株
株式会社ユビテック
カブシキガイシャユビテック上場電気機器6662EDINET: E02100Ubiteq,INC.
決算期: 06月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
12.4億円
21.65%営業利益 (FY25)
-1.7億円
32.11%経常利益 (FY25)
-1.7億円
32.24%純利益 (FY25)
-4.9億円
43.60%総資産
17.0億円
28.05%自己資本比率
89.1%
—ROE
-28.5%
12.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ユビテックは「人と社会に安全と快適を」を企業理念に掲げ、IoT・AI・データ活用を基盤とした自社SaaSサービスを中心に事業転換を進める東証上場の小型テック企業である。主力2サービスは、飲酒運転防止インターロック機能を核とする安全運転管理サービス「D-Drive」と、バイタルデータによる熱中症予兆検知サービス「Work Mate」であり、改正道路交通法・改正労働安全衛生規則という法規制追い風を受けて引き合いが増加している。IoT事業は当期にセグメント黒字(利益57百万円)へ転換し、製造受託事業も住友理工・積水ハウス向け案件で売上前期比+251%と急拡大した。一方で、旧来ビジネスからの転換に伴う先行投資が続いており、固定資産の減損損失325百万円を含む純損失493百万円を計上、5期連続営業赤字により「継続企業の前提に関する重要事象」が開示されている。新3か年計画(2026-2028年6月期)では2026年6月期の営業黒字化、2028年6月期に売上高1,657百万円・営業利益220百万円を目標とし、手元現金1,244百万円を背景に自己資金で投資を賄う方針だが、目標達成には拡販力の強化と第3の収益軸の確立が不可欠な状況である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自社SaaS(D-Drive・Work Mate)が主軸で、製造受託・開発受託の合計3セグメントで売上高1,235百万円を構成している。
- 2顧客: 企業の安全運転管理担当・労働安全管理担当を対象に、法令遵守ニーズを切り口としてBtoB販売を行っている。
- 3価値提案: IoTデバイス×クラウドSaaSで飲酒運転防止・熱中症予兆検知・業務効率化を一体提供し、法令遵守と事故未然防止を同時実現する。
- 4販売チャネル: オリックス自動車など大手パートナー経由の間接販売と、WEBマーケティングを活用した直販を組み合わせて全国展開している。
Risks · リスク要因
- 1継続企業前提リスク: 5期連続営業赤字・当期純損失493百万円により「ゴーイングコンサーン重要事象」が開示されており、黒字化遅延は財務基盤を直撃する。
- 2拡販速度リスク: D-Driveはオリックス自動車との連携強化が最重要課題だが、パートナー依存度が高く、同社の販売方針変化が業績に直接影響を与える可能性がある。
- 3技術代替リスク: IoT・AI分野の急速な技術進化や大手電機メーカーの内製化シフトにより、自社サービスの競争優位が短期間で失われる恐れがある。
- 4人材・組織リスク: 役員9名・従業員81名の小規模組織であり、専門人材の流出や採用計画未達が事業拡大の足かせとなるリスクが恒常的に存在する。
Strengths · 強み
- 1法規制連動型需要: 改正道路交通法・改正労働安全衛生規則を追い風に、D-Drive・Work Mateへの引き合いが義務化ベースで継続的に発生する構造である。
- 2蓄積データ資産: D-Drive・Work Mateが蓄積するバイタル・運転データを活用し、自律神経機能異常・心房細動パターン等の新指標開発で第3軸創出を目指している。
- 3パートナーネットワーク: オリックス自動車や上位シェアのアルコールチェック管理各社との連携により、全国規模の間接販売チャネルを構築しつつある。
- 4品質認証体制: ISO 9001・ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017の3認証を取得し、SaaSサービスの信頼性・セキュリティ水準を第三者認証で担保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12026年6月期黒字化: 新3か年計画の第1マイルストーンとして2026年6月期に営業利益黒字化、2027年6月期に営業CFプラスを目標に掲げている。
- 22028年6月期KPI: 売上高1,657百万円・営業利益220百万円の達成を最終目標とし、D-Driveの基幹事業化とWork Mateの安定成長を両輪で推進する。
- 3第3軸創出: Work Mate・D-Driveの蓄積データから「自律神経機能異常」「注意力低下頻度」「心房細動パターン分析」の3指標を研究開発し、新事業ポートフォリオを構築する。
- 4チャネル多様化: アルコールチェック管理システム上位各社とのシステム連携を拡充し、既存ユーザーへのスムーズな乗り換え導線を整備して新規顧客獲得を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
売上高+21.6%回復: FY2025売上高は1,235百万円(前期比+21.6%)となり、6年ぶりに増収加速。IoT事業受注高は前期比+57.7%、受注残高は同+408.1%と急伸した。
固定資産減損325百万円: 先行投資期間の資産見直しで保有固定資産325百万円を全額減損計上し、純損失は493百万円に拡大、ROEは-28.5%となった。
顧客構成の大転換: 前期首位のオリックス自動車(33.0%)が12.4%に低下する一方、積水ハウス(22.8%)・住友理工(16.0%)が上位に浮上し、製造受託事業が前期比+251%に急拡大した。
Work Mateに法的追い風: 2025年6月の労働安全衛生規則改正により全事業者に熱中症対策が義務化され、Work Mateの導入数・引き合いが着実に増加していると経営者が明記した。
02
業績推移
売上高
12.4億円▲21.7%FY25
営業利益
-1.7億円▲32.1%FY25
純利益
-4.9億円▼43.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 18.8 | 17.6 | 12.9 | 11.7 | 9.8 | 10.2 | 12.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -2.1 | -2.3 | -2.5 | -1.7 |
| 経常利益 | 1.3 | 0.5 | -1.4 | -2.1 | -2.3 | -2.4 | -1.7 |
| 純利益 | 0.9 | 0.4 | -4.5 | -2.1 | -2.9 | -3.4 | -4.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 36.3 | 36.5 | 31.5 | 29.3 | 26.3 | 23.6 | 17.0 |
| 純資産 (自己資本) | 33.1 | 33.1 | 28.7 | 26.6 | 23.5 | 20.1 | 15.2 |
| 自己資本比率 (%) | 91.1 | 90.7 | 91.0 | 90.7 | 89.6 | 85.0 | 89.1 |
| 現金及び預金 | 23.2 | 22.3 | 20.3 | 17.2 | 15.2 | 14.3 | 12.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.0 | 0.4 | ▲1.3 | ▲2.2 | ▲0.9 | ▲3.6 | 0.4 |
| 投資CF | ▲1.2 | ▲0.9 | ▲0.7 | ▲0.9 | ▲1.1 | 2.8 | ▲2.3 |
| 財務CF | ▲0.4 | ▲0.4 | 0.1 | — | — | — | — |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EntrustedDevelopment0.0兆15.1%▲0.00兆-1.1%
EntrustedManufacturing0.0兆16.1%0.00兆25.1%
IoT0.0兆68.8%0.00兆6.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
63人
平均年齢
42.2歳
平均勤続
8.8年
単体 平均年収
571万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY20 実績1株配当 (年間)
3.00円
配当性向
252.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
3
FY20
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。