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TDK株式会社
ティーディーケイカブシキガイシャ上場電気機器6762EDINET: E01780TDK Corporation
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
2.20兆円
4.80%営業利益 (FY25)
0.22兆円
29.67%経常利益 (FY25)
0.24兆円
32.68%純利益 (FY25)
0.17兆円
34.06%総資産
3.54兆円
3.69%自己資本比率
50.8%
—ROE
9.5%
1.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
TDKは1935年創業のフェライト磁性材料ベンチャーを源流に持ち、現在は受動部品・センサ応用製品・磁気応用製品・エナジー応用製品の4セグメントを展開するグローバル電子デバイスメーカーである。売上高2.20兆円のうちエナジー応用製品(主に二次電池)が1.18兆円(53%)と圧倒的な比重を占め、中国向け売上が全体の54%に達するなど中国依存度が高いことが事業構造の特徴だ。FY2025は前期比4.8%増収・営業利益29.7%増益と大幅改善を果たし、データセンター向けHDD需要の急回復と円安効果(営業利益への為替寄与は約197億円)が主因となった。一方、受動部品は産業機器向け低迷と自動車BEV需要停滞を受け売上・利益ともに減少し、中期経営計画(FY2025〜FY2027)では「事業基盤強化」を最優先課題として収益力の底上げを図る。GX・DXの加速を大きな成長機会と位置づけ、AI/データセンター・電動化・Beyond 5Gへの製品展開を軸に、材料・プロセス技術の深化と事業ポートフォリオ管理の高度化を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: エナジー応用製品(二次電池)が売上1.18兆円・利益2,344億円と全社収益の中核を担っている。
- 2顧客: ICT・自動車・産業機器向けに電子部品を世界170カ国超で供給し、海外売上比率は92.1%である。
- 3価値提案: フェライトを起源とする材料・プロセス技術を基盤に、受動部品からエネルギーデバイスまで垂直統合で提供している。
- 4地域構成: 中国54%・アジア他24%・欧州8%・米州6%で、中国・アジアへの依存度が極めて高い構造である。
Risks · リスク要因
- 1中国集中リスク: 売上の54%・生産の約59%が中国に集中し、米中関税・輸出規制・地政学リスクが業績に直結する構造的脆弱性がある。
- 2為替感応度の高さ: 海外売上比率92%で、米ドル1円の円高で営業利益約20億円、ユーロ1円で約3億円の減益影響を受ける。
- 3受動部品・センサの収益低迷: 産業機器向け設備投資の低調とBEV需要停滞で受動部品利益が前期比36.8%減と大幅悪化し、回復時期が不透明である。
- 4非金融資産の減損リスク: 有形固定資産・のれん・無形資産の合計が1.32兆円に達し、需要変動や事業環境悪化時に大規模減損が生じる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1材料技術の深度: 創業以来90年のフェライト研究を起点とする独自材料・プロセス技術が製品差別化の根幹を形成している。
- 2二次電池の規模優位: エナジー応用製品セグメント売上1.18兆円・利益率19.9%で、スマートフォン向け電池で世界トップ級の量産力を有する。
- 3HDDサプライチェーンの寡占: HDD用ヘッド・サスペンションでグローバルシェア上位を占め、データセンター需要拡大の恩恵を直接享受できる。
- 4多角的製品ポートフォリオ: 受動部品・センサ・磁気・エナジーの4セグメントがGX・DX双方の需要トレンドをカバーするリスク分散構造である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画(FY2025〜FY2027): 「事業基盤強化」を最優先とし、主力事業の収益力強化と課題事業への対処を3年間で断行する方針である。
- 2GX・DX需要の取り込み: データセンター向けHDD・AI向け部品・EV向けセンサ・再生可能エネルギー向けコンデンサ等で新規需要を確実に捉える。
- 3事業ポートフォリオ管理の高度化: マテリアリティに基づき事業ポートフォリオマネジメント体制を確立し、資本効率・FCF・株主還元のバランスを最適化する。
- 4人財・R&D投資の強化: 材料・プロセス・ソフトウェア領域での知的資本深化と多様な人財育成を通じ、電子デバイス領域のリーディングポジションを確立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅改善: 売上高2.20兆円(前期比+4.8%)、営業利益2,242億円(同+29.7%)、純利益1,672億円(同+34.1%)と全利益項目で過去最高水準に迫った。
HDD需要の急回復が牽引: データセンター向けニアラインHDD需要が大幅回復し、磁気応用製品の売上が前期比+21.4%、セグメント利益は前期の損失358億円から黒字転換した。
エナジー応用製品が全社を支える: 売上1.18兆円(+4.9%)、セグメント利益2,344億円(+19.8%)と過去最高益を更新し、全社営業利益の約104%相当を稼ぎ出した。
受動部品・自動車向けが逆風: 産業機器の設備投資低迷とBEV需要停滞で受動部品セグメント利益が前期比36.8%減の341億円にとどまり、回復が中期計画の課題となっている。
02
業績推移
売上高
2.20兆円▲4.8%FY25
営業利益
0.22兆円▲29.7%FY25
純利益
0.17兆円▲34.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.38 | 1.36 | 1.48 | 1.90 | 2.18 | 2.10 | 2.20 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.17 | 0.17 | 0.17 | 0.22 |
| 経常利益 | 0.12 | 0.10 | 0.12 | 0.17 | 0.17 | 0.18 | 0.24 |
| 純利益 | 0.08 | 0.06 | 0.07 | 0.13 | 0.11 | 0.12 | 0.17 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.99 | 1.90 | 2.36 | 3.04 | 3.15 | 3.42 | 3.54 |
| 純資産 (自己資本) | 0.88 | 0.80 | 0.96 | 1.30 | 1.46 | 1.71 | 1.80 |
| 自己資本比率 (%) | 44.0 | 42.1 | 40.6 | 42.8 | 46.3 | 50.0 | 50.8 |
| 現金及び預金 | 0.29 | 0.33 | 0.38 | 0.44 | 0.51 | 0.65 | 0.70 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.14 | 0.22 | 0.23 | 0.18 | 0.26 | 0.45 | 0.45 |
| 投資CF | ▲0.14 | ▲0.04 | ▲0.23 | ▲0.28 | ▲0.23 | ▲0.22 | ▲0.24 |
| 財務CF | 0.01 | ▲0.12 | 0.02 | 0.11 | 0.01 | ▲0.15 | ▲0.14 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
88.10
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.5%
自己資本利益率
ROA
4.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
6,241人
平均年齢
43.2歳
平均勤続
17.2年
単体 平均年収
830万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
156.00円-18
配当性向
86.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
270
FY21
270
FY22
245
FY23
159
FY24
174
FY25
156
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。