日
日本シイエムケイ株式会社
ニッポンシイエムケイカブシキガイシャ上場電気機器6958EDINET: E01959CMK CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
955億円
5.43%営業利益 (FY25)
38.1億円
7.88%経常利益 (FY25)
55.3億円
15.39%純利益 (FY25)
37.9億円
1.71%総資産
1485億円
12.87%自己資本比率
54.8%
—ROE
5.1%
0.98%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本シイエムケイ(CMK)は車載用プリント配線板に特化した専業メーカーであり、日本・中国・東南アジア・欧米に生産拠点を持つグローバル企業である。売上高の最大顧客はデンソーで全体の32.7%を占め、走行安全系・ADAS向け高付加価値ビルドアップ基板の販売拡大が収益を牽引している。FY2025の連結売上高は955億円(前年比+5.4%)、営業利益は38億円(同+7.9%)と増収増益を達成したが、稼働率の低さが収益性の制約となっており、ROEは5.1%にとどまる。中期成長の核となるタイ新工場は2025年10月に量産稼働を開始予定で、設備投資額は有形固定資産182億円増という大規模なものとなっている。一方、日系OEMの中国販売不振・欧州需要低迷・自動車全体需要の停滞が短期的な逆風となっており、車載依存度の高さと稼働率改善が引き続き投資家の注目点である。FA・産機・防衛・医療等の新事業領域への多角化と高放熱基板DPGA技術の取得により、収益基盤の分散も図っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 車載プリント配線板の設計・製造・販売が売上のほぼ全量を占め、ADAS向け高付加価値品が利益を牽引する。
- 2顧客: 最大顧客デンソーが売上の32.7%を占め、日系自動車メーカー・Tier1サプライヤー向けに世界4極で供給する。
- 3価値提案: ビルドアップ基板など高多層・高信頼性基板で走行安全系ECUの複雑化ニーズに対応し差別化を図る。
- 4地域構成: 日本59.5%・中国19.7%・東南アジア16.3%・欧米4.5%の4極体制でサプライチェーンを分散している。
Risks · リスク要因
- 1車載集中リスク: 売上のほぼ全量が自動車業界向けで、自動車需要停滞や日系OEMの販売不振が業績に直結する影響度は大である。
- 2為替変動リスク: 円・ドル・人民元・タイバーツが損益に影響し、発生可能性高・影響度大と自社が評価しており管理が不可欠である。
- 3大型設備投資による財務負担: タイ・中国への投資で有形固定資産が182億円増加し、借入金も増大したため稼働率未達時の財務リスクが高まる。
- 4稼働率低迷リスク: タイ新工場の量産開始は2025年10月に後ずれしており、需要回復が遅れれば減価償却負担が収益を圧迫し続ける。
Strengths · 強み
- 1ADAS特化: 走行安全系向けビルドアップ基板の販売が順調で、自動運転進化に伴うECU増加・複雑化の恩恵を直接受ける。
- 2デンソーとの深い取引関係: 売上の32.7%をデンソー1社が占め、長期安定受注と共同開発機会による参入障壁を形成している。
- 3タイ拠点の地政学優位性: 中国+1として地政学リスク回避ニーズを背景に外資顧客からの引き合いが増加し新工場建設に至った。
- 4東南アジアの高成長: FY2025の東南アジア売上は前年比+28.2%と急拡大し、高付加価値品構成比上昇が利益率改善に寄与した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1タイ新工場量産化: 2025年10月に量産稼働を開始し、地政学リスク回避ニーズを取り込んで東南アジアの売上高をさらに拡大する。
- 2高付加価値シフト: ビルドアップ基板や高放熱DPGA基板(2025年4月に通常実施権取得)を軸に車載製品ポートフォリオを高度化する。
- 3新事業領域の育成: FA・産機・防衛・航空宇宙・医療を新たな収益柱として位置付け、車載依存度を低減し収益基盤を安定化させる。
- 4カーボンニュートラル対応: 2026年度に中国工場を100%グリーン電力化し、2050年CN目標に向けた中長期環境行動計画を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高955億円(+5.4%)、営業利益38億円(+7.9%)、経常利益55億円(+15.4%)を達成し、為替差益19億円が下支えした。
タイ新工場の稼働遅延: 当初計画から遅れ量産開始は2025年10月に変更され、FY2025期中の損益貢献はゼロで設備投資のみが先行した。
東南アジアセグメント急伸: 外資向け販売増とビルドアップ基板拡大で売上高155億円(+28.2%)、セグメント利益8.7億円(+12.9%)となった。
DPGA基板ライセンス取得: 2025年4月にダイワ工業と高放熱基板の通常実施権許諾契約を締結し、新事業領域の設計・提案力を強化した。
02
業績推移
売上高
955億円▲5.4%FY25
営業利益
38.1億円▲7.9%FY25
純利益
37.9億円▼1.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 902 | 826 | 700 | 815 | 838 | 906 | 955 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 30.2 | 26.1 | 35.3 | 38.1 |
| 経常利益 | 37.7 | 7.9 | -15.1 | 33.1 | 26.2 | 47.9 | 55.3 |
| 純利益 | 20.1 | -11.3 | -18.7 | 27.9 | 15.9 | 38.5 | 37.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1052 | 960 | 965 | 1049 | 1146 | 1316 | 1485 |
| 純資産 (自己資本) | 558 | 549 | 515 | 545 | 588 | 729 | 814 |
| 自己資本比率 (%) | 53.1 | 57.2 | 53.4 | 51.9 | 51.3 | 55.4 | 54.8 |
| 現金及び預金 | 254 | 167 | 175 | 159 | 236 | 253 | 222 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 70.1 | 55.8 | 34.2 | 24.8 | 62.4 | 94.4 | 90.6 |
| 投資CF | ▲72.8 | ▲85.2 | ▲31.8 | ▲61.1 | ▲66.0 | ▲142 | ▲188 |
| 財務CF | 94.3 | ▲59.2 | 11.6 | 15.7 | 69.1 | 53.8 | 47.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
53.19
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.1%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
China0.0兆19.7%0.00兆8.4%
EuropeAndAmerica0.0兆4.5%0.00兆5.5%
Japan0.1兆59.5%0.00兆3.9%
SoutheastAsia0.0兆16.3%0.00兆5.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,143人
平均年齢
48.7歳
平均勤続
19.6年
単体 平均年収
607万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円+1
配当性向
44.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
11
FY20
6
FY22
14
FY23
9
FY24
19
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。