マ
マクセル株式会社
マクセルカブシキガイシャ上場電気機器6810EDINET: E01947Maxell, Ltd.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
1298億円
0.52%営業利益 (FY25)
93.2億円
15.28%経常利益 (FY25)
97.7億円
0.16%純利益 (FY25)
40.9億円
45.78%総資産
1645億円
3.85%自己資本比率
57.2%
—ROE
4.4%
4.12%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
マクセル株式会社は日立製作所から独立した精密素材・部品メーカーで、一次・二次電池などのエネルギー事業、粘着テープ・塗布型セパレータなどの機能性部材料事業、車載カメラ用レンズや半導体関連製品を手掛ける光学・システム事業、健康・理美容OEM製品を含むライフソリューション事業の4セグメントを擁する。FY2025(2025年3月期)の売上高は1,298億円(前期比+0.5%)と7年連続の緩やかな縮小傾向から下げ止まりの兆しを見せ、営業利益は93億円(+15.3%)と改善したが、角形リチウムイオン電池の生産終了に伴う特別損失264億円などにより純利益は41億円にとどまりROEは4.4%と低水準に沈んだ。中期経営計画MEX26(2025-2027年3月期)では「モビリティ」「ICT/AI」「人/社会インフラ」の3分野を注力領域と定め、タイヤセンシング用耐熱電池・車載カメラレンズ・塗布型セパレータを成長事業として先行投資を加速する方針を掲げる。総還元性向100%以上を目安とした株主還元強化とPBR1.0倍超の実現を念頭に置きつつ、事業ポートフォリオ改革と原価低減を継続しており、採算性の改善が中期的な課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: エネルギー28%・機能性部材料25%・光学システム28%・ライフソリューション20%の4セグメントで売上1,298億円を構成する。
- 2顧客: 自動車・医療機器・半導体・家電OEMメーカーを主要顧客とし、アジア売上が前期比+25.5%と急拡大している。
- 3価値提案: 「混合分散・精密塗布・高精度成形」のアナログコア技術で高付加価値製品を提供し、汎用品との差別化を図る。
- 4コスト構造: 原材料に石油化学品・希少物質を使用し、国内外の生産拠点を活用することで原価低減と収益改善を追求する。
Risks · リスク要因
- 1売上縮小トレンド: 2019年1,506億円から2024年1,291億円と6年で約14%縮小しており、成長事業への転換が完了しないと業績回復は遅れる。
- 2為替リスク: 海外売上比率が高く円高に転じた場合は業績が悪化する。FY2025の平均円レートは1ドル153円と円安が業績を下支えした。
- 3中国集中リスク: 中国に多数の製造拠点・協力工場を持ち、政治・法規制・経済減速が発生した場合は生産・販売両面へ影響が及ぶ。
- 4技術革新への対応リスク: ADAS・CASE対応の車載製品開発が遅れた場合、欧州市場の低迷が示すように車載用製品の減収が拡大するおそれがある。
Strengths · 強み
- 1技術的参入障壁: 独自の精密塗布技術を核とした塗布型セパレータはEV・蓄電池市場向けに差別化された製品であり模倣が困難である。
- 2医療用一次電池の需要拡大: 医療機器用・スマートメーター用一次電池が欧米・アジアで好調に増収し、安定した高利益率事業を形成する。
- 3多様なセグメントによる分散: 4事業・4地域に分散した収益基盤がリスクを緩和し、一次電池とライフが光学の減収を補完した。
- 4知的財産の蓄積: 電池・光学・磁気・成形など複数分野で有力特許を国内外に多数保有しライセンス収入も収益源の一つである。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1MEX26最終目標: 2027年3月期に売上高1,500億円・営業利益120億円・営業利益率8.0%・ROIC7.5%・ROE10.0%の達成を目指す。
- 23分野への集中投資: モビリティ・ICT/AI・人/社会インフラを注力分野とし、タイヤセンシング電池・車載レンズ・塗布型セパレータに先行投資する。
- 3事業ポートフォリオ改革: 角形リチウムイオン電池の生産終了を完了させ、収益性の低い事業から成長分野へ経営資源を集中させる。
- 4株主還元強化: MEX26期間中に総還元性向100%以上を目安とし、PBR1.0倍超の実現を念頭にキャピタルアロケーションを運営する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,298億円(+0.5%)・営業利益93億円(+15.3%)と利益は改善したが、純利益は41億円(-45.8%)と特別損失が重荷となった。
角形リチウムイオン電池の生産終了: 営業費用10億円・特別損失26億円を計上し、ROEを前期の8.5%から4.4%へ大幅に押し下げた。
ライフソリューションの急成長: 健康・理美容OEM製品が好調で同セグメントの売上は+12.4%・営業利益は+192.5%と全セグメント中最大の伸びとなった。
トランプ関税リスクへの警戒: 2026年3月期以降の経営環境として相互関税の導入を主要リスクに挙げ、原価低減と生産拠点最適化を継続する方針を示した。
02
業績推移
売上高
1,298億円▲0.5%FY25
営業利益
93.2億円▲15.3%FY25
純利益
40.9億円▼45.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1506 | 1450 | 1391 | 1382 | 1328 | 1291 | 1298 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 93.3 | 56.4 | 80.8 | 93.2 |
| 経常利益 | 65.9 | 0.8 | 38.5 | 98.9 | 67.3 | 97.9 | 97.7 |
| 純利益 | 53.1 | -105 | -93.7 | -36.6 | 51.9 | 75.4 | 40.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1994 | 1789 | 1768 | 1775 | 1682 | 1711 | 1645 |
| 純資産 (自己資本) | 1255 | 929 | 836 | 846 | 859 | 973 | 942 |
| 自己資本比率 (%) | 62.9 | 51.9 | 47.3 | 47.7 | 51.1 | 56.9 | 57.2 |
| 現金及び預金 | 227 | 224 | 328 | 433 | 366 | 387 | 331 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.7 | 142 | 130 | 184 | 40.0 | 142 | 98.4 |
| 投資CF | ▲463 | ▲121 | 80.4 | ▲39.1 | 17.1 | ▲48.5 | ▲80.2 |
| 財務CF | 226 | ▲17.9 | ▲119 | ▲62.1 | ▲140 | ▲94.9 | ▲77.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
93.12
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.4%
自己資本利益率
ROA
2.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Energy0.0兆28.2%0.00兆5.2%
FunctionalMaterials0.0兆24.5%0.00兆3.7%
LifeSolutions0.0兆19.6%0.00兆7.2%
OpticsAndSystems0.0兆27.7%0.00兆12.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,296人
平均年齢
44.8歳
平均勤続
19.4年
単体 平均年収
746万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
75.00円+5
配当性向
26.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
54
FY20
286
FY22
60
FY23
60
FY24
70
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。