ウ
ウインテスト株式会社
ウインテストカブシキガイシャ上場電気機器6721EDINET: E02083Wintest Corp.
決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
4.3億円
2.88%営業利益 (FY25)
-12.2億円
12.45%経常利益 (FY25)
-12.2億円
11.33%純利益 (FY25)
-12.4億円
12.30%総資産
9.2億円
23.10%自己資本比率
37.4%
—ROE
-242.5%
147.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ウインテスト株式会社は、ディスプレイドライバIC(DDIC)・イメージセンサー・ディスプレイアレイ向け半導体自動検査装置を設計・製造・販売する小型の専業メーカーである。主力製品はWTS-577SR/SX・WTS-9000等で、中国武漢の製造子会社と台湾販売代理店Viccom社を通じ中国・台湾市場(売上の約60%)を主戦場とする。 財務状況は極めて深刻で、FY2025売上高は4億円(前年比+2.9%)にとどまる一方、棚卸資産評価損6億円を含む売上原価の膨張により営業損失12億円・純損失12億円を計上した。ROEは-242.5%に達し、純資産は3.4億円まで縮小している。売上規模は2019年の8億円から半減した状態が続いており、複数年にわたる赤字と営業キャッシュ・フローの流出(FY2025は7.5億円のマイナス)により、継続企業の前提に重要な疑義が付されている。AI関連投資への集中が民生・産業向け半導体設備投資を抑制するという構造的な逆風が直接の業績悪化要因であり、2026年の黒字化実現には受注残5億円の確実な出荷と市場回復が前提条件となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ディスプレイドライバIC・イメージセンサー向け半導体検査装置の販売が売上の実質100%を占めている。
- 2顧客: 中国・台湾の半導体テストハウスや製造工場が主要顧客で、売上比率は中国・台湾60%・日本40%となっている。
- 3価値提案: 超多ピン・高速・高精度の同時多数個測定と高コストパフォーマンスを武器に、ニッチ市場でシェア確保を目指している。
- 4コスト構造: 中国子会社ウインテスト武漢での組立・量産と関連会社PMI社との協業により製造コストの低減を図っている。
Risks · リスク要因
- 1継続企業の疑義: 複数期連続の大幅赤字と純資産3.4億円まで毀損が進み、資金繰り悪化による事業継続リスクが極めて高い水準にある。
- 2AI二極化による市場縮小: AI関連投資集中により民生・産業向け設備投資がマイナス成長となり、当社の主要顧客の投資凍結が長期化するリスクがある。
- 3中国・台湾への地政学的集中: 売上の約60%を中国・台湾に依存しており、米中摩擦や台湾有事等の政治的変化が業績に直撃するリスクがある。
- 4棚卸資産・資金調達リスク: 評価損計上後も在庫リスクが残存し、新株予約権行使に依存した資金調達が続けば希薄化と株価下落圧力が継続する。
Strengths · 強み
- 1DDIC検査の独自技術: 17Gbpsから40Gbpsへの高速データ転送技術を開発し、競合3~4社に対しコストパフォーマンス優位を主張している。
- 2マルチプラットフォーム設計: 筐体・インターフェース・ソフトウェアを共通化し、顧客がボード交換で複数検査ニーズに対応できる拡張性を持つ。
- 3中国現地製造拠点: 武漢子会社による現地組立体制が、コスト競争力と顧客への迅速な対応力を支えている。
- 4受注残5億円の潜在売上: FY2025末時点で受注残4.9億円を確保しており、市場回復時の売上転換余地が存在している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12026年黒字化の最優先: 受注残4.9億円の出荷転換と棚卸評価損計上済み在庫の原価低減効果を活用し、2026年度の営業黒字回復を最重要目標とする。
- 2次世代装置WTS-9000の拡販: 超多ピン・高速・高精度のフラッグシップ機を中国・台湾市場に投入し、ディスプレイドライバIC分野のシェア拡大を狙う。
- 3新規事業の育成: IoTヘルスケア・重量キャンセル型ハンドリフター・強アルカリ水素イオン洗浄水生成装置など非半導体分野の収益貢献を模索している。
- 4M&Aによる領域拡張: 汎用ロジック・メモリーデバイス・パワーデバイス検査分野へのM&A参入を中長期目標として掲げ、企業価値向上を計画している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の深刻な悪化: 売上高4.3億円(前年比+2.9%)に対し、棚卸資産評価損6億円計上が響き純損失12.4億円・ROE -242.5%を記録した。
棚卸資産評価損6億円の一括計上: 2026年黒字化に向けた財務健全化措置として連結で5.99億円の評価損を計上し、今後の原価率改善に寄与する見込みである。
新株予約権行使による7億円の資金調達: 財務活動CFは+6.7億円となり、株式発行収入7億円が当面の運転資金を支えているが、希薄化リスクを伴う。
受注残4.9億円と案件の2026年ずれ込み: 複数の先行デモ・ベンチマーク案件がFY2025中に受注売上化できず、2026年に繰り越されている状況である。
02
業績推移
売上高
4.3億円▲2.9%FY25
営業利益
-12.2億円▼12.5%FY25
純利益
-12.4億円▼12.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.9 | 8.1 | 3.1 | 2.1 | 4.1 | 4.2 | 4.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -6.9 | -5.6 | -10.8 | -12.2 |
| 経常利益 | -5.4 | 0.5 | -6.7 | -6.8 | -5.5 | -10.9 | -12.2 |
| 純利益 | -6.2 | 0.3 | -6.3 | -6.9 | -5.6 | -11.1 | -12.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 24.0 | 24.1 | 19.0 | 19.0 | 19.7 | 12.0 | 9.2 |
| 純資産 (自己資本) | 20.7 | 21.3 | 15.9 | 13.5 | 16.6 | 7.0 | 3.4 |
| 自己資本比率 (%) | 86.2 | 88.4 | 83.9 | 71.1 | 84.3 | 58.6 | 37.4 |
| 現金及び預金 | 13.2 | 9.3 | 2.2 | 2.8 | 3.6 | 0.9 | 0.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲11.6 | ▲3.8 | ▲8.6 | ▲6.1 | ▲5.6 | ▲6.6 | ▲7.5 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲0.3 | 0.2 | 0.0 | — | ▲0.0 | ▲0.3 |
| 財務CF | 25.6 | ▲0.0 | 0.7 | 6.7 | 6.4 | 1.7 | 6.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
49人
平均年齢
53.0歳
平均勤続
19.0年
単体 平均年収
527万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。