ホーム/企業/電気機器/ジオマテック株式会社

ジオマテック株式会社

ジオマテックカブシキガイシャ上場電気機器6907EDINET: E02431
GEOMATEC CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
52.8億円
14.65%
営業利益 (FY25)
3.2億円
149.39%
経常利益 (FY25)
3.7億円
166.18%
純利益 (FY25)
3.6億円
121.57%
総資産
164億円
7.72%
自己資本比率
55.7%
ROE
4.1%
21.90%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

ジオマテック株式会社は「薄膜と生産技術のプロ」を標榜する成膜加工専業メーカーであり、ディスプレイ用導電膜・モビリティ向けカバーパネル・半導体テストウェハー等を国内生産拠点で製造・販売している。売上高は2019年の63億円をピークに縮小が続き、FY2024には46億円まで落ち込んで大幅な最終赤字(純損失16.7億円)と固定資産の減損を余儀なくされた。しかしFY2025は半導体・電子部品セグメントが+24.2%、その他セグメントがソリューション取引拡大で+110.6%となり、売上高53億円(+14.7%)へ回復、営業利益3.2億円・純利益3.6億円と黒字転換を達成した。前期の減損により減価償却費負担が軽減されたことも利益回復を後押しした。一方でROEは4.1%にとどまり、自己資本比率55.7%・純資産91億円と財務基盤自体は厚い。中国市場向けモビリティ製品の低迷や液晶ディスプレイ市場への依存、インジウム等希少金属コストリスクなど構造的課題は残存しており、戦略事業・新規事業への転換と収益性向上が引き続き問われる局面にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 成膜加工関連事業の単一セグメントで、ディスプレイ30%・モビリティ23%・半導体29%・その他18%の4品目で売上53億円を構成している。
  • 2顧客: シャープディスプレイテクノロジー(売上比19.5%)・ミクロ技術研究所(11.2%)等、国内電子部品・ディスプレイメーカーが主要取引先である。
  • 3価値提案: スパッタリング等の薄膜技術に生産技術を組み合わせ、顧客仕様に応じた高精度成膜加工と材料・装置のソリューション提供を行っている。
  • 4コスト構造: 希少金属インジウムと電力が主要コストドライバーであり、設備集約型の製造業として減価償却費と固定費比率が高い構造である。
Risks · リスク要因
  • 1特定市場依存: 液晶ディスプレイパネルへの依存度が高く、スマートフォン・自動車市場の需要急変が業績に直結しやすい構造リスクがある。
  • 2海外競合の価格圧力: 中国・台湾メーカーとの価格競争激化により、主力のディスプレイ用基板で利益率が一段と圧迫される可能性がある。
  • 3原材料・エネルギーコスト: 主原料インジウムの希少金属市況と電力料金の上昇が製造原価を押し上げ、価格転嫁が困難な場合に利益を直撃する。
  • 4減損損失の再発リスク: 新規・戦略事業向け設備投資が計画通りの収益を生まない場合、再び大規模な減損損失が発生し財務を毀損する可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1薄膜技術の専業蓄積: 数十年にわたる成膜加工ノウハウで、自動車・VR・次世代エネルギー等の多分野に対応できる技術幅を持っている。
  • 2財務基盤の厚さ: 自己資本比率55.7%・純資産91億円と無借金に近い財務健全性が、景気変動時の事業継続力を支えている。
  • 3設備リストラ後の低減価償却: FY2024の減損処理により減価償却費が大幅低減し、FY2025の損益回復に直結する収益体質改善が実現している。
  • 4ソリューション取引の拡大: 薄膜関連部材・装置販売等のその他セグメントがFY2025に前期比110.6%増となり、新たな収益柱として台頭しつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1コア事業の収益性改善: 既存ディスプレイ向け設備を有効活用しつつ原価低減と価格戦略を見直し、資産効率の継続的改善を目指している。
  • 2戦略・新規事業の拡大: 次世代エネルギー・半導体・VR等の成長市場に薄膜技術と生産技術を組み合わせて展開し、事業ポートフォリオの多様化を図る。
  • 3人的資本強化: 2024年に改訂した教育・人事制度のもと「チャレンジする社風」を醸成し、若手社員の定着と組織能力向上を推進している。
  • 4デジタル基盤と資本効率の向上: DX推進による経営高度化と財務基盤安定を並行させ、成長領域への戦略的投資と資本効率(ROE改善)を両立させる方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025黒字転換: 売上高53億円(+14.7%)、営業利益3.2億円・純利益3.6億円を達成し、前期(純損失16.7億円)から大幅に業績回復した。
半導体・電子部品セグメントが牽引: テストウェハー・次世代エネルギー向け需要増で同セグメント売上15.2億円(+24.2%)と最大の成長ドライバーとなった。
モビリティは苦戦継続: 中国市場での対応車種販売低迷により自動車向けカバーパネルの売上が12.3億円(-17.7%)に落ち込み、回復が課題として残っている。
投資有価証券・投資不動産を積み増し: 投資有価証券505百万円・投資不動産688百万円それぞれ増加し、事業外資産が拡大、資産合計は163.6億円となった。
02

業績推移

売上高
52.8億円14.7%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
3.2億円149.4%FY25
01234FY20FY22FY24
純利益
3.6億円121.6%FY25
01234FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高62.954.563.162.658.146.152.8
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.20.7-6.63.2
経常利益-4.3-11.6-0.2-0.01.4-5.53.7
純利益-10.2-35.1-7.0-0.8-3.7-16.73.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産226154159189174152164
純資産 (自己資本)14711010410410186.591.0
自己資本比率 (%)65.271.565.355.258.257.055.7
現金及び預金85.479.061.360.157.836.930.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.20.1▲5.42.93.1▲9.64.8
投資CF▲7.9▲2.4▲17.3▲8.5▲0.4▲12.2▲10.1
財務CF▲1.5▲3.94.83.6▲0.80.8▲1.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
45.56
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.1%
自己資本利益率
ROA
2.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
313
平均年齢
45.7
平均勤続
24.0
単体 平均年収
455万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社松﨑興産1.3百万株16.81%
#2松﨑 建太郎0.4百万株5.42%
#3株式会社きらぼし銀行0.4百万株4.99%
#4株式会社三菱UFJ銀行0.3百万株3.84%
#5株式会社SBI証券0.3百万株3.51%
#6明治安田生命保険相互会社0.2百万株1.94%
#7鳥井 俊和0.1百万株1.77%
#8森安 英雄0.1百万株1.68%
#9ジオマテック従業員持株会0.1百万株1.68%
#10梅田 泰行0.1百万株1.35%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
0.00
配当性向
%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
0
FY21
0
FY22
0
FY23
0
FY24
0
FY25
0
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

📄 資料DL💬 無料相談