上・予防医療・再エネ普及を一体的に支援する。
- 4コスト構造: 研究開発費が売上の約6〜7%に及ぶ技術集約型であり、固定費圧縮が「NEXT2025」の主要テーマである。
Risks · リスク要因
- 1中華圏依存リスク: 売上の相当部分を占める中国向け制御機器需要が太陽光・EV投資の停滞により長期低迷し、業績ボラティリティが高い状態が続く。
- 2米国関税政策リスク: 関税影響で売上最大150億円・営業利益最大90億円のマイナスが想定され、サプライチェーン再編コストも追加的に発生しうる。
- 3事業ポートフォリオ集中リスク: FA設備投資サイクルへの依存度が高く、製造業の投資抑制局面で収益が急速に悪化する構造的脆弱性を持つ。
- 4構造改革実行リスク: 「NEXT2025」に伴う人員最適化・低収益事業終息が品質・現場力の低下や優秀人材の流出につながる可能性が否定できない。
Strengths · 強み
- 1FA制御機器の幅広い品揃え: PLC・センサ・ロボットを一括提供できる「i-Automation!」の垂直統合モデルが顧客の選定障壁を高める。
- 2ヘルスケアの家庭用血圧計シェア: 世界12.8億人の高血圧患者市場で医療品質の家庭用デバイスを普及させた圧倒的ブランドと臨床エビデンスを持つ。
- 3センシング技術の深度: 独自のセンシング&コントロール+Think技術でAI・IoT連携ソリューションへ展開でき模倣難易度が高い。
- 4ESG経営の高評価: DJSIを役員報酬に連動させ、サステナビリティ推進委員会・取締役会の二重ガバナンスで長期投資家の支持を獲得している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1「NEXT2025」完遂(〜2025年9月): 固定費圧縮・低収益事業の終息・人員最適化を完了し、FY2026に営業利益560〜650億円の黒字回復を目指す。
- 2AI・半導体向けFA需要の取り込み: AI関連設備投資の増加を追い風に制御機器事業の中長期成長投資を加速し、売上拡大を図る。
- 3予防医療ビジネスの構築: 「Going for ZERO」ビジョンのもと、血圧・心房細動の遠隔診療サービスと日常バイタル計測デバイスを2030年までに事業化する。
- 4次期中期経営計画の策定: 「SF2030」の第2ステージに向けた新中計を2025年度内に策定し、非財務目標の再設定と成長投資領域の優先順位を明確化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上8,018億円(前期比-2.1%)、営業利益-242億円と赤字転落したが、売上総利益率は前期比で改善し収益体質は好転傾向にある。
「NEXT2025」一時費用の計上: 人員最適化費用220億円・データソリューション事業のれん減損117億円を特別損失計上し、構造改革を断行した。
当期純利益の大幅回復: 投資有価証券評価益123億円の計上もあり、当社株主帰属純利益は前期比+100.7%の163億円と大幅増益を達成した。
FY2026見通しのレンジ開示: 米国関税政策の不透明性を踏まえ、売上高8,200〜8,350億円・営業利益560〜650億円をレンジ形式で公表している。
02
業績推移
売上高
8,018億円▼2.1%FY25
営業利益
-241.8億円▲24.2%FY25
純利益
163億円▲100.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7326 | 6780 | 6555 | 7629 | 8761 | 8188 | 8018 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 206 | 287 | -319 | -242 |
| 経常利益 | 659 | 518 | 651 | 867 | 984 | 350 | 290 |
| 純利益 | 543 | 749 | 433 | 614 | 739 | 81.0 | 163 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7499 | 7581 | 8204 | 9306 | 9982 | 13547 | 13618 |
| 純資産 (自己資本) | 5042 | 5304 | 6069 | 6652 | 7285 | 7867 | 7719 |
| 自己資本比率 (%) | 67.2 | 70.0 | 74.0 | 71.5 | 73.0 | 58.1 | 56.7 |
| 現金及び預金 | 1039 | 1855 | 2508 | 1555 | 1053 | 1431 | 1490 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 712 | 898 | 938 | 674 | 535 | 449 | 558 |
| 投資CF | ▲350 | 286 | ▲148 | ▲1502 | ▲555 | ▲1071 | ▲479 |
| 財務CF | ▲408 | ▲294 | ▲204 | ▲296 | ▲588 | 860 | ▲46.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
82.63
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.1%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,873人
平均年齢
44.5歳
平均勤続
15.2年
単体 平均年収
821万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
156.00円
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
126
FY21
126
FY22
138
FY23
147
FY24
156
FY25
156
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。