株
株式会社アバールデータ
カブシキガイシャアバールデータ上場電気機器6918EDINET: E01993AVALDATA CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
110億円
12.72%営業利益 (FY25)
14.2億円
32.17%経常利益 (FY25)
15.3億円
32.50%純利益 (FY25)
11.4億円
78.35%総資産
222億円
19.15%自己資本比率
90.2%
—ROE
5.3%
18.77%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アバールデータは、半導体製造装置・産業用装置・医療機器向けに組込みモジュール・画像処理モジュール・計測通信機器(自社製品)と、カスタマイズ受託製品の2セグメントで事業を展開する中堅電子機器メーカーである。売上構成は受託製品が約65%、自社製品が約35%で、最大市場は半導体製造装置関連(売上高の約52%)であり、同業界の需要サイクルに業績が大きく左右される構造を持つ。FY2025は部材供給難の解消後もFA分野の設備投資回復遅れと一部顧客の在庫調整が続き、売上高は前期比12.7%減の110億円、営業利益は同32.2%減の14億円と2期連続で減収減益となった。一方、ROE目標9%以上に対し5.31%にとどまるなど収益性指標は目標を下回っている。財務面では自己資本比率90.2%と無借金に近い極めて健全な財務体質を維持しており、新設した山梨R&Dセンターを拠点に次世代技術の先行投資を継続中である。中長期では医療・食品・社会インフラへの顧客多角化と、CoaXPressや非可視光カメラのシリーズ拡充による自社製品の差別化強化が回復の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 受託製品(売上71.6億円、65%)と自社製品(38.2億円、35%)の2セグメントで構成される。
- 2顧客: 半導体製造装置メーカーを主要顧客とし、FA・医療・インフラ・計測機器メーカーにも供給している。
- 3価値提案: 組込み・画像処理・高速通信の3コア技術を組み合わせた提案型受託開発で顧客装置の競争力向上に貢献する。
- 4コスト構造: 研究開発と山梨R&Dセンター等の先行投資が固定費を押し上げ、トップライン変動が利益に直結しやすい構造である。
Risks · リスク要因
- 1半導体市況の急変動リスクが最大で、売上の約52%を占める半導体製造装置関連の在庫調整が2期連続減収の主因となっている。
- 2ROE5.31%と目標9%を大幅に下回り、投資有価証券の時価下落で純資産が2,721百万円減少するなど資産効率の悪化が続く。
- 3部材調達で代替困難な半導体部品に依存しており、供給遅延・品質問題が発生した場合の生産・納期への影響が大きい。
- 4研究開発での新規要素技術開発遅延リスクがあり、新製品投入が後ズレすると売上回復時期が想定より遅れる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1自己資本比率90.2%という超健全財務で、半導体サイクル悪化期にも無借金経営を維持し先行投資を継続できる。
- 2組込み・画像処理・高速通信の3技術を内製で組み合わせる複合技術力が競合との差別化を支えている。
- 3超高速シリアル通信モジュール「GiGA CHANNEL」など独自製品シリーズを保有し、高付加価値・高利益率を確保できる。
- 4ISO9001取得を含む品質保証体制と長年の顧客実績が半導体装置メーカーからの安定受注基盤を形成している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高経常利益率20.5%以上・ROE9%以上・自己資本比率80%以上を目標経営指標として掲げ、収益体質の再強化を目指す。
- 2医療・薬剤・食品・社会インフラ向け新規顧客開拓を優先課題とし、半導体サイクルへの依存度を中長期で引き下げる。
- 3非可視光カメラのシリーズ化・CoaXPress製品拡充・「GiGA CHANNEL」拡販により自社製品の高付加価値化を継続する。
- 42040年ネットゼロ達成を目標に掲げ、2030年までにScope1・2で42.0%削減を目指すGHG削減ロードマップを推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は110億円(前期比-12.7%)、営業利益は14億円(同-32.2%)と2期連続減収減益でピーク比24%減の水準となった。
当期純利益は11億円(同-78.4%減)と大幅減少したが、前期に政策保有株売却益が多額に計上されていた反動が主因である。
山梨R&Dセンターが竣工・資産計上され、建物905百万円が固定資産に加わり次世代製品研究の新拠点が本格稼働を開始した。
自己株式30万株の消却と自社株処分を実施し、資本効率改善と株主還元姿勢を示したが、フリーCFは1,039百万円のマイナスだった。
02
業績推移
売上高
110億円▼12.7%FY25
営業利益
14.2億円▼32.2%FY25
純利益
11.4億円▼78.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 77.0 | 78.2 | 85.4 | 98.0 | 144 | 126 | 110 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 19.3 | 24.0 | 20.9 | 14.2 |
| 経常利益 | 16.0 | 15.2 | 18.4 | 20.2 | 24.9 | 22.7 | 15.3 |
| 純利益 | 10.9 | 11.1 | 13.6 | 14.9 | 42.7 | 52.6 | 11.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 131 | 148 | 202 | 244 | 280 | 275 | 222 |
| 純資産 (自己資本) | 108 | 120 | 159 | 184 | 209 | 228 | 201 |
| 自己資本比率 (%) | 82.4 | 80.9 | 78.8 | 75.4 | 74.7 | 82.8 | 90.2 |
| 現金及び預金 | 22.9 | 28.9 | 43.4 | 35.0 | 66.9 | 67.4 | 38.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.5 | 11.9 | 19.9 | ▲3.2 | 4.5 | ▲23.5 | ▲5.2 |
| 投資CF | ▲0.8 | ▲2.0 | ▲1.3 | ▲0.2 | 33.1 | 39.4 | ▲5.2 |
| 財務CF | ▲4.0 | ▲3.9 | ▲4.1 | ▲5.0 | ▲5.7 | ▲15.4 | ▲18.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
184.71
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.3%
自己資本利益率
ROA
5.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
210人
平均年齢
42.7歳
平均勤続
16.2年
単体 平均年収
735万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
109.00円-259
配当性向
37.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
92
FY21
108
FY22
124
FY23
291
FY24
368
FY25
109
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。