協
協立電機株式会社
キョウリツデンキカブシキカイシャ上場電気機器6874EDINET: E02039KYORITSU ELECTRIC CORPORATION
決算期: 06月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
382億円
11.30%営業利益 (FY25)
33.5億円
36.83%経常利益 (FY25)
34.5億円
30.99%純利益 (FY25)
21.4億円
20.93%総資産
326億円
5.32%自己資本比率
64.5%
—ROE
11.2%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
協立電機は静岡県を地盤とするFA(ファクトリーオートメーション)分野の独立系企業で、自社開発製品の製造販売と技術商社機能を併せ持つ「One Stop Shopping」モデルを強みとする。事業は自社製検査装置・ロボットシステム等を扱う「インテリジェントFAシステム事業」(売上構成比約43%)と、製造業向け計測・IT制御機器の販売を行う「IT制御・科学測定事業」(約57%)の2本柱で構成される。FY2025は国内製造業の省力化・自動化投資需要の拡大を背景に売上高382億円(前期比+11.3%)を達成し、営業利益は同+36.8%の34億円と大幅増益を記録した。目標経営指標である経常利益率8%に対して9.0%を達成した一方、ROE目標15%に対しては11.2%と未達である。中長期的には国内市場の成熟を見据えてASEAN等への海外展開強化を最重要戦略に位置付けており、AI・DX需要の取り込みと新製品開発力の強化が今後の成長の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: インテリジェントFAシステム事業(売上165億円)と技術商社型のIT制御・科学測定事業(217億円)の2セグメントで構成される。
- 2顧客: 国内外の製造業を主顧客とし、省力化・自動化・研究開発投資を目的とした設備投資ニーズを取り込んでいる。
- 3価値提案: ソリューション提案から製品製造・調達・工事・保守まで一気通貫で対応する「One Stop Shopping」で差別化している。
- 4コスト構造: 自社R&Dセンター(2017年新設)を核に技術開発費を継続投下し、商社仕入と自社製造を組み合わせて原価を管理している。
Risks · リスク要因
- 1海外展開における人材制約: 顧客製造業の海外移転加速に対し、語学力・現地対応力を持つ人材の供給が追いつかず、海外受注機会を逸失するリスクがある。
- 2技術トレンド読み誤りリスク: AI・IoT・DXの急速な進化により顧客ニーズが変容し、自社技術・製品が陳腐化した場合に競争力が急低下する恐れがある。
- 3国内市場の構造的縮小: 生産年齢人口減少と製造業の海外移転が続く中、国内売上比率の高い現状では中長期的に売上成長の頭打ちリスクを抱えている。
- 4ROE目標未達の継続: 目標ROE15%に対し実績11.2%と乖離が続いており、資本効率改善が遅れると株主還元・株価への下押し圧力となりうる。
Strengths · 強み
- 1静岡地盤の濃密な顧客網: 長年の歴史で構築した静岡県および近隣の細かな拠点網により、地域内の設備投資需要の捕捉率が競合より高い水準にある。
- 2One Stop Shopping体制: 提案・製造・調達・工事・保守を自社グループ完結で提供でき、顧客の発注集約ニーズに応えて受注単価と粘着性を高めている。
- 3自動化・検査装置の自社開発力: 2017年設置のR&Dセンターを軸に、出荷検査装置やロボットシステム向けソフトウェアを内製化し利益率を押し上げている。
- 4財務健全性: FY2025末の純資産210億円・現金83億円を確保し、有利子負債を圧縮しながら設備投資と成長投資を継続できる財務基盤を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1海外事業の拡大: 半導体基板検査装置に限らずシステム・メカトロ・計測装置等に海外展開品目を広げ、海外営業本部主導で業容を拡充する方針である。
- 2AI・ロボット分野への重点投資: AI技術を組み込んだロボット向けソフトウェア開発を強化し、自動化システム・試験機市場での受注拡大を目指す。
- 3国内新規拠点の市場浸透: 静岡以外の新設拠点地域でのビジネス捕捉率を引き上げるため、成長見込み地域への積極投資を継続し全国均質化を図る。
- 4経営指標目標の達成: 経常利益率8%(FY2025実績9.0%で達成済み)に続き、ROE15%達成に向けて利益率向上と選択的成長投資を並行して推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高382億円(+11.3%)・営業利益34億円(+36.8%)・純利益21億円(+20.9%)と全利益段階で大幅増益を達成した。
インテリジェントFAシステム事業が牽引: 同セグメント売上165億円(+28.1%)・営業利益24億円(+67.2%)と急拡大し、ロボットシステムと検査装置需要が寄与した。
設備投資を積極化: 投資CFは支出12億30百万円(前期3億54百万円)に拡大し、建物・土地取得で固定資産が6億円超増加、将来の生産・拠点能力を整備した。
受注残高は前期比8%減: 連結受注残高173億円(前期比91.7%)と若干の縮小が見られ、需要一服感も一部あることから次期売上の先行指標として注視が必要である。
02
業績推移
売上高
382億円▲11.3%FY25
営業利益
33.6億円▲36.8%FY25
純利益
21.4億円▲20.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 341 | 321 | 273 | 283 | 336 | 344 | 382 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 15.1 | 22.7 | 24.5 | 33.5 |
| 経常利益 | 22.5 | 20.5 | 13.8 | 16.0 | 23.7 | 26.4 | 34.5 |
| 純利益 | 13.9 | 12.8 | 8.7 | 10.6 | 15.3 | 17.7 | 21.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 233 | 242 | 240 | 255 | 298 | 309 | 326 |
| 純資産 (自己資本) | 123 | 134 | 141 | 150 | 171 | 188 | 210 |
| 自己資本比率 (%) | 52.8 | 55.3 | 58.7 | 58.8 | 57.4 | 60.7 | 64.5 |
| 現金及び預金 | 27.1 | 46.1 | 62.9 | 68.1 | 65.9 | 79.5 | 83.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 15.1 | 22.8 | 18.8 | 12.1 | 6.2 | 25.7 | 24.7 |
| 投資CF | ▲1.3 | ▲1.4 | ▲1.6 | ▲4.6 | ▲7.8 | ▲3.6 | ▲12.3 |
| 財務CF | ▲2.1 | ▲2.5 | ▲0.5 | ▲2.3 | ▲2.3 | ▲8.8 | ▲9.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
265.67
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.2%
自己資本利益率
ROA
6.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
IntelligentFASystems0.0兆43.2%0.00兆14.6%
ITBasedTestMeasurementAndControlProducts0.0兆56.7%0.00兆6.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.1%0.00兆241.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
385人
平均年齢
45.7歳
平均勤続
17.6年
単体 平均年収
641万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
140.00円+50
配当性向
28.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
55
FY21
55
FY22
55
FY23
70
FY24
90
FY25
140
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。