株
株式会社トラース・オン・プロダクト
カブシキガイシャトラースオンプロダクト上場電気機器6696EDINET: E33323TRaaS On Product Inc.
決算期: 01月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
4.1億円
32.15%営業利益 (FY25)
0.1億円
107.14%経常利益 (FY25)
0.1億円
109.21%純利益 (FY25)
0.0億円
102.33%総資産
5.4億円
5.65%自己資本比率
76.0%
—ROE
0.6%
24.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社トラース・オン・プロダクトは、IoT端末(STB等)の受注型製品販売、デジタルサイネージや省エネAIを中心とするSaaS月額課金サービス(TRaaS事業)、エンジニア派遣・システム開発(テクニカルサービス事業)の3セグメントを展開する神奈川県横浜市の小型上場IT企業である。FY2025(当連結会計年度)は売上高4.9億円と前期比で増収に転じたものの、営業損失3,600万円・純損失6,200万円と依然赤字が続いており、利益剰余金の累積欠損は7.8億円に達している。 ビジネス転換の核はデジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」で、大手携帯キャリアショップ約2,000店舗への設置完了により月額収益の積み上げが本格化した点は前向きな変化である。一方、AI電力削減ソリューション「AIrux8」の戦略見直しや半導体供給逼迫による大型STB案件の期ズレが業績の足を引っ張った。2025年8月に完全子会社化した株式会社アクスト東日本(延べ1,500社の顧客網)の活用によるクロスセル拡大が収益改善の鍵を握るが、売上規模の小ささと特定顧客集中(加賀電子27.3%、クロスバリュー15.2%)はリスク要因として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: TRaaS29%・受注型Product45%・テクニカルサービス26%の3セグメントで売上4.9億円を構成する。
- 2顧客: 国内外の流通小売・ホテル・携帯キャリア等BtoB顧客に対しIoT機器とSaaSを組み合わせて提供する。
- 3価値提案: 開発から製造まで一気通貫でIoT製品を提供し、SaaS月額課金による継続収益への転換を推進する。
- 4コスト構造: 製品仕入の63.1%を中国委託先に依存し、ソフト開発費・人件費が主要費用となる構造である。
Risks · リスク要因
- 1累積赤字と財務脆弱性: 利益剰余金の欠損が7.8億円に達し、ROE0.6%と資本効率が極めて低水準で継続的な資金調達リスクがある。
- 2特定顧客依存: 加賀電子27.3%・クロスバリュー15.2%と上位2社で売上の4割超を占め、取引縮小時の影響が大きい。
- 3中国製造依存と半導体調達リスク: 仕入の63.1%を中国委託先に依存し、半導体供給逼迫により大型案件が期ズレした実績がある。
- 4SaaS転換の不確実性: 「AIrux8」の戦略見直しが長期化しており、主力育成製品の収益化遅延が業績変動を拡大するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1SaaS基盤: 「CELDIS」が大手携帯キャリアショップ約2,000店舗に導入済みで月額積み上げ型収益が安定化しつつある。
- 2子会社ネットワーク: 2025年8月子会社化のアクスト東日本が延べ1,500社の顧客網を持ち、クロスセル基盤を強化した。
- 3一気通貫開発: 製品開発・製造・サービス提供を内製化しており、顧客ニーズに応じた柔軟なカスタマイズが可能である。
- 4ISO認証: ISO9001・ISO27001を取得しており、品質・情報セキュリティ面で一定の信頼性を対外的に示している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1SaaS課金化: 「CELDIS」の導入店舗拡大と「AIrux」のDXブランド化により、2026年3月期以降の月額収益積み上げを加速する。
- 2パートナー協業: 各業界専門パートナーとの協業体制を構築し、営業リソースを提案型・複合提案に集中させ新規市場を開拓する。
- 3クロスセル深耕: アクスト東日本の1,500社顧客網を活用し、IoT製品・SaaSの追加提案でグループ全体の既存顧客単価を引き上げる。
- 4品質・ガバナンス強化: ISO27000シリーズの認証維持・新規取得と内部監査室の強化により、信頼性向上と内部統制の整備を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高4.9億円(前期比+32%)も営業損失3,600万円・純損失6,200万円と赤字継続、SaaS転換コストが重荷となった。
「CELDIS」が第3四半期に大手携帯キャリアショップ約2,000店舗への設置を完了し、月額収益の本格積み上げが始まった。
2025年8月にアクスト東日本を完全子会社化(取得支出6,100万円)し、第3四半期から売上寄与・顧客網活用が開始した。
半導体供給逼迫で第4四半期予定の大型STB案件が来期へ期ズレし、「AIrux8」の戦略見直しも重なり利益面の下押し要因となった。
02
業績推移
売上高
4.1億円▲32.2%FY25
営業利益
0.1億円▲107.1%FY25
純利益
0億円▲102.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.9 | 7.8 | 5.9 | 4.0 | 5.0 | 3.1 | 4.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.6 | -0.1 | -0.7 | 0.1 |
| 経常利益 | -1.5 | -1.0 | -2.9 | -3.6 | -0.1 | -0.8 | 0.1 |
| 純利益 | -1.7 | -1.2 | -3.7 | -5.2 | -0.2 | -0.9 | 0.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 13.5 | 11.7 | 9.4 | 3.0 | 5.3 | 5.1 | 5.4 |
| 純資産 (自己資本) | 12.0 | 10.9 | 7.3 | 2.1 | 3.3 | 4.1 | 4.1 |
| 自己資本比率 (%) | 89.2 | 93.5 | 77.6 | 69.9 | 62.1 | 79.5 | 76.0 |
| 現金及び預金 | 7.9 | 6.2 | 3.7 | 1.2 | 3.9 | 3.3 | 3.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲2.6 | ▲1.0 | ▲1.2 | ▲2.6 | 0.2 | ▲0.7 | 0.3 |
| 投資CF | ▲0.6 | ▲0.7 | ▲2.4 | 0.9 | 0.2 | ▲0.5 | ▲0.5 |
| 財務CF | 0.1 | 0.0 | 1.1 | ▲0.4 | 2.3 | 0.7 | 0.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
0.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.6%
自己資本利益率
ROA
0.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
ProductSalesBusiness0.0兆45.1%
TechnicalService0.0兆25.5%
TraaSBusiness0.0兆29.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
25人
平均年齢
42.8歳
平均勤続
8.6年
単体 平均年収
645万円
連結従業員数 推移
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
FY26
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。