東
東洋電機株式会社
トウヨウデンキカブシキガイシャ上場電気機器6655EDINET: E02028TOYO ELECTRIC CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
93.5億円
5.88%営業利益 (FY25)
2.9億円
22.69%経常利益 (FY25)
3.5億円
20.00%純利益 (FY25)
2.8億円
37.75%総資産
108億円
0.37%自己資本比率
58.7%
—ROE
4.6%
3.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東洋電機株式会社は、FA(ファクトリーオートメーション)業界向けに制御装置・変圧器・センサ等を製造・販売する中堅電機メーカーである。国内制御装置関連事業(売上の約82%)を主軸に、中国・タイの海外子会社と樹脂事業を加えた3セグメントで構成される。FY2025(2025年3月期)の売上高は93億円(前期比+5.9%)と回復基調を示したが、固定費増加や原価率上昇(74.3%、前期比+1.7pt)により営業利益は2.9億円(前期比-22.8%)、純利益は2.8億円(同-37.8%)と減益となった。ROEは4.6%と低水準にとどまる。国内ではデータセンター・再生可能エネルギー向け変圧器やエンジニアリング大型案件が牽引役となる一方、中国子会社は現地景気低迷でセグメント利益が前期比90%減と急落した。第二次中期経営計画では2028年3月期に売上高97億円・営業利益率5.9%を目指しており、省人化・DXソリューション需要の取り込みと適正価格転嫁が収益改善の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内制御装置事業が売上の82.5%を占め、エンジニアリング・機器・変圧器の3部門で構成される。
- 2顧客: FA設備投資を行う製造業・公共・データセンター・再生可能エネルギー関連企業を主な顧客とする。
- 3価値提案: 総合エレクトロニクス技術を活用した省人化・省力化向けDXソリューションと制御システムを提供する。
- 4地域構成: 国内が売上の約82%、中国・タイ海外子会社が約10%、樹脂関連事業が約8%を占める。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存リスク: 主要得意先への受託比率が高まっており、当該顧客の発注方針変更が業績に直結する構造となっている。
- 2原材料価格変動リスク: 銅・鉄鋼など国際市況連動素材を主要材料とし、価格高騰が原価率を押し上げ収益を圧迫する恐れがある。
- 3海外子会社カントリーリスク: 中国子会社(南京華洋電気)は景気低迷でFY2025セグメント利益が前期比-90%に急落しており、地政学リスクも続く。
- 4設備投資需要の循環変動リスク: 公共・民間設備投資の抑制局面では売上が大幅に落ち込む可能性があり、2021-2023年に売上が77-78億円まで低下した実績がある。
Strengths · 強み
- 1変圧器事業の成長性: データセンター・再生可能エネルギー向け需要が堅調で、FY2025変圧器部門は前期比+3.7%増の29億円を確保した。
- 2エンジニアリング受注力: 搬送・監視制御・配電盤の大型案件獲得により、エンジニアリング部門売上は前期比+38.5%増の26.9億円と急伸した。
- 3多角的な製品ポートフォリオ: 制御装置・センサ・変圧器・樹脂成形を組み合わせることで特定製品依存リスクを分散している。
- 4海外生産拠点の保有: 中国・タイに子会社を持ち、アジア市場向け供給体制とコスト最適化の基盤を整備している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上・利益目標: 第二次中期経営計画で2028年3月期に売上高97億円・営業利益率5.9%・営業利益5.7億円を達成することを目指す。
- 2DX需要の取り込み: 省人化・省力化向けDXソリューションを積極提案し、FA設備投資の回復期に受注を拡大する方針である。
- 3価格転嫁と付加価値向上: 原材料・労務費高騰を反映した適正価格転嫁を推進するとともに、コア技術強化で競争優位性を維持する。
- 4人財育成と技術継承: 「技術継承の見える化」を推進し、ベテラン技術の体系化とDXを活用した業務効率改善で生産性向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高93億円(+5.9%)と2期連続増収を達成したが、営業利益は2.9億円(-22.8%)・純利益は2.8億円(-37.8%)と減益となった。
エンジニアリング部門の急拡大: 搬送・監視制御・配電盤の大型案件獲得が寄与し、部門売上が前期比+38.5%増の26.9億円に急増した。
中国子会社の業績急悪化: 南京華洋電気有限公司が中国経済低迷の影響を受け、海外事業セグメント利益が前期比-90%の6百万円まで落ち込んだ。
受注残高の減少: FY2025期末の受注残高は31.3億円と前期比-14.3%に縮小しており、FY2026の売上確保に向けた営業活動が課題となっている。
02
業績推移
売上高
93.5億円▲5.9%FY25
営業利益
2.9億円▼22.7%FY25
純利益
2.8億円▼37.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 90.3 | 91.7 | 77.7 | 77.0 | 75.7 | 88.3 | 93.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.0 | -0.9 | 3.8 | 2.9 |
| 経常利益 | 1.4 | 2.9 | 2.1 | 1.8 | -0.0 | 4.3 | 3.5 |
| 純利益 | 1.3 | 2.0 | 1.6 | 0.8 | -2.8 | 4.5 | 2.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 113 | 107 | 99.7 | 96.4 | 100 | 109 | 108 |
| 純資産 (自己資本) | 56.3 | 57.2 | 58.0 | 58.8 | 56.1 | 60.6 | 63.5 |
| 自己資本比率 (%) | 50.0 | 53.4 | 58.2 | 61.0 | 55.8 | 55.8 | 58.7 |
| 現金及び預金 | 14.8 | 14.3 | 23.1 | 16.5 | 16.3 | 18.0 | 17.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲3.2 | 4.3 | 9.8 | 0.7 | ▲4.3 | 6.2 | ▲0.8 |
| 投資CF | ▲1.0 | ▲1.4 | 1.6 | ▲0.8 | ▲1.1 | ▲0.6 | ▲2.0 |
| 財務CF | 3.1 | ▲3.5 | ▲2.6 | ▲6.6 | 5.0 | ▲4.0 | 1.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
67.12
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.6%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
DomesticControlDeviceRelated0.0兆82.5%
OverseasControlDeviceRelated0.0兆9.6%
PlasticRelated0.0兆7.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
208人
平均年齢
44.7歳
平均勤続
18.0年
単体 平均年収
610万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
32.00円-3
配当性向
19.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
36
FY21
34
FY22
30
FY23
30
FY24
35
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。