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株式会社ヨコオ
カブシキガイシャヨコオ上場電気機器6800EDINET: E01808YOKOWO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
829億円
7.79%営業利益 (FY25)
42.3億円
161.35%経常利益 (FY25)
39.3億円
5.82%純利益 (FY25)
22.3億円
47.39%総資産
763億円
0.17%自己資本比率
68.2%
—ROE
4.4%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ヨコオは、車載用アンテナ(VCCS)・半導体検査用ソケット/プローブカード(CTC)・微細コネクタ(FC)・医療機器部品(MD)の4事業を展開する精密電子部品メーカーである。売上の約67%をVCCSが占めるが、生成AI需要を追い風にCTCが前期比+24.1%の急拡大を遂げ、事業ミックスの改善が進んでいる。生産の80%以上をベトナム・中国・マレーシア・フィリピン・米国の海外子会社が担い、グローバルコスト競争力を維持している。FY2025は営業利益42億円(前期比+161%)と大幅に改善したが、営業利益率は5.1%にとどまり、新中期経営計画「新中期経営計画2024-2028」が掲げる「ミニマム10(営業利益率・ROIC・ROE各10%以上)」と売上高1,000億円の同時達成には、VCCS収益率の更なる改善とCTC/MD事業の成長加速が不可欠な課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: VCCS(車載アンテナ)が売上の約67%、CTC(半導体検査治具)が約19%、FC・MDが約14%を占める多角的構成である。
- 2顧客: 自動車メーカー・Tier1サプライヤー、半導体メーカー、携帯端末・医療機器メーカーなど幅広いB2B顧客に部品・治具を供給している。
- 3価値提案: アンテナ・マイクロウェーブ・表面改質・微細精密加工の4コア技術を組み合わせ、高付加価値の精密電子部品を提供している。
- 4コスト構造: 生産の80%超を海外5カ国の現地子会社が担い、労務費抑制と生産効率向上によるコスト競争力を確保している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 売上の70%超・生産の80%超が海外発生で、円高転換により期末に為替差損3.5億円を計上するなど業績への影響が大きい。
- 2VCCS収益率の低位安定リスク: 日系自動車メーカーの中国向け不振・物流費増・現地通貨高により、VCCS利益が前期比-8.4%と減益傾向にある。
- 3海外生産拠点の法規制・労務リスク: 中国子会社で人員整理に伴う事業構造改善費用2.2億円を計上するなど、現地規制変更が突発的コストを招く。
- 4市場集中と顧客依存リスク: 自動車・半導体・携帯端末・医療機器の4市場に事業が集中し、各市場の需要サイクルや顧客の生産調整が業績に直結する。
Strengths · 強み
- 1車載アンテナで高いシェア: シャークフィンアンテナ・GPSアンテナ等で日系自動車メーカーへの深い納入実績を持ち、EV/ADAS向け新製品展開も進めている。
- 2生成AI特需をCTCで捕捉: 高周波電子部品検査用MEMSプローブカード(YPX)が下期から増加に転じ、CTC売上が前期比+24.1%と急拡大した。
- 3多国籍生産体制によるリスク分散: ベトナム・フィリピン・中国・マレーシア・米国に生産拠点を持ち、地政学リスクや労務費変動を分散できる。
- 4医療機器(MD)が第4の核事業として台頭: 医療製販業認可取得により自社企画製品の上市が可能となり、高付加価値市場への展開が始まっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高1,000億円達成: 新中期経営計画2024-2028(FY2025-FY2029)で連結売上1,000億円を目標とし、全4セグメントの同時成長で達成を目指す。
- 2ミニマム10の実現: 営業利益率・ROIC・ROE・営業利益成長率の全指標で10%以上を安定的に確保するROIC経営を事業別に浸透させる。
- 3CTC総合テストソリューション化: M&A・アライアンスで新技術を取り込み、半導体前後工程を網羅するターンキーベンダーへ2028年までに進化させる。
- 4MD事業の本格躍進とコト売り推進: 医療機器自社企画製品の上市とインキュベーションセンターを活用したソフトウェア・ソリューション型ビジネスへの転換を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は42億円(前期比+161%): VCCSの製造体制見直しとCTC黒字転換(前期は7.9億円損失→14.8億円利益)が牽引し、大幅回復を達成した。
CTC売上が156億円(+24.1%)へ急伸: 生成AI関連半導体の検査需要増とMEMSプローブカード(YPX)の下期回復により、セグメント損益が黒字転換した。
中国事業リストラで特別損失計上: 中国市場の需要低迷を受け人員整理費用2.2億円・固定資産除却損3.6億円を計上し、事業構造改善を前倒しで実施した。
ベトナム・フィリピン拠点に16億円投資: VCCS能力増強としてYOKOWO VIETNAMとYOKOWO MANUFACTURINGの増設投資を実施し、次期成長に備えた。
02
業績推移
売上高
829億円▲7.8%FY25
営業利益
42.3億円▲161.3%FY25
純利益
22.3億円▲47.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 548 | 606 | 600 | 668 | 780 | 769 | 829 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 46.8 | 47.4 | 16.2 | 42.3 |
| 経常利益 | 32.9 | 45.8 | 53.2 | 65.3 | 56.8 | 37.1 | 39.3 |
| 純利益 | 22.1 | 34.4 | 38.2 | 46.6 | 31.5 | 15.1 | 22.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 428 | 481 | 569 | 669 | 707 | 764 | 763 |
| 純資産 (自己資本) | 245 | 265 | 362 | 443 | 472 | 504 | 520 |
| 自己資本比率 (%) | 57.2 | 55.1 | 63.7 | 66.3 | 66.8 | 65.9 | 68.2 |
| 現金及び預金 | 71.9 | 124 | 153 | 138 | 177 | 187 | 171 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 40.5 | 64.9 | 51.4 | 36.8 | 73.1 | 48.2 | 72.4 |
| 投資CF | ▲38.5 | ▲32.8 | ▲46.2 | ▲59.7 | ▲58.6 | ▲51.3 | ▲40.9 |
| 財務CF | 22.7 | 21.4 | 19.1 | 1.7 | 15.3 | ▲2.6 | ▲46.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
95.58
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.4%
自己資本利益率
ROA
2.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CTC0.0兆18.8%0.00兆9.5%
FCMD0.0兆13.3%0.00兆7.2%
IncubationCenter0.0兆0.3%▲0.00兆-326.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.0%0.00兆0.0%
VCCS0.1兆67.5%0.00兆5.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
925人
平均年齢
40.7歳
平均勤続
11.5年
単体 平均年収
778万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
72.00円+6
配当性向
2313.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
44
FY21
52
FY22
58
FY23
75
FY24
66
FY25
72
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。