株
株式会社指月電機製作所
カブシキガイシャシヅキデンキセイサクショ上場電気機器6994EDINET: E01899SHIZUKI ELECTRIC COMPANY INC.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
273億円
3.96%営業利益 (FY25)
19.9億円
81.16%経常利益 (FY25)
18.0億円
60.45%純利益 (FY25)
11.9億円
556.04%総資産
383億円
5.11%自己資本比率
61.9%
—ROE
5.2%
4.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
指月電機製作所はフィルムコンデンサを主力とする電子部品メーカーで、コンデンサ・モジュール事業(売上構成比66%)と電力機器システム事業(同34%)の2セグメントを展開する。三菱電機(持株21.1%)・村田製作所(同13.5%)を主要株主に持ち、電機・自動車・電力インフラ分野に幅広く製品を供給している。FY2025(2024年度)は売上高273億円と過去最高を更新したが、内訳ではxEV用コンデンサが採用モデルのピークアウトや次モデル立上げ遅れで減収となった一方、産業機器向けパワエレ市場および力率改善用の電力機器システムが生成AI・データセンター需要拡大を背景に大幅伸長し、全体の営業利益は前期比81%増の20億円に達した。受注高は290億円(前期比21%増)・受注残高117億円(同18%増)と先行指標が好調で、中期経営計画第III期(2025〜2028年度)では2028年度営業利益率8%・ROE8%を目標に、コンデンサとパワエレ装置の技術融合による革新的ソリューション構築と、DX・自動化による生産性改善を推進する。ただし足元のROE5.2%はコスト資本未達、xEV市場の構造変化や中国競合激化など課題も残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンデンサ・モジュール(181億円)と電力機器システム(92億円)の2事業が売上の全てを構成する。
- 2顧客: 三菱電機・TMEICなど電機メーカーや自動車OEM・サプライヤーを主要顧客とし、多企業グループ分散を方針とする。
- 3価値提案: フィルムコンデンサ固有の高耐圧・長寿命特性を活かし、xEV・産業パワエレ・電力インフラに省エネソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 独自生産管理システム「∫IΣS」による無駄排除と変種変量対応で、原材料・エネルギー高騰を価格適正化と生産性改善で吸収する。
Risks · リスク要因
- 1xEV市場の需要変調: EV普及ペースの鈍化で顧客発注が企画台数を大幅下回る事態が頻発し、設備投資回収が遅延するリスクが継続する。
- 2中国・海外競合の価格競争: 中国市場での競争激化と円安・関税政策の不透明化により、輸出採算および海外拠点(米・中・タイ)収益が悪化しうる。
- 3原材料・エネルギー価格高騰: 主要部材や電力コストの上昇が収益を直撃するリスクがあり、価格転嫁が遅れた場合に利益率が急低下する。
- 4特定大株主・顧客への依存: 三菱電機グループが売上の15.4%を占め、同社の設備投資方針変更が当社業績に直接影響を与えるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1フィルムコンデンサの自社技術: 村田製作所との共同開発を含む独自素材・生産技術を内製保有し、参入障壁を形成している。
- 22セグメントのリスク分散: xEV向けが減速した局面でも電力機器システムが前期比16%増収となり、業績の振れ幅を抑制できる。
- 3受注先行の視認性: 受注残高117億円(前期比18%増)と電力機器システム受注高48%増が示す通り、次期業績への先行指標が良好である。
- 4「∫IΣS」による現場改革: NPS発想の全社統合マネジメントで生産性・品質・コストを継続改善し、価格競争力と収益性を同時に高める仕組みを持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画第III期(2025〜2028年度)で2028年度売上高380億円・営業利益率8%・ROE8%を目指す。
- 2コンデンサとパワエレ装置の技術融合による革新的エネルギーマネジメントソリューションを構築し、2028年度以降の新事業化を狙う。
- 3生成AI・データセンター拡大に伴う電力需要増を商機と捉え、産業機器用コンデンサと電力機器システムの競争力強化に経営資源を集中する。
- 4DX・AI導入・自動化推進と「∫IΣS」の開発・営業・物流への拡大展開で、人員増に依存しない生産性向上と強靭な経営体質を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は273億円(前期比4.0%増)で過去最高を更新し、営業利益は前期比81%増の20億円・純利益は同556%増の12億円と急回復した。
電力機器システムの受注高が前期比48%増の105億円と急伸し、受注残高も54%増の38億円に拡大、次期業績の押し上げ要因として注目される。
xEV用コンデンサは採用モデルのピークアウトと次モデル立上げ遅れで前期比減収となり、コンデンサ・モジュール全体売上は181億円(前期比1.3%減)にとどまった。
三菱電機向け売上高は前期比52%減の約20億円に縮小し、総売上構成比が15.6%から7.2%へ急低下するなど顧客構成に大きな変化が生じた。
02
業績推移
売上高
273億円▲4.0%FY25
営業利益
19.9億円▲81.2%FY25
純利益
11.9億円▲556.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 218 | 236 | 218 | 239 | 261 | 263 | 273 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.0 | 9.4 | 11.0 | 19.9 |
| 経常利益 | 13.0 | 13.7 | 11.1 | 13.6 | 12.2 | 11.2 | 18.0 |
| 純利益 | 7.0 | 7.0 | 11.6 | 9.5 | 7.6 | 1.8 | 11.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 291 | 300 | 314 | 321 | 381 | 365 | 383 |
| 純資産 (自己資本) | 226 | 228 | 243 | 250 | 257 | 228 | 237 |
| 自己資本比率 (%) | 77.7 | 76.0 | 77.6 | 77.7 | 67.5 | 62.4 | 61.9 |
| 現金及び預金 | 47.9 | 47.1 | 56.8 | 40.5 | 93.5 | 45.3 | 59.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.1 | 15.8 | 25.2 | 2.0 | 24.7 | ▲2.7 | 35.6 |
| 投資CF | ▲20.4 | ▲21.4 | ▲14.1 | ▲20.4 | ▲14.2 | ▲20.9 | ▲25.7 |
| 財務CF | ▲3.8 | 5.3 | ▲2.1 | 1.6 | 41.8 | ▲25.5 | 3.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
47.30
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.2%
自己資本利益率
ROA
3.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Capacitors0.0兆66.3%0.00兆6.8%
PowerEquipment0.0兆33.7%0.00兆28.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
281人
平均年齢
39.1歳
平均勤続
12.0年
単体 平均年収
603万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円+6
配当性向
28.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
16
FY21
7
FY22
12
FY23
13
FY24
12
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。