オ
オプテックスグループ株式会社
オプテックスグループカブシキガイシャ上場電気機器6914EDINET: E01998OPTEX GROUP Company,Limited
決算期: 12月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
659億円
4.12%営業利益 (FY25)
81.5億円
14.49%経常利益 (FY25)
80.0億円
3.24%純利益 (FY25)
66.0億円
15.93%総資産
769億円
5.61%自己資本比率
73.0%
—ROE
12.5%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
オプテックスグループは、赤外線センサーを中核とするセンシング・光学技術を強みに、防犯・自動ドア・FAオートメーション・検査用照明など多様な産業分野へ製品を供給するグローバルニッチメーカーである。売上高は2019年の375億円から2025年には659億円へと6年間で約76%拡大しており、海外売上比率は約6割に達する。事業はSS(センシングソリューション)事業とIA(インダストリアルオートメーション)事業の2本柱で構成され、FY2025はSS事業が前年比9.4%増の310億円、IA事業が横ばいの337億円となった。営業利益は前年比14.5%増の81億円と過去最高水準に近づきつつあるが、目標とする営業利益率15%・ROE15%にはいまだ届いておらず、収益性改善が引き続き課題である。戦略面では、ハードウェアの「モノ売り」からソリューション提案ビジネスへの転換を推進しており、米国データセンター向け防犯ソリューションや駐車場・水質センサーの好調がその成果として表れている。一方、米国関税強化・為替変動・EV向け自動化装置の需要一巡など外部リスクも顕在化しており、サプライチェーンの分散化とM&Aを活用した事業ポートフォリオ最適化が当面の重点課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: SS事業(防犯・自動ドア・社会環境)が売上の47%、IA事業(FA・検査用照明・産業用PC・自動化装置)が51%を占める2本柱構造である。
- 2顧客: 製造業・物流・データセンター・公共施設など幅広い産業顧客に対し、世界170カ国超で製品・ソリューションを提供している。
- 3価値提案: 赤外線・光学センシング技術を核に、ハード単体販売からモニタリング・管理システムを含むソリューション提案へ移行し付加価値を高めている。
- 4コスト構造: 国内外の自社工場と子会社EMS機能による内製比率を維持しつつ、部材調達の複数化でサプライチェーンリスクを分散している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 連結売上の約6割が海外で、米ドル・ユーロ・英ポンド・人民元など多通貨に晒されており、円高局面では業績への直撃が大きい。
- 2米国関税・地政学リスク: 米国の関税強化がコスト増要因となっており、半導体・電子部品向けFA関連販売の軟調につながっている。
- 3特定市場への依存リスク: EV向け二次電池製造装置が需要一巡で売上15.1%減となったように、成長テーマの一巡が特定事業に大きな打撃を与える。
- 4M&A・のれん減損リスク: グローバルなM&Aを積極活用する戦略をとるため、買収後の業績未達によるのれん等の減損が財務状態を悪化させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1センシング領域の技術蓄積: 赤外線・光学技術で「グローバルニッチNo.1」を標榜し、防犯センサー等で世界トップクラスのシェアを有する。
- 2多軸成長エンジン: 防犯・自動ドア・FA・検査用照明と4分野に分散しており、特定市場の低迷をほかのセグメント成長で補完できる構造である。
- 3ソリューション化による収益性向上: 高収益製品の販売増が原価率を低減させ、SS事業の営業利益が前年比24.9%増の49億円へ拡大した実績がある。
- 4グローバル販売網と現地拠点: 海外売上比率約60%を支える主要地域の自社拠点が、現地情報収集と迅速な対応を可能にしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ソリューション提案ビジネスへの転換: ハード単体の「モノ売り」から顧客課題解決型のソリューション提案へ全事業で移行し、付加価値と原価率改善を継続する。
- 2収益目標の達成: 営業利益率15%以上・ROE15%以上・連結売上高10%伸長を経営目標に掲げ、間接業務の効率化と高収益製品の販売拡大で実現を目指す。
- 3M&Aと新規事業育成: 既存センシング事業に関連した隣接領域へのグローバルM&Aを積極実行し、事業ポートフォリオの最適化と成長加速を図る。
- 4サステナビリティと環境目標: 2030年までにCO2排出量を30%削減(2019年比・Scope1,2)し、省エネ・自動化ニーズを取り込む製品開発で事業機会を拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績ハイライト: 売上高659億円(前年比+4.1%)・営業利益81億円(+14.5%)・純利益66億円(+15.9%)と増収増益を達成した。
SS事業が牽引: 米国データセンター等の大型重要施設向けソリューション販売が好調で、SS事業の営業利益は前年比24.9%増の49億円に拡大した。
EV向け自動化装置が急減速: 二次電池製造装置の受注が伸び悩み、自動化装置関連の売上が前年比15.1%減の53億円となり、IA事業の重荷となっている。
工場取得とM&Aで固定資産増: 子会社の工場用地・建物取得(約21億円)と子会社株式取得(約6億円)により投資CF支出が37億円と前年の約4倍に拡大した。
02
業績推移
売上高
659億円▲4.1%FY25
営業利益
81.5億円▲14.5%FY25
純利益
66億円▲15.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 375 | 348 | 459 | 548 | 564 | 633 | 659 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 63.0 | 59.0 | 71.2 | 81.5 |
| 経常利益 | 28.8 | 21.8 | 51.3 | 70.4 | 62.6 | 77.5 | 80.0 |
| 純利益 | 22.0 | 13.9 | 37.6 | 47.5 | 46.1 | 56.9 | 66.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 440 | 474 | 578 | 633 | 671 | 729 | 769 |
| 純資産 (自己資本) | 324 | 326 | 354 | 397 | 443 | 501 | 561 |
| 自己資本比率 (%) | 73.6 | 68.8 | 61.2 | 62.8 | 66.0 | 68.7 | 73.0 |
| 現金及び預金 | 124 | 146 | 171 | 173 | 171 | 211 | 229 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 36.2 | 38.9 | 31.0 | 16.7 | 21.1 | 77.0 | 94.5 |
| 投資CF | ▲9.9 | ▲32.3 | ▲28.4 | ▲3.1 | ▲7.8 | ▲8.7 | ▲37.8 |
| 財務CF | ▲17.2 | 15.8 | 17.9 | ▲16.3 | ▲22.6 | ▲38.3 | ▲44.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
185.16
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.5%
自己資本利益率
ROA
8.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectronicsManufacturingService0.0兆1.5%▲0.00兆-3.2%
IndustrialAutomationBusiness0.0兆51.2%0.00兆11.3%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.2%0.00兆11.7%
SensingSolutionBusiness0.0兆47.1%0.00兆15.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
17人
平均年齢
47.5歳
平均勤続
19.3年
単体 平均年収
852万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
81.00円+21
配当性向
111.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
45
FY21
45
FY22
54
FY23
60
FY24
60
FY25
81
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。