シ
シャープ株式会社
シャープカブシキガイシャ上場電気機器6753EDINET: E01773Sharp Corporation
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
2.16兆円
6.97%営業利益 (FY25)
0.03兆円
234.39%経常利益 (FY25)
0.02兆円
349.20%純利益 (FY25)
0.04兆円
124.07%総資産
1.45兆円
8.57%自己資本比率
11.5%
—ROE
24.4%
109.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
シャープは家電・テレビ・PC・複合機などのブランド事業と、液晶ディスプレイ・電子デバイスのデバイス事業を展開する総合電機メーカーである。親会社は台湾の鴻海精密工業で、その資本・技術基盤を活用しながら事業再建を進めている。売上高は2023年度の2.55兆円をピークに2期連続で減少し、FY2025は2.16兆円となったが、これはディスプレイデバイス事業のアセットライト化(堺工場停止・資産売却・事業譲渡)を意図的に進めた結果である。一方でブランド事業は3セグメントすべてが増収増益を達成し、PC事業のWindows 10特需や複合機の北米拡大などが牽引した。営業利益は273億円(前年は-203億円)と黒字転換し、固定資産売却益781億円や投資有価証券売却益283億円も加わり純利益は361億円を確保した。2025年5月に発表した中期経営計画では、ブランド事業への成長資金を従来比2倍以上に拡充し、2027年度にブランド事業営業利益率7%・全社営業利益800億円を目標に掲げた。ディスプレイ事業は車載・XR・産業用に特化して黒字化を目指しており、亀山第2工場の鴻海グループへの譲渡(2026年8月予定)も具体化している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ブランド事業(家電・PC・複合機・スマートフォン)が売上の中核を担い、デバイス事業(液晶・電子部品)が縮小中である。
- 2顧客: 国内外の一般消費者・法人・官公庁に幅広く販売し、海外売上比率はFY2025で59.4%を占める。
- 3価値提案: IGZO・AIoT・超低反射などの独自技術を用いた高付加価値製品とDXサービスを組み合わせて提供する。
- 4コスト構造: 製造拠点のアセットライト化で固定費を削減しつつ、鴻海グループの生産力を活用してコスト競争力を維持する。
Risks · リスク要因
- 1総資産比35.6%の有利子負債を抱え、金利上昇や財務制限条項抵触により期限の利益を喪失するリスクがある。
- 2売上の約60%が海外で、円安による調達コスト増と輸出採算悪化が営業利益を圧迫する為替リスクが継続する。
- 3米国関税政策の強化や地政学的緊張がサプライチェーンを混乱させ、部材調達コストや顧客需要に悪影響を与える可能性がある。
- 4親会社鴻海との戦略整合が崩れた場合、シナジー消滅や経営自律性の喪失が少数株主の利益を損なうリスクがある。
Strengths · 強み
- 1IGZO技術など独自ディスプレイ技術を保有し、XR用超高精細LCDで圧倒的市場シェアを持続している。
- 2鴻海精密工業の傘下として製造コスト・資金調達力・グローバルサプライチェーンへのアクセスを享受できる。
- 3ASEAN・米州・中近東など多様な海外販路を持ち、白物家電やオフィスソリューションで地域分散リスクを低減している。
- 4PC・複合機・AIoT家電など複数のブランド事業が独立採算で利益を確保し、特定事業への依存リスクを分散している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12027年度に全社営業利益800億円・ブランド事業営業利益率7%(挑戦目標)の達成を中期経営計画の数値目標として掲げている。
- 2ブランド事業に従来比2倍以上の成長資金を投下し、生成AI対応家電・ASEAN展開・SaaS型DXサービスを重点拡大する。
- 3ディスプレイ事業は亀山第2工場を2026年8月迄に鴻海へ譲渡し、車載・XR・産業用の高付加価値領域に集中して黒字化を目指す。
- 4EV・AIデータソリューション・インダストリーDX・宇宙などのNext Innovationで新産業領域への参入を着手する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2.16兆円(前年比-7%)の一方、営業利益273億円・純利益361億円と3期ぶりに全利益段階で黒字を回復した。
堺工場の生産停止と土地・建物のソフトバンクへの売却で固定資産売却益781億円を計上し、財務改善を加速した。
スマートオフィスセグメントはWindows 10特需でPC事業が急拡大し、売上高6,806億円(前年比+16.9%)・利益426億円(+43.6%)を達成した。
2025年5月に新中期経営計画と組織再編(ブランド事業を「スマートライフ」「スマートワークプレイス」の2BGに再編)を発表した。
02
業績推移
売上高
2.16兆円▼7.0%FY25
営業利益
0.03兆円▲234.4%FY25
純利益
0.04兆円▲124.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.39 | 2.26 | 2.43 | 2.50 | 2.55 | 2.32 | 2.16 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.08 | -0.03 | -0.02 | 0.03 |
| 経常利益 | 0.06 | 0.05 | 0.06 | 0.11 | -0.03 | -0.01 | 0.02 |
| 純利益 | 0.06 | 0.01 | 0.05 | 0.07 | -0.26 | -0.15 | 0.04 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.85 | 1.81 | 1.93 | 1.96 | 1.77 | 1.59 | 1.45 |
| 純資産 (自己資本) | 0.36 | 0.27 | 0.36 | 0.47 | 0.22 | 0.16 | 0.17 |
| 自己資本比率 (%) | 19.3 | 15.0 | 18.9 | 24.0 | 12.5 | 9.9 | 11.5 |
| 現金及び預金 | 0.23 | 0.17 | 0.29 | 0.24 | 0.21 | 0.22 | 0.24 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.08 | 0.07 | 0.20 | 0.08 | 0.01 | 0.12 | ▲0.00 |
| 投資CF | ▲0.17 | ▲0.13 | ▲0.01 | ▲0.03 | ▲0.04 | 0.01 | 0.10 |
| 財務CF | ▲0.09 | 0.00 | ▲0.08 | ▲0.12 | ▲0.02 | ▲0.15 | ▲0.07 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
55.59
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
24.4%
自己資本利益率
ROA
2.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DisplayDevice0.5兆22.9%▲0.04兆-8.2%
ElectronicDevice0.2兆8.7%0.01兆3.1%
SmartLifeAndEnergy0.5兆21.3%0.02兆4.4%
SmartOffice0.7兆31.5%0.04兆6.3%
UniversalNetwork0.3兆15.7%0.02兆5.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5,636人
平均年齢
45.3歳
平均勤続
21.1年
単体 平均年収
753万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY22 実績1株配当 (年間)
40.00円+10
配当性向
29.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
20
FY20
18
FY21
30
FY22
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。