双
双葉電子工業株式会社
フタバデンシコウギョウカブシキガイシャ上場電気機器6986EDINET: E01841FUTABA CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
481億円
14.63%営業利益 (FY25)
-12.9億円
13.23%経常利益 (FY25)
-2.1億円
136.14%純利益 (FY25)
-2.8億円
84.84%総資産
1011億円
3.04%自己資本比率
87.4%
—ROE
-0.4%
2.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
双葉電子工業は、電子機器事業(産業用ラジコン・ホビー用ラジコン・有機ELディスプレイ・ロボティクス等)と生産器材事業(金型用器材・成形合理化機器等)の2軸で展開する静岡発祥の中堅電子部品メーカーである。売上高は2023年3月期の603億円をピークに2期連続で急減し、FY2025は481億円(-14.6%)・営業損失13億円と苦戦が続く。主因は、アウトセルタッチセンサーや蛍光表示管の事業終息に伴う操業度悪化、中国市場の低迷による生産器材の海外減収、フィリピン子会社の年金費用一括計上などである。一方、財務体質は自己資本比率76.3%・現預金236億円と堅牢で、有利子負債依存度は極めて低い。現行の「2024-2026年度 中期経営計画」では構造改革完遂・ソリューション領域拡大を掲げ、2027年3月期に売上575億円・営業利益15億円を目標とする。産業用無線リモコンの新製品量産立ち上げ、射出成形AIシステムのリリース、ドローン防災用途の拡大など成長の芽はあるが、米国関税政策の影響・中国市場回復の遅れ・構造改革コストの残存など、目標達成にはなお複数のハードルが残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子機器事業が売上の約36%、生産器材事業が約64%を占め、国内外ほぼ同比率で稼ぐ。
- 2顧客: 建設機械・農業機械・自動車・射出成形メーカー等を主顧客に世界複数地域へ供給する。
- 3価値提案: 無線・センサー・AI技術を融合させた産業用リモコン・成形合理化機器でDX・省人化需要に応える。
- 4コスト構造: 国内外に製造拠点を持ち、フィリピン・中国等の海外生産比率が高く為替・地政学リスクを内包する。
Risks · リスク要因
- 1売上が2023年比約20%減と急激に収縮しており、中計目標の2027年3月期575億円達成には年率6%超の成長が必要である。
- 2米国関税政策の影響が未定量で、中国・台湾・米国間の生産移管コストが業績を追加で圧迫するリスクがある。
- 3中国市場の景気低迷が長引けば生産器材海外事業の赤字拡大が続き、全社損益の改善が遅延する可能性がある。
- 4アウトセルタッチセンサー・蛍光表示管終息後の代替収益源がまだ立ち上がり段階であり、減収ギャップが埋まらないリスクがある。
Strengths · 強み
- 1産業用ラジコン機器で建機・農機市場に深い顧客基盤を持ち、国内外で無線制御のデファクト的地位を築いている。
- 2自己資本比率76.3%・現預金236億円と財務余力が大きく、赤字局面でも投資継続と構造改革を同時実施できる。
- 3ホビー用ラジコンで世界的ブランドを有し、空用プロポ新製品投入など趣味市場での需要が堅調に推移している。
- 4射出成形AIシステムや金型内計測システムで生産器材事業のソフトウェア化を先行させ、高付加価値化を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12027年3月期に売上575億円・営業利益15億円を目標とし、構造改革完遂と成長事業への経営資源集中を進める。
- 2産業用無線リモコンの新型製品(ウエストタイプ等)を2025年度に量産立ち上げし、建機・農機向け国内外拡販を推進する。
- 3ドローン点検・防災用途と産業用サーボのFA市場開拓を軸にロボティクスソリューションを収益事業へ育成する。
- 4全社基幹システムの刷新(DX)、AIによる業務効率化、BCP観点のサプライチェーン再編で経営基盤を強靭化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は481億円(前期比-14.6%)、営業損失は13億円と赤字が拡大し、6年ぶりの500億円割れとなった。
フィリピン子会社の年金基金解散に伴う数理計算上の差異を一括費用計上し、電子機器セグメントの損益を悪化させた。
生産器材事業では射出成形AIシステムを新規リリースし、中国2拠点・タイ1拠点にセンシングスクールを開講した。
構造改革で棚卸資産33億円・売上債権30億円を圧縮し、営業CFは46億円の獲得と前期比30億円超の大幅改善を達成した。
02
業績推移
売上高
481億円▼14.6%FY25
営業利益
-12.9億円▼13.2%FY25
純利益
-2.8億円▲84.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 671 | 572 | 488 | 535 | 603 | 564 | 481 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -18.6 | -23.9 | -11.4 | -12.9 |
| 経常利益 | 14.6 | -33.0 | -25.1 | -6.5 | -11.3 | 5.7 | -2.1 |
| 純利益 | -160 | -101 | -54.3 | -26.7 | -35.0 | -18.5 | -2.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1199 | 980 | 1002 | 1004 | 981 | 1043 | 1011 |
| 純資産 (自己資本) | 1061 | 871 | 875 | 868 | 852 | 905 | 883 |
| 自己資本比率 (%) | 88.5 | 88.9 | 87.3 | 86.4 | 86.8 | 86.8 | 87.4 |
| 現金及び預金 | 329 | 296 | 257 | 206 | 155 | 213 | 236 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 12.1 | 15.2 | ▲5.1 | ▲60.7 | ▲58.3 | 15.3 | 46.2 |
| 投資CF | ▲21.5 | 0.6 | ▲23.9 | 13.5 | 10.6 | 42.1 | ▲13.5 |
| 財務CF | ▲40.4 | ▲42.6 | ▲18.7 | ▲16.2 | ▲14.6 | ▲11.3 | ▲11.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectricSystems0.0兆36.3%▲0.00兆-5.3%
MachineryAndTooling0.0兆63.7%▲0.00兆-1.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
688人
平均年齢
43.7歳
平均勤続
20.6年
単体 平均年収
584万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円-5
配当性向
8.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
42
FY21
42
FY22
42
FY23
21
FY24
15
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。