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株式会社ズーム

カブシキカイシャズーム上場電気機器6694EDINET: E33025
ZOOM CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
174億円
3.51%
営業利益 (FY25)
-0.6億円
110.71%
経常利益 (FY25)
-2.3億円
141.70%
純利益 (FY25)
-17.3億円
4314.63%
総資産
187億円
6.69%
自己資本比率
39.6%
ROE
-27.0%
27.60%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社ズームは、ハンディオーディオレコーダーやマルチエフェクター、デジタルミキサーなど音楽・クリエイター向け電子機器を企画・開発し、中国・東南アジアのEMSに生産を委託するファブレスメーカーである。販売は世界各国の代理店網を通じて行われ、海外売上高比率は83.3%に達する。2020年代前半はコロナ特需と円安追い風で売上高が2019年の86億円から2024年の181億円へほぼ倍増したが、FY2025は174億円(前期比-3.5%)へ反落し、営業損失0.6億円・純損失17億円と赤字に転落した。主因は北米市場でのハンディオーディオレコーダー需要の構造的縮小(スマートフォン・ワイヤレスマイクへの代替)、米国追加関税による原価上昇、および北米子会社ののれん減損を含む特別損失約10億円である。当期は本社リストラクチャリング・棚卸資産処分・のれん減損を実施して損益分岐点を引き下げており、修正後の中期経営計画では2026年度に売上高175億円・営業利益6.5億円の達成を目指す。一方でSound Service U.K.による欧州販売網拡充(前期比+18.9%)やStudioシリーズの好調など局所的な明るい材料もあり、製品ポートフォリオの再設計と収益構造の筋肉質化が株価回復の鍵となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ズームブランド製品の販売が主軸で、国内外代理店経由の売上が大半を占め、ディストリビューション事業(フックアップ・Sound Service等)が補完する。
  • 2顧客: ミュージシャン・映像クリエイターを中心に世界170か国以上に展開し、海外売上高比率は83.3%と高い。
  • 3価値提案: 「世界初」を追求するユニークな製品設計と手頃な価格帯で、録音・エフェクト・ミキシング機能をコンパクトに凝縮して提供する。
  • 4コスト構造: 開発は国内、生産は中国・東南アジアのEMS委託によるファブレス型で、固定費を抑えながら多品種展開を実現する。
Risks · リスク要因
  • 1為替リスク: 売上の約82%が米ドル建てであり、円高局面では売上高・売上総利益が直接圧縮され、総平均法採用により原価率悪化のタイムラグも生じる。
  • 2関税・通商政策リスク: 米国追加関税は既に顕在化しており、2026年2月に最高裁違法判決が出たものの税還付・代替政策の不確実性が高く、収益を直撃し続ける懸念がある。
  • 3市場構造変化リスク: スマートフォンやワイヤレスマイクの性能向上により主力のハンディオーディオレコーダー廉価帯市場が構造的に縮小しており、新製品戦略の遅延は業績に直結する。
  • 4海外代理店依存リスク: 海外売上の多くを独立代理店に依存しており、主要代理店との契約終了や関係悪化が営業力・ブランド価値に重大な影響を与えうる。
Strengths · 強み
  • 1製品企画力: 「商品開発5か条」に基づく世界初コンセプトの追求により、ハンディオーダーレコーダー等の市場を長年リードしてきた実績がある。
  • 2グローバル販売網: 北米・南欧・中欧に販売子会社を持ち、独立代理店と組み合わせて170か国以上をカバーする強固なチャネルを構築している。
  • 3ファブレスモデル: 開発リソースを製品企画・ソフトウェアに集中できるため、固定費を低く保ちながら多品種の新製品を同時並行で開発できる。
  • 4ディストリビューション事業: フックアップ(日本)・Mogar(南欧)・Sound Service(中欧・英国)により、ズームブランド以外の他社ブランドも取り扱い収益源を多角化している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期経営計画修正目標: 当初計画(売上高220億円・営業利益22億円)を大幅に修正し、2026年度に売上高175億円・営業利益6.5億円の達成を最優先目標とする。
  • 2成長戦略の再構築: 高音質・業務用途向けStudioシリーズ等に経営資源を再集中し、スマートフォンと競合する廉価帯からの価値軸転換を2026年に集中実施する。
  • 3収益構造の筋肉質化: 2025年実施のリストラクチャリング・のれん減損を踏まえ、外部環境変動を織り込んでも利益を確保できる低い損益分岐点構造へ転換する。
  • 4ディストリビューション事業の育成: フックアップ・Sound Service等を「第二の収益柱」と位置付け、M&Aを含む投資で日米欧の販売網をさらに拡充する方針を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高174億円(前期比-3.5%)・純損失17億円と赤字転落し、ROEは-27.0%に落ち込んだ。北米市場の販売不振と関税影響が主因である。
特別損失約10億円計上: 割増退職金・棚卸資産処分損・北米子会社Zoom North America LLCののれん減損を実施し、次期以降の資産健全化を図った。
Sound Service欧州拡大: 英国拠点が2024年10月にSCV Distribution Limitedの商圏を承継し、同カテゴリー売上高は前期比+18.9%の47億円超へ拡大した。
中期経営計画の数値目標修正: 2026年度の連結売上高目標を220億円から175億円へ、営業利益目標を22億円から6.5億円へそれぞれ大幅下方修正した。
02

業績推移

売上高
174億円3.5%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
-0.6億円110.7%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
-17.3億円4314.6%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高86.1104134132179181174
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益6.65.75.3-0.6
経常利益3.24.512.27.26.55.5-2.3
純利益2.55.08.53.80.90.4-17.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産78.5102108137193201187
純資産 (自己資本)48.851.459.165.979.286.274.2
自己資本比率 (%)62.150.454.648.341.142.939.6
現金及び預金23.127.020.321.628.332.930.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲0.59.96.4▲5.98.25.96.0
投資CF▲4.6▲12.7▲4.8▲1.8▲24.4▲2.4▲6.9
財務CF▲0.37.2▲9.47.322.30.1▲1.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
93
平均年齢
39.7
平均勤続
9.8
単体 平均年収
777万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1飯島 雅宏0.4百万株8.25%
#2株式会社サウンドハウス0.4百万株8.21%
#3公益財団法人ズームグループ学術振興財団0.3百万株8.09%
#4莅戸 道人0.3百万株7.36%
#5DEUTSCHE BANK AG, FRANKFURT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.3百万株7.09%
#6松尾 泉0.2百万株4.86%
#7THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIAL ACCOUNT NO.1(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.2百万株4.01%
#8ズーム社員持株会0.1百万株3.05%
#9河野 達哉0.1百万株1.43%
#10山田 達三0.1百万株1.42%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
32.00+1
配当性向
%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
62
FY21
102
FY22
50
FY23
30
FY24
31
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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