富
富士通株式会社
フジツウカブシキガイシャ上場電気機器6702EDINET: E01766FUJITSU LIMITED
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
3.55兆円
2.10%営業利益 (FY25)
0.27兆円
77.52%経常利益 (FY25)
0.20兆円
48.67%純利益 (FY25)
0.22兆円
13.62%総資産
3.50兆円
0.48%自己資本比率
49.8%
—ROE
12.6%
2.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
富士通は売上高3.55兆円規模の総合ITサービス企業であり、基幹システム構築・運用からクラウド移行支援、AIソリューション提供までを手がける。主力ブランド「Fujitsu Uvance」はFY2025に4,828億円(前期比+31%)に拡大し、コンサルティング主導の高付加価値案件獲得が加速している。国内リージョンズ(Japan)は調整後営業利益率19.9%と高収益を維持しつつ、海外リージョンズは構造改革の効果で利益率が1.7%から4.1%へ改善した。一方、ノンコアのデバイスソリューション(新光電気工業・FDK・富士通オプティカルコンポーネンツ)を順次カーブアウトし、ポートフォリオを純化している。テクノロジー面では256量子ビット機の開発や次世代プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」、Cohere社との共同大規模言語モデル「Takane」など先端技術への投資も継続しており、2030年に向けて「ネットポジティブを実現するテクノロジーカンパニー」への転換を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サービスソリューション(売上の63%)が主柱で、システム開発・運用・クラウド移行・コンサルティングが中心である。
- 2顧客: 国内外の大企業・官公庁向けにITシステム構築から運用保守まで一貫して提供している。
- 3価値提案: 「Fujitsu Uvance」でAI・クラウドを活用したDX支援とモダナイゼーションを提供し、継続課金比率を高めている。
- 4コスト構造: 売上原価率は約67%で人件費比率が高く、ジョブ型人事制度導入や構造改革で固定費圧縮を進めている。
Risks · リスク要因
- 1情報セキュリティインシデント: 度重なる情報漏洩事案が発生しており、再発時は顧客信用失墜・制裁金・大型案件喪失リスクが高い。
- 2システム品質・不採算プロジェクト: 開発複雑化に伴う納期遅延や瑕疵発生が損益を直撃し、企業レピュテーションを毀損する恐れがある。
- 3海外事業の構造改革長期化: 海外リージョンは依然利益率4.1%と低く、Europe・Asia Pacific再編が計画通り完了しない可能性がある。
- 4グローバルソリューション収益悪化: グローバルソリューション部門の調整後営業利益率がFY2025に△1.1%に悪化しており、グローバル展開の採算回復が急務である。
Strengths · 強み
- 1国内SIの圧倒的基盤: リージョンズ(Japan)の売上1.31兆円・調整後営業利益率19.9%は国内ITサービス首位水準の収益力を示している。
- 2モダナイゼーション需要の取込: レガシー刷新ビジネスの売上が前期比+86%と急拡大し、次世代DX案件への入口として機能している。
- 3先端技術ポートフォリオ: 量子コンピュータ・生成AI「Takane」・次世代プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」を自社開発し差別化を図っている。
- 4ポートフォリオ純化の進展: デバイス3社をカーブアウトし資本効率が改善、ROE12.6%達成とさらなる向上余地を創出している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Fujitsu Uvance拡充: AI・パートナーソリューションを統合したオファリングを拡充し、Vertical領域比率を36%超へ引き上げる計画である。
- 2量子コンピュータ商用化: 2025年度中に256量子ビット機を提供開始し、2026年度には1,000量子ビット機を川崎の専用施設に設置する予定である。
- 3海外収益改善: 2025年度中にEuropeリージョンの構造改革を完了させ、全海外エリアで採算性向上を目指している。
- 4ジョブ型人事制度の全面展開: 2026年4月から新卒にも適用し、報酬水準を2023-2024年度で約20%引き上げ人材競争力を強化する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高3兆5,501億円(+2.1%)、営業利益2,650億円(+77.5%)、調整後当期利益2,409億円で2期連続過去最高益を更新した。
ノンコア3社カーブアウト完了: 新光電気工業・FDK・富士通オプティカルコンポーネンツの株式譲渡が完了しデバイス事業を全てカーブアウトした。
生成AI「Takane」提供開始: Cohere Inc.と共同開発した日本語特化の大規模言語モデルをFY2024下期より「Fujitsu Kozuchi」の一環として提供開始した。
富士通ゼネラル譲渡: 株式会社パロマ・リームホールディングスへの譲渡契約を2025年1月に締結し、2025年上期中に完了予定である。
02
業績推移
売上高
3.55兆円▲2.1%FY25
営業利益
0.27兆円▲77.5%FY25
純利益
0.22兆円▼13.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.95 | 3.86 | 3.59 | 3.59 | 3.71 | 3.48 | 3.55 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.22 | 0.34 | 0.15 | 0.27 |
| 経常利益 | 0.16 | 0.23 | 0.14 | 0.16 | 0.14 | 0.13 | 0.20 |
| 純利益 | 0.10 | 0.16 | 0.20 | 0.18 | 0.22 | 0.25 | 0.22 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3.10 | 3.19 | 3.19 | 3.33 | 3.27 | 3.51 | 3.50 |
| 純資産 (自己資本) | 1.13 | 1.24 | 1.45 | 1.59 | 1.59 | 1.75 | 1.74 |
| 自己資本比率 (%) | 36.5 | 38.9 | 45.5 | 47.7 | 48.6 | 49.9 | 49.8 |
| 現金及び預金 | 0.42 | 0.45 | 0.48 | 0.48 | 0.36 | 0.34 | 0.32 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.10 | 0.35 | 0.31 | 0.25 | 0.22 | 0.31 | 0.30 |
| 投資CF | 0.00 | ▲0.11 | ▲0.07 | ▲0.06 | ▲0.04 | ▲0.16 | ▲0.09 |
| 財務CF | ▲0.14 | ▲0.19 | ▲0.22 | ▲0.19 | ▲0.31 | ▲0.18 | ▲0.24 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
120.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.6%
自己資本利益率
ROA
6.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
34,850人
平均年齢
43.1歳
平均勤続
18.2年
単体 平均年収
929万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
42.00円-348
配当性向
23.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
260
FY21
300
FY22
330
FY23
360
FY24
390
FY25
42
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。