株
株式会社京三製作所
カブシキガイシャキョウサンセイサクショ上場電気機器6742EDINET: E01770Kyosan Electric Manufacturing Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
854億円
21.05%営業利益 (FY25)
61.1億円
145.36%経常利益 (FY25)
66.5億円
103.93%純利益 (FY25)
47.8億円
39.28%総資産
1260億円
2.75%自己資本比率
41.0%
—ROE
9.4%
2.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社京三製作所は、鉄道信号システム・道路交通システムを中核とする「信号システム事業」(売上の83%)と、半導体・FPD製造装置向け電源装置を手掛ける「パワーエレクトロニクス事業」(同17%)の2セグメントで構成される社会インフラ系電機メーカーである。本社・主力工場は横浜市に集約され、海外8拠点を活かしてインド・シンガポール等の新興国インフラ市場にも展開している。 FY2025(2025年3月期)は売上高854億円(前期比+21%)、営業利益61億円(同+145%)と大幅増収増益を実現した。信号システム事業では国内LED信号灯器への更新需要とインド向け電子連動装置受注が牽引し、パワーエレクトロニクス事業では半導体市況回復とFPD向け前倒し受注が追い風となった。一方、2025年4月始動の新中期経営計画「KYOSAN Next Step 2028」では、前計画で未達のパワーエレクトロニクス拡大・財務基盤強化・新規事業創出を引き続き課題と位置付けており、資本収益性向上(ROE目標明示)と海外売上拡大が中長期の投資家注目ポイントとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 信号システム事業が売上の83%を占め、鉄道・道路インフラ向け長期受注型ビジネスが安定基盤となっている。
- 2顧客: 国内鉄道事業者・自治体を主要顧客とし、インド・シンガポール等海外インフラ案件でグローバル展開を拡大している。
- 3価値提案: 安全・高信頼性の鉄道信号システムとAI・IoT対応の道路交通製品で交通インフラの高度化に貢献している。
- 4コスト構造: 横浜本社工場への生産集中型で、原材料・部品調達コストと人件費が主要コストドライバーとなっている。
Risks · リスク要因
- 1信号システム受注は顧客の年度予算に連動して下半期偏重・年度変動が大きく、個別大型案件の延期が業績を直撃するリスクがある。
- 2パワーエレクトロニクス事業は半導体・FPD市況の需給サイクルに業績が左右されやすく、FY2023-2024のように急激な落ち込みが生じる。
- 3原材料・部品価格の高騰や供給不足が製造コスト上昇・納期遅延を引き起こし、受注型ビジネスでの利益率悪化につながる可能性がある。
- 4海外事業拡大に伴う為替変動・カントリーリスク・知的財産侵害など、グローバル展開固有のリスクが業績・財政状態に影響を及ぼす。
Strengths · 強み
- 1国内鉄道信号市場での長年の納入実績と高い信頼性により、主要鉄道事業者との継続的な取引関係を維持している。
- 22028年3月の交通信号白熱電球製造終了に伴うLED化需要を着実に取り込み、道路事業の受注・売上が堅調に推移している。
- 3インド向け電子連動装置やシンガポール向け信号設備など、新興国インフラ投資拡大期に対応できる海外8拠点体制を保有する。
- 4半導体・FPD製造装置用電源装置でニッチトップポジションを持ち、市況回復局面でのFY2025パワーエレクトロニクス売上は+40%増となった。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中期経営計画「KYOSAN Next Step 2028」(2025-2028年)で12の基本戦略を掲げ、資本収益性向上と成長投資の両立を目指す。
- 2GOA2.5自動運転・無線式列車制御システムの製品化とCBM活用保守製品の拡販により、2028年度までに信号システム事業の顧客価値を拡大する。
- 3パワーエレクトロニクス事業では2026年3月期の市況回復を見込み、生産性向上・新製品投入によるマーケットシェアと売上拡大を推進する。
- 4インド・ヨーロッパ市場での受注拡大とグローバル人財育成を加速し、海外売上比率の向上と新規顧客獲得を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高854億円(前期比+21%)、営業利益61億円(同+145%)と過去最高水準を更新し、中期計画最終年を増収大幅増益で締めた。
信号システム事業の受注高は664億円(+6.8%)、売上高は711億円(+17.8%)で、インド向け電子連動装置と国内ホームドアが貢献した。
パワーエレクトロニクス事業の売上高は142億円(+40.2%)に急回復し、セグメント利益は12億円と前期の△3億円から黒字転換を達成した。
2025年4月に新中期経営計画「KYOSAN Next Step 2028」を始動し、企業理念・ビジョン・行動規範を刷新して持続的成長体制を再構築した。
02
業績推移
売上高
854億円▲21.0%FY25
営業利益
61.1億円▲145.4%FY25
純利益
47.8億円▲39.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 693 | 728 | 622 | 729 | 723 | 705 | 854 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 29.7 | 22.1 | 24.9 | 61.1 |
| 経常利益 | 34.7 | 33.4 | 16.6 | 34.2 | 26.8 | 32.6 | 66.5 |
| 純利益 | 23.1 | 19.7 | -79.2 | 119 | 20.7 | 34.3 | 47.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1029 | 1068 | 1027 | 1129 | 1144 | 1296 | 1260 |
| 純資産 (自己資本) | 463 | 454 | 374 | 450 | 462 | 496 | 517 |
| 自己資本比率 (%) | 45.0 | 42.5 | 36.4 | 39.8 | 40.4 | 38.3 | 41.0 |
| 現金及び預金 | 56.2 | 61.1 | 76.0 | 91.8 | 56.9 | 91.8 | 81.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲29.0 | 12.1 | ▲14.3 | 150 | ▲29.1 | ▲59.0 | 37.4 |
| 投資CF | ▲23.5 | ▲27.3 | ▲27.8 | ▲0.1 | ▲14.5 | 17.2 | ▲3.2 |
| 財務CF | 67.4 | 21.0 | 55.7 | ▲135 | 8.0 | 74.1 | ▲44.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
76.28
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.4%
自己資本利益率
ROA
3.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
PowerElectronicsBusiness0.0兆16.7%0.00兆8.4%
RailwaySignalingSystemsAndTrafficManagementSystemsBusiness0.1兆83.3%0.01兆13.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,396人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
809万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
28.00円+3
配当性向
34.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
22
FY21
20
FY22
23
FY23
23
FY24
25
FY25
28
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。