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フォスター電機株式会社
フォスターデンキカブシキガイシャ上場電気機器6794EDINET: E01797Foster Electric Company, Limited
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
1376億円
12.38%営業利益 (FY25)
68.0億円
54.03%経常利益 (FY25)
77.3億円
79.47%純利益 (FY25)
39.0億円
69.36%総資産
1068億円
3.97%自己資本比率
64.3%
—ROE
6.6%
2.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フォスター電機は「未来社会に音で貢献する」をミッションに掲げる独立系音響部品メーカーであり、車載用スピーカ・スピーカシステムを中心に、ヘッドセット・イヤホンドライバ・振動アクチュエータ等を手がける。売上高の約83%を占めるスピーカ事業が主力で、中国・ベトナム・ミャンマー等の海外拠点で製造し、欧米・アジアの自動車メーカー・家電メーカー向けにODM/OEM供給するグローバルなビジネスモデルを持つ。FY2025(2025年3月期)は売上高1,376億円(前年比+12.4%)、営業利益68億円(+54.0%)、経常利益77億円(+79.5%)と大幅な増益を達成した。中国自動車メーカー向けスピーカの好調および前期在庫調整の反動増が主因であり、ROEは6.6%まで回復した。2025年11月に策定した中期事業計画(2025~2027年度)では、モビリティ関連ビジネスの4年間売上高成長率20%以上および「Beyond2025」プロジェクトによるコンシューマ事業拡大の2本柱で、2027年度に売上高1,500億円・営業利益90億円・ROE8.0%を目指す。米国関税政策やEV市場変動など外部リスクは残るものの、価格連動制の活用と製造拠点の機動的移管で影響極小化を図る方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: スピーカ事業が売上高の約83%を占め、モバイルオーディオ事業9%、その他事業7%が補完する構成である。
- 2顧客: 自動車メーカー・家電メーカー向けODM/OEM供給が中心で、中国・欧米の車載顧客への依存度が高い。
- 3製造体制: 中国・ベトナム・ミャンマー等の海外拠点で低コスト製造を行い、グローバルなサプライチェーンを構築している。
- 4価値提案: 長年蓄積した音響・振動技術と車載品質管理力を軸に、1台あたり搭載数増加と高付加価値品への転換を推進している。
Risks · リスク要因
- 1米国関税政策と地政学リスク: 直接的な関税負担に加え、貿易摩擦による部材調達制約や需要減退が業績を下押しする可能性がある。
- 2特定顧客への依存: 上位顧客の経営合理化・調達方針変更・値下げ要求が発生した場合、売上・利益に直接的な悪影響を及ぼすリスクがある。
- 3EV市場の減速: 車載事業の成長前提であるEVシフトが鈍化すると、1台あたり搭載数拡大シナリオが崩れ、中期計画未達リスクが高まる。
- 4為替変動リスク: 海外製造拠点の現地通貨上昇による製造コスト増加や、外貨建て債権債務の換算差損が利益を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1車載スピーカの技術蓄積: 長年の車載向け品質管理ノウハウにより、ブランデッド・プレミアム領域での新規顧客獲得を実現している。
- 2価格連動制の導入: 主要顧客の大半に原材料価格連動制を導入済みで、レアアース・銅等の原材料高騰を販売価格に転嫁できる仕組みを持つ。
- 3グローバル製造拠点の分散: 中国・ベトナム・ミャンマーへの分散配置により、地政学リスクや関税政策変化に対し生産移管で機動的に対応できる。
- 4先行受注の積み上げ: 車載ビジネスは量産3年以上前に受注するケースが多く、2027年度売上目標の大部分が既受注案件でカバーされている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1モビリティ事業の高成長: 2023年度末から2027年度の4年間で自動車市場平均成長率を超える20%以上の売上高成長率実現を目指す。
- 2コンシューマ事業の第2の柱化: 「Beyond2025」プロジェクトでライフスタイル・ライフソリューション・ライフエンハンスメントの3分野を育成する。
- 3株主還元の強化: 配当性向を従来の30%水準から2025年度より40%水準へ引き上げ、DOE下限2%を設定してPBR1倍以上の達成を目指す。
- 4コスト構造改革とESG: 自動化・機械化推進と原価改善を継続しつつ、CO2削減・人権尊重等のESG経営を中期計画の基本方針に位置づける。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅回復: 売上高1,376億円(前年比+12.4%)、営業利益68億円(+54.0%)、純利益39億円(+69.3%)と全指標で大幅改善を達成した。
中国車載スピーカが牽引: 前期の顧客在庫調整解消に加え、中国自動車メーカー向けスピーカが好調で、スピーカ事業売上高は1,145億円(+15.5%)となった。
キャッシュ創出力の回復: 営業CFは148億円と高水準を維持し、期末現金残高は208億円(前年比+37億円)に増加、有利子負債比率も改善した。
新中期事業計画を2024年11月に公表: 2027年度目標として売上高1,500億円・営業利益90億円・ROE8.0%を掲げ、配当性向40%水準への引き上げも決定した。
02
業績推移
売上高
1,376億円▲12.4%FY25
営業利益
68億円▲54.0%FY25
純利益
39億円▲69.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1403 | 1073 | 852 | 911 | 1213 | 1224 | 1376 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -77.6 | 24.5 | 44.1 | 68.0 |
| 経常利益 | 43.2 | 26.0 | 2.2 | -74.7 | 23.3 | 43.0 | 77.3 |
| 純利益 | -20.3 | 15.7 | -33.6 | -70.2 | 8.5 | 23.0 | 39.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 913 | 808 | 772 | 861 | 929 | 1027 | 1068 |
| 純資産 (自己資本) | 593 | 590 | 560 | 516 | 565 | 643 | 687 |
| 自己資本比率 (%) | 65.0 | 73.0 | 72.5 | 59.9 | 60.9 | 62.6 | 64.3 |
| 現金及び預金 | 215 | 239 | 204 | 121 | 136 | 170 | 208 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 180 | 111 | 7.4 | ▲128 | 3.5 | 154 | 148 |
| 投資CF | ▲34.3 | 5.2 | ▲19.6 | ▲30.7 | ▲13.2 | ▲85.4 | ▲8.4 |
| 財務CF | ▲29.4 | ▲88.2 | ▲26.2 | 67.7 | 17.8 | ▲44.4 | ▲98.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
174.98
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.6%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
MobileAudio0.0兆9.4%0.00兆5.0%
Speaker0.1兆83.2%0.01兆5.6%
その他0.0兆7.4%▲0.00兆-2.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
440人
平均年齢
43.3歳
平均勤続
14.3年
単体 平均年収
719万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
80.00円+45
配当性向
125.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
55
FY21
25
FY22
20
FY23
30
FY24
35
FY25
80
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。