日
日本アビオニクス株式会社
ニッポンアビオニクスカブシキガイシャ上場電気機器6946EDINET: E01968Nippon Avionics Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
201億円
11.45%営業利益 (FY25)
28.0億円
28.37%経常利益 (FY25)
27.1億円
25.98%純利益 (FY25)
19.6億円
8.61%総資産
269億円
2.23%自己資本比率
51.9%
—ROE
13.9%
2.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本アビオニクスは、NECや富士通を主要取引先とする防衛・宇宙向け電子システム(情報システム事業、売上の約80%)と、赤外線サーモグラフィ・溶接接合機器(電子機器事業)の2本柱で構成されるエレクトロニクスメーカーである。FY2025は売上高201億円(前期比+11.4%)、営業利益28億円(同+28%)と大幅増益を達成し、ROEは13.9%に達した。防衛予算の継続的増額を背景に情報システムの受注高は前期比26.7%増の230億円、受注残高は同52.9%増の202億円と急拡大しており、今後の売上積み上げに向けた可視性が高い。電子機器事業は設備投資回復の遅れで依然2.5億円の損失だが、超高性能サーモグラフィ「H9300」や医用サーモグラフィ「F50ME」の新製品投入で収益改善を図っている。中期経営計画(2027年3月期)では売上高300億円・営業利益40億円・ROE10%以上を目標に掲げており、防衛関連の受注積み上げを主エンジンとした成長シナリオが進行中である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 情報システム事業が売上高160億円(全体の約80%)を占め、防衛・宇宙向け長期契約が安定収益を支えている。
- 2顧客: NEC(売上比33.2%)・富士通(17.2%)・住商エアロシステム(16.8%)の3社で売上の67%を占める集中構造である。
- 3価値提案: 赤外線技術・超音波技術など独自エレクトロニクス技術でCBM(状態基準保全)や防衛システムに高付加価値ソリューションを提供している。
- 4コスト構造: 受注生産型が主体でインプット法による進捗収益認識を採用し、長期製品ライフサイクル対応の保守部品在庫コストが発生する。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客・政策依存リスク: 売上の67%をNEC・富士通・住商エアロシステム3社に依存し、防衛予算の縮小や発注方針変更で業績が大きく変動しうる。
- 2電子機器事業の慢性的赤字: 接合機器・センシングソリューション合計で2.5億円の損失が継続しており、設備投資需要回復の遅れが長引く場合に全社利益を圧迫する。
- 3サイバーセキュリティリスク: 防衛関連企業への不正アクセス事案が増加する中、機密情報漏洩が発生した場合は取引停止・社会的信用失墜の恐れがある。
- 4サプライチェーン・在庫リスク: 長期製品ライフサイクルに対応した保守部品在庫の陳腐化や、部品調達難・価格高騰により棚卸資産評価損が発生しうる。
Strengths · 強み
- 1防衛関連の参入障壁: 防衛省・大手防衛メーカーとの長年の取引実績と認定品地位により、新規参入が困難な受注基盤を保有している。
- 2受注残高の厚さ: FY2025末の受注残高は217億円(前期比50.7%増)で売上高の1倍超を確保し、今後2期分の売上視認性が高い。
- 3赤外線技術の独自性: 超高性能サーモグラフィH9300や医用サーモグラフィF50MEなど、他社が参入困難な微小熱解析領域で製品優位性を持つ。
- 4収益性改善の実績: 情報システムのセグメント利益は30億円(利益率約19%)に達し、継続的なQCD改善で高収益体質を構築している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画2027目標: 2027年3月期に売上高300億円・営業利益40億円・ROE10%以上を掲げ、年率約22%の売上成長を目指している。
- 2防衛・宇宙領域の拡大: 防衛予算増額を追い風に既存領域の深耕と新規領域獲得を推進し、情報システム受注残高202億円を着実に売上化する。
- 3電子機器の新製品攻勢: 超高性能サーモグラフィ「H9300」やボイド低減超音波リフロー技術の製品化など高付加価値品投入で電子機器事業の黒字転換を図る。
- 4人的資本とDX強化: 人財確保・育成を最重要リスクに位置づけ、積極採用・DX推進による企画力・ものづくり力・技術力の三位一体強化を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績ハイライト: 売上高201億円(+11.4%)・営業利益28億円(+28%)と大幅増益を達成し、受注高は274億円(+25.3%)と過去最高水準を更新した。
受注残高の急膨張: 期末受注残高は217億円(前期比50.7%増)に達し、情報システム単独で202億円(同52.9%増)と顧客の前倒し・まとめ発注が寄与した。
新製品の市場投入: 微小熱解析用「超高性能サーモグラフィH9300」と「ポータブル型医用サーモグラフィF50ME」を発売し、センシング領域の収益改善を狙う。
FY2026業績予想と株主還元: 売上高225億円・営業利益32億円を計画し、財務活動では自己株式取得20億円超を実施して株主還元を強化した。
02
業績推移
売上高
201億円▲11.4%FY25
営業利益
28億円▲28.4%FY25
純利益
19.6億円▼8.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 175 | 168 | 202 | 192 | 178 | 181 | 201 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 18.5 | 19.5 | 21.8 | 28.0 |
| 経常利益 | -1.6 | 0.3 | 12.9 | 18.1 | 19.3 | 21.5 | 27.1 |
| 純利益 | 0.2 | 0.8 | 10.3 | 16.3 | 18.2 | 21.5 | 19.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 265 | 248 | 262 | 231 | 240 | 275 | 269 |
| 純資産 (自己資本) | 90.3 | 91.4 | 103 | 108 | 122 | 143 | 140 |
| 自己資本比率 (%) | 34.1 | 36.8 | 39.3 | 46.7 | 50.8 | 52.0 | 51.9 |
| 現金及び預金 | 32.2 | 23.5 | 22.9 | 30.5 | 21.1 | 23.4 | 19.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 27.4 | ▲11.2 | 8.6 | 33.5 | ▲8.6 | ▲2.1 | 21.5 |
| 投資CF | ▲1.3 | ▲1.6 | ▲3.0 | ▲2.6 | 1.5 | ▲5.2 | ▲4.7 |
| 財務CF | ▲13.8 | 4.2 | ▲6.2 | ▲23.3 | ▲2.3 | 9.6 | ▲20.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
124.37
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.9%
自己資本利益率
ROA
7.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
GovernmentSystems0.0兆79.7%0.00兆19.0%
IndustrialElectronicProducts0.0兆20.3%▲0.00兆-6.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
612人
平均年齢
48.6歳
平均勤続
18.8年
単体 平均年収
702万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
6.00円-24
配当性向
5.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
30
FY24
30
FY25
6
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。