株
株式会社アルチザネットワークス
カブシキガイシャアルチザネットワークス上場電気機器6778EDINET: E02342Artiza Networks, Inc.
決算期: 07月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
26.8億円
4.93%営業利益 (FY25)
1.2億円
251.52%経常利益 (FY25)
2.5億円
436.96%純利益 (FY25)
1.3億円
193.01%総資産
84.0億円
5.88%自己資本比率
78.1%
—ROE
2.0%
4.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アルチザネットワークスは、通信事業者・通信機器メーカー向けに5G/4G対応のテスト計測機器(物販)とテストサービス・保守(サービス)を提供する技術志向型の小型専業企業である。売上高はFY2022の45億円をピークに3期連続で減少し、FY2025は27億円(前期比-4.9%)にとどまった。これは国内通信キャリアの設備投資が選別的・減少傾向にあること、海外案件の受注遅延が重なったことが主因である。物販セグメントは前期比14.9%減の14億円で2.6億円の営業損失と低迷が続く一方、サービスセグメントは前期比9.6%増の12.5億円・営業利益3.7億円(前期比212%増)と好調で、固定費削減との相乗効果で連結営業利益は1.2億円(前期比256%増)へV字回復した。財務面では、約35億円の投資有価証券(国債・社債中心)を積み上げており、純資産66億円・無借金経営に近い盤石なBSを維持する。ただしROEは2.0%と低水準で資本効率改善が課題であり、O-RAN・6G・海外展開という成長ドライバーの実現可否が中期的な評価のカギとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 物販(計測機器販売)が売上の53%、サービス(テスト受託・保守・コンサル)が47%を占め、サービス比率が拡大中である。
- 2顧客: 国内外の通信事業者・通信機器メーカーの研究開発・製造・保守部門を主要ターゲットとし、特定顧客集中リスクがある。
- 3価値提案: 5G/O-RAN対応テスト機器と子会社シー・ツー・エムを活用したテストサービスで、通信インフラ品質向上を一気通貫支援する。
- 4コスト構造: 開発エンジニア依存の研究開発費と少人数体制が固定費の中心であり、固定費削減を進め収益性改善を図っている。
Risks · リスク要因
- 1売上の大半が通信事業者・通信機器メーカーに集中しており、各社の設備投資削減や開発計画変更が業績に直結するリスクが高い。
- 2物販セグメントが2期連続赤字(FY2025は2.6億円の営業損失)であり、海外受注遅延や国内需要低迷が続けば構造的赤字化する懸念がある。
- 3半導体・電子部品の特定サプライヤー依存と円安による調達コスト上昇リスクが、製造計画の遅延と原価悪化を引き起こす可能性がある。
- 4開発エンジニアの少人数体制への依存度が高く、優秀人材の離職や採用失敗が製品開発遅延・競争力低下に直結するリスクがある。
Strengths · 強み
- 15G商用化フェーズから蓄積した国内テスト機器の実績と顧客との深い技術的信頼関係が、新規格対応製品の採用において参入障壁となっている。
- 2サービスセグメントが前期比212%増益を達成し、機器販売依存から脱却しつつある収益構造の多様化が進みつつある。
- 3純資産66億円・投資有価証券35億円超を保有する財務的健全性が、長期研究開発投資と事業機会への対応力を支えている。
- 4ISO9001(品質)・ISO45001(労働安全)取得と少数精鋭のエンジニア集団による高い技術専門性が、ニッチ市場での差別化を可能にしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1O-RAN・6G対応製品の研究開発を最重要課題と位置づけ、次世代通信規格の制定初期段階での採用獲得を目指して継続投資を行う。
- 2インド・中東・欧米を中心とした海外市場で5G実績製品を展開し、現地外国籍人材活用による開発・サポート体制を整備・拡充する。
- 3テストサービス受託・保守・コンサルティングを収益の第2の柱へ育成し、物販偏重から安定収益型ビジネスへの構造転換を加速する。
- 4ネットワーク仮想化・AI-RANや社会インフラ向けネットワーク関連製品など、通信インフラ機器市場への参入で新規収益源を開拓する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高27億円(前期比-4.9%)と減収が続いたが、固定費削減効果でサービスセグメント営業利益3.7億円(前期比212%増)を達成し、連結営業利益1.2億円(前期比256%増)と大幅増益に転換した。
現金・預金の大幅圧縮(前期比37億円減)と引き換えに投資有価証券を約33.7億円積み増し、国債・社債を中心とした資産運用を強化、経常利益2.5億円(前期比443%増)に貢献した。
自己株式取得(約2億円)と配当支払(1.8億円)を実施した一方、純資産は約4.3億円減少の66億円となり、ROE2.0%と資本効率の低さが課題として残っている。
物販セグメントの受注高は前期比26%減の12.4億円にとどまり、海外案件の複数が翌期以降へ延期され、FY2026以降の回復可否が焦点となっている。
02
業績推移
売上高
26.8億円▼4.9%FY25
営業利益
1.2億円▲251.5%FY25
純利益
1.3億円▲193.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 26.3 | 32.3 | 40.5 | 45.4 | 41.1 | 28.2 | 26.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 14.6 | 4.0 | 0.3 | 1.2 |
| 経常利益 | 0.7 | 4.0 | 8.3 | 14.7 | 4.3 | 0.5 | 2.5 |
| 純利益 | 1.2 | 4.4 | 7.9 | 11.0 | 1.2 | -1.4 | 1.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 50.5 | 60.1 | 89.8 | 105 | 97.3 | 89.3 | 84.0 |
| 純資産 (自己資本) | 33.2 | 40.8 | 66.2 | 76.2 | 74.1 | 69.9 | 65.6 |
| 自己資本比率 (%) | 65.7 | 67.9 | 73.8 | 72.5 | 76.1 | 78.3 | 78.1 |
| 現金及び預金 | 19.5 | 29.0 | 62.4 | 67.4 | 68.2 | 64.5 | 21.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.6 | 6.3 | 18.7 | 8.3 | 2.3 | 2.3 | 4.0 |
| 投資CF | ▲2.6 | ▲0.4 | ▲5.3 | ▲2.0 | 1.0 | ▲0.6 | ▲41.3 |
| 財務CF | 10.7 | 3.6 | 19.9 | ▲1.3 | ▲2.6 | ▲5.3 | ▲5.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
14.83
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.0%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ProductSales0.0兆53.2%▲0.00兆-17.9%
Service0.0兆46.8%0.00兆29.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
132人
平均年齢
39.6歳
平均勤続
8.2年
単体 平均年収
667万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
151.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
6
FY21
17
FY22
20
FY23
30
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。