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スミダコーポレーション株式会社
スミダコーポレーションカブシキガイシャ上場電気機器6817EDINET: E01971SUMIDA CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
1472億円
2.23%営業利益 (FY25)
74.4億円
64.83%経常利益 (FY25)
48.3億円
272.97%純利益 (FY25)
36.2億円
513.22%総資産
1637億円
10.75%自己資本比率
37.9%
—ROE
6.0%
5.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
スミダコーポレーションは、コイルおよびその応用部品を設計・製造・販売する電子部品メーカーであり、巻線・表面処理・成型・精密加工・素材・設計・評価・生産の8要素技術を「集合技術」として統合することで高度なカスタム製品をワンストップ供給できる点が最大の強みである。売上構成は車載関連が約6割を占め、インダストリー・家電関連が残りを補完する。地理的にはアジア・欧州・北米の各地域で設計・製造・販売を完結させる地産地消体制を採り、地政学リスクや関税リスクに対する柔軟性を確保している。FY2025は売上1,472億円(前期比+2.2%)、営業利益74億円(同+64.8%)と大幅回復を果たしたが、これは欧州での事業構造改革完了・中国での間接費削減・一過性の補償収入が主因であり、PBRは約0.6倍と依然低水準にある。2025年10月にドイツの大型コイル専業メーカーSchmidbauerを買収してインダストリー領域を補完し、新中計2026-2028では2028年度売上1,650億円・営業利益100億円・ROIC 6.7%・EPS 174円を目標に掲げている。xEV市場の変動や原材料価格、地政学リスクへの対応が引き続き収益の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 車載関連約6割・インダストリー・家電関連で構成するコイルのカスタム受注販売が主収益であり、売上1,472億円を稼ぐ。
- 2顧客: 世界の自動車・産業機器・家電メーカー向けに各地域主導的顧客と長期取引関係を構築し、次案件の引き合いに繋げる好循環を形成している。
- 3価値提案: 8要素の「集合技術」でサイズ・性能・納期・コストをカスタム対応し、設計初期から顧客開発に参画することで代替困難な関係性を築いている。
- 4地域構成: アジア・欧州・北米の3極で設計・製造・販売を完結する地産地消体制を採り、関税・物流コストリスクを分散させている。
Risks · リスク要因
- 1車載集中リスク: 売上の約6割が車載向けであり、xEV補助金停止や自動車需要減退が直撃すると業績が大きく悪化する脆弱性を持つ。
- 2原材料・銅価格変動: 主原料の銅は国際市況・投機に連動し、価格転嫁が困難な局面では利益率を直接圧迫するリスクが恒常的に存在している。
- 3地政学・関税リスク: 売上の約2割が米国向けで、米中貿易摩擦や対米関税が間接的に最終需要を冷やし、サプライチェーン再編コストを生じさせる可能性がある。
- 4M&Aののれん減損: Schmidbauer買収等によりのれん・無形資産を計上しており、シナジー未達や事業環境悪化による減損リスクが財務を毀損する恐れがある。
Strengths · 強み
- 1集合技術の深さ: 巻線から評価まで8要素技術を自社保有し、毎回異なる仕様のカスタムコイルをワンストップで対応できるため、顧客の切り替えコストが高い。
- 2用途開発実績: ラジオから車載ABS・xEV・産業ロボット・再生エネルギーまで60年以上の用途開発力があり、新規市場への展開ノウハウを蓄積している。
- 3地産地消体制: 3極で設計・製造・販売を完結させることで関税・サプライチェーン混乱に柔軟対応でき、同業他社に対する地政学的優位を持つ。
- 4コーポレートガバナンス: 2003年に日本上場企業第1号で委員会設置会社に移行し、取締役8名中6名が社外、外国人2名・女性2名と多様性が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ニッチトップ戦略: 2035年のありたい姿「Top Position in Multiple Niches」に向け、カスタム性の高い市場でシェア50%以上の主導的地位を複数ニッチで確立することを目指す。
- 2中計2026-2028数値目標: 2028年度に売上1,650億円・営業利益100億円・ROIC 6.7%・EPS 174円を掲げ、高資本効率・メガトレンド・新事業の3柱で達成を目指す。
- 3成長領域の拡大: xEVに加え電力網・データセンター・メディカル・ロボット等へ用途を多様化し、Schmidbauerとのシナジーでインダストリー領域を強化する。
- 4財務規律と株主還元: ネットD/Eレシオ0.6倍を目標に財務改善を進め、成長投資を最優先としつつ改訂配当方針に基づき安定的な株主還元を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上1,472億円(+2.2%)、営業利益74億円(+64.8%)を達成。欧州構造改革完了・中国間接費削減・顧客補償金10億円が主な押し上げ要因となった。
Schmidbauer買収: 2025年10月にドイツの大型コイル専業メーカーの株式80%を取得し子会社化。風力・鉄道・防衛等の高出力用途でインダストリー領域を補完する狙いである。
新中計2026-2028始動: 旧中計のグリーンエネルギー偏重戦略を抜本修正し、ニッチトップ戦略を再提示。2028年度EPS 174円・ROIC 6.7%を新たな数値目標として掲げた。
PBR改善が課題: FY2025末のPBRは約0.6倍・ROEは6.0%と東証平均を下回り、総資産利益率と成長期待の双方に改善余地があると経営陣自ら認識・公表している。
02
業績推移
売上高
1,472億円▲2.2%FY25
営業利益
74.4億円▲64.8%FY25
純利益
36.2億円▲513.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 943 | 844 | 1049 | 1386 | 1477 | 1440 | 1472 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 81.9 | 85.6 | 45.1 | 74.4 |
| 経常利益 | 21.8 | 14.7 | 39.0 | 65.3 | 58.6 | 12.9 | 48.3 |
| 純利益 | 15.8 | 8.3 | 26.3 | 51.0 | 50.6 | 5.9 | 36.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 966 | 981 | 1177 | 1348 | 1428 | 1478 | 1637 |
| 純資産 (自己資本) | 330 | 330 | 383 | 468 | 551 | 586 | 620 |
| 自己資本比率 (%) | 34.2 | 33.6 | 32.6 | 34.7 | 38.6 | 39.7 | 37.9 |
| 現金及び預金 | 32.9 | 52.4 | 42.4 | 29.4 | 31.1 | 42.9 | 61.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 87.3 | 91.1 | 6.0 | 106 | 183 | 149 | 165 |
| 投資CF | ▲81.3 | ▲66.7 | ▲67.1 | ▲81.7 | ▲107 | ▲88.3 | ▲129 |
| 財務CF | ▲12.6 | ▲4.5 | 47.5 | ▲41.3 | ▲77.8 | ▲52.7 | ▲19.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
109.47
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.0%
自己資本利益率
ROA
2.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データは準備中です。
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
53.00円
配当性向
39.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
9
FY21
28
FY22
47
FY23
51
FY24
53
FY25
53
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。