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アオイ電子株式会社

アオイデンシカブシキガイシャ上場電気機器6832EDINET: E02051
AOI ELECTRONICS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
350億円
3.05%
営業利益 (FY25)
4.4億円
128.34%
経常利益 (FY25)
4.2億円
132.56%
純利益 (FY25)
1.8億円
103.38%
総資産
516億円
2.91%
自己資本比率
83.2%
ROE
0.4%
11.64%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

アオイ電子は徳島県に本社を置く独立系の電子部品メーカーで、IC・光学センサー・LEDなどの集積回路アセンブリ(組立・測定検査)を主力とし、サーマルプリントヘッドやセンサーなどの機能部品も手掛ける。売上高は2019年の428億円をピークに減少傾向が続き、2024年3月期には339億円まで落ち込んだが、2025年3月期は350億円(前期比+3.0%)と微回復に転じた。営業利益は前期の赤字から438百万円の黒字へ反転しているが、これは前期に実施した減損処理に伴う減価償却費減少が主因であり、実力ベースの収益改善はまだ道半ばである。日亜化学工業(売上比率32.0%)・ミツミ電機(16.2%)・日清紡マイクロデバイス(10.4%)の上位3社で売上の約59%を占める高い顧客集中度もリスク要因だ。中長期目標としてROA15%以上・ROE10%以上を掲げるが、直近のROEは0.4%にとどまり、先端パッケージなど高付加価値領域への注力と抜本的な収益改善が急務となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 集積回路アセンブリが売上の約88%(306億円)を占め、機能部品12%(43億円)が補完する構造である。
  • 2顧客: 約50社の独立系委託加工先から受注し、上位3社で売上の約59%を占める集中度の高い顧客構成である。
  • 3価値提案: 大手系列に属さない独立系工場として、IC組立・測定検査から機能部品の開発設計まで柔軟に対応する。
  • 4コスト構造: 売上原価率85.1%と製造固定費が重く、稼働率改善と原材料コスト削減が収益を大きく左右する。
Risks · リスク要因
  • 1顧客集中リスク: 日亜化学工業1社だけで売上の32.0%を占め、同社の発注変動が業績に直結する構造的脆弱性がある。
  • 2半導体市況の変動: 需給サイクルの波が激しく、2023-2024年期のように市況悪化で売上が急減する可能性が繰り返される。
  • 3原材料価格高騰: 金・銀・パラジウム等の希少金属を多用しており、価格上昇を販売価格に転嫁できない場合に利益が圧迫される。
  • 4EV市場の成長鈍化: 車載向け部品の需要停滞が続いており、成長ドライバーと期待していた分野での回復が遅れるリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1独立系ポジション: 大手系列に縛られない独立系アセンブリ工場として約50社の多様な顧客基盤を持ち、顧客分散が図れる。
  • 2自己資本比率83%の強固な財務基盤: 無借金に近い財務体質を維持しており、設備投資や不況期の耐久力を支えている。
  • 3機能部品の差別化: サーマルプリントヘッドなどカスタム開発品は顧客企画段階からの参画により高い代替困難性がある。
  • 4グループ内複数拠点: 代替生産可能な製造拠点をグループ内に整備しており、自然災害時のBCP対応力を持っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1高付加価値シフト: 先端パッケージなどの新事業分野に経営資源を集中投入し、低収益の受託加工依存から脱却を図る。
  • 2収益KPI達成: 中長期目標としてROA15%以上・ROE10%以上を掲げ、直近0.4%から段階的な改善を目指す。
  • 3コスト競争力強化: 原価改善を極限まで追求し、売上原価率85.1%(2025年3月期)の更なる低減に取り組む。
  • 4成長市場への対応: 生成AI・次世代通信・医療・産業機器向けで提案型営業を強化し、受注先の多様化を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績反転: 売上高350億円(前期比+3.0%)、営業利益438百万円の黒字転換(前期は営業損失1,548百万円)を達成した。
減損の反動で改善: 前期の大型減損処理(純損失52.6億円)に伴う減価償却費減少が収益改善の主因であり、実力回復とは異なる。
設備投資を加速: 投資CFは78.5億円の支出(前期比+2.6倍)で、有形固定資産取得38.5億円と定期預金40億円の預入が主因である。
シンジケートローン組成: 財務活動として新たにシンジケートローンを組成し、手数料125百万円を計上、手元流動性の再構築を図った。
02

業績推移

売上高
350億円3.0%FY25
0125250375500FY20FY22FY24
営業利益
4.4億円128.3%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
1.8億円103.4%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高428423403433372339350
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益33.11.6-15.54.4
経常利益40.434.215.641.35.0-12.94.2
純利益22.818.010.528.00.1-52.61.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産574578585612574501516
純資産 (自己資本)472480489509505432429
自己資本比率 (%)82.383.283.683.388.186.183.2
現金及び預金279260270271256231167
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF74.834.845.840.335.927.114.5
投資CF▲29.8▲40.5▲24.5▲26.8▲38.5▲29.6▲78.5
財務CF▲7.8▲14.0▲10.9▲15.9▲14.2▲22.70.9
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
15.90
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
0.4%
自己資本利益率
ROA
0.3%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
1,547
平均年齢
41.7
平均勤続
16.7
単体 平均年収
458万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1大西 以知郎2.1百万株18.91%
#2公益財団法人大西・アオイ記念財団2.0百万株17.86%
#3アオイコーポレーション有限会社1.1百万株10.27%
#4西澤 知佐子0.8百万株7.09%
#5株式会社三菱UFJ銀行0.3百万株3.13%
#6MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.3百万株2.25%
#7日亜化学工業株式会社0.2百万株1.98%
#8大西 暁子0.2百万株1.87%
#9日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.2百万株1.39%
#10明治安田生命保険相互会社0.2百万株1.38%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
79.00
配当性向
-496.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
83
FY21
83
FY22
83
FY23
83
FY24
79
FY25
79
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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