株
株式会社サンコー
カブシキガイシャサンコー上場電気機器6964EDINET: E01954SANKO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
168億円
0.58%営業利益 (FY25)
5.5億円
29.27%経常利益 (FY25)
8.2億円
17.58%純利益 (FY25)
5.7億円
19.15%総資産
220億円
1.76%自己資本比率
70.8%
—ROE
3.7%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社サンコーは、精密プレス加工とプラスチック成形を組み合わせた複合部品の製造販売を主力とする中堅部品メーカーである。売上高168億円のうち自動車関連製品が124億円(約74%)を占め、デンソーへの依存度15.2%、住友電装への依存度16.4%と上位2社で売上の約32%を担う高集中構造にある。タイ子会社THAI SANKO CO.,LTD.を通じた海外展開も行うが、FY2025はBEV販売減速の影響で海外子会社が減益となり、営業利益は前年比29.2%減の5億円と大きく落ち込んだ。一方、受注高は前年比3.2%増、受注残高は同24.5%増と先行指標は改善しており、国内の新製品金型受注も堅調に推移した。財務面では総資産220億円に対し純資産156億円と自己資本比率は70%超の堅固な財務基盤を持つ。トランプ関税と自動車産業のEV移行という二重の構造変化が業績の不透明要因となっており、FY2026は保守的な業績予想を掲げている。中期的にはスマートメーターなど非自動車領域への多角化と、ロボット導入による原価低減を軸に収益力強化を図る方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 精密プレス・プラスチック複合部品の製造販売が唯一のセグメントで、自動車関連が売上の約74%を占める。
- 2顧客: デンソー(16.4億円)・住友電装(27.5億円)を筆頭に自動車Tier1メーカーへ部品を供給する。
- 3価値提案: 高精度金型技術と複合加工により、単機能部品を高機能・低コストの複合製品へ昇華させて提供する。
- 4生産拠点: 国内工場とタイ子会社を擁し、海外ではEV向け電装製品の生産体制強化に向けた設備投資を推進する。
Risks · リスク要因
- 1自動車産業集中リスク: 売上の約74%が自動車関連で、トランプ関税や自動車生産減速が直接業績を毀損する。
- 2受注価格下落リスク: 国際競争激化によるコストダウン要求が継続し、売上維持でも利益率が圧迫される構造にある。
- 3EV移行リスク: BEV販売減速がタイ子会社の業績に直撃し、FY2025の海外子会社は売上減少・減益となった。
- 4特定顧客集中リスク: デンソーと住友電装の2社で売上の約32%を占め、両社の発注変動が業績に直結する。
Strengths · 強み
- 1金型技術力: 家電業界で培った高精度金型技術をベースに、大型化・絞り加工で競合との差別化を実現している。
- 2複合加工能力: プレスとプラスチック成形を1社で完結できる設備体制が、複雑化する顧客ニーズへの対応力となっている。
- 3財務健全性: 自己資本比率70%超・現金同等物49億円の無借金に近い財務基盤が事業変革期の投資余力を担保する。
- 4受注先行指標: FY2025受注残高は前年比24.5%増の115億円と積み上がり、売上回復への橋頭堡となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1非自動車領域の拡大: スマートメーターやインフラ関連製品の受注活動を強化し、自動車依存度を段階的に引き下げる。
- 2原価低減の継続推進: ロボット導入による自動化・材料歩留改善・工程内不良低減を実施し、収益力を底上げする。
- 3タイ子会社の体制強化: 電装製品向け設備投資を実施し、現地社員の戦力化教育と組織力強化で拡大基盤を整備する。
- 4CO2削減目標: 2030年に2015年度比45%削減を掲げ、太陽光発電導入・省エネ設備更新を進め既に31.5%削減を達成した。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上168億円(前年比0.6%減)、営業利益5億円(同29.2%減)とBEV減速と海外子会社不振が直撃した。
デジタル家電が唯一の増収: デジタルカメラ等が前年比15.1%増の18億円となり、落ち込む自動車・住宅設備を部分補完した。
受注残高が急拡大: FY2025の受注残高は115億円(前年比24.5%増)に達し、国内の新製品金型受注が好調に推移した。
FY2026は保守的見通し: トランプ関税の影響が不透明として、売上・利益ともに前年を下回る保守的な業績予想を開示した。
02
業績推移
売上高
168億円▼0.6%FY25
営業利益
5.5億円▼29.3%FY25
純利益
5.7億円▼19.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 138 | 147 | 133 | 141 | 157 | 169 | 168 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.0 | 4.9 | 7.7 | 5.5 |
| 経常利益 | 6.5 | 5.9 | 8.1 | 7.2 | 5.7 | 9.9 | 8.2 |
| 純利益 | 4.8 | 4.2 | 5.7 | 5.5 | 4.2 | 7.0 | 5.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 176 | 183 | 191 | 192 | 205 | 217 | 220 |
| 純資産 (自己資本) | 127 | 129 | 135 | 140 | 144 | 153 | 156 |
| 自己資本比率 (%) | 71.8 | 70.3 | 70.7 | 72.9 | 70.4 | 70.5 | 70.8 |
| 現金及び預金 | 40.1 | 31.8 | 44.9 | 42.1 | 46.5 | 56.4 | 48.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 10.8 | 10.2 | 11.9 | 4.3 | 11.3 | 12.7 | 3.0 |
| 投資CF | ▲5.5 | ▲17.0 | 2.3 | ▲5.9 | ▲5.0 | ▲1.9 | ▲8.7 |
| 財務CF | ▲1.4 | ▲1.5 | ▲1.3 | ▲1.3 | ▲2.0 | ▲1.4 | ▲2.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
64.19
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.7%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
304人
平均年齢
45.1歳
平均勤続
22.1年
単体 平均年収
520万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円-2
配当性向
33.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
13
FY21
13
FY22
13
FY23
13
FY24
22
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。