株
株式会社東海理化電機製作所
カブシキガイシャトウカイリカデンキセイサクショ上場輸送用機器6995EDINET: E01898TOKAI RIKA CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
6177億円
0.95%営業利益 (FY25)
354億円
22.96%経常利益 (FY25)
345億円
12.91%純利益 (FY25)
278億円
11.90%総資産
5109億円
1.69%自己資本比率
66.1%
—ROE
8.8%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東海理化電機製作所はトヨタ自動車を主要顧客とする自動車部品メーカーで、ヒューマン・マシン・インタフェース製品、スマートキーシステム、シートベルト、シフトレバーを中核に、国内外12カ国31拠点でグローバル生産を展開している。FY2025の連結売上高は6,177億円と前年比0.9%の微減にとどまったが、営業利益は354億円と前年比23.0%増益を達成した。これは前期に計上した品質費用の一巡と合理化努力の成果であり、純利益も278億円と11.9%増益となった。海外売上比率は60%に達しており、北米・アジアが主要収益地域である。中期的な課題として、トヨタグループへの売上集中(74%)の分散、EV・自動運転シフトへの製品対応、中国市場の減速がある。一方、2024年5月に公表した成長戦略ではカーボンナノチューブや蓄電池などの新領域投資、社用車管理システム「Bqey」を核としたデジタルキーサービスの拡充を打ち出しており、非自動車領域への事業拡大が中長期の注目点となっている。配当方針をDOE3%目安に変更し、株主還元の安定化も進めている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: HMI製品・スマートキー・シートベルト・シフトレバーを軸とした自動車部品販売が売上の大部分を占める。
- 2顧客: トヨタグループへの売上比率は74%と高く、12カ国31拠点で完成車メーカーに直納する構造である。
- 3価値提案: 安全・操作性・意匠性を融合した車室内部品と、デジタルキー等の車両接続ソリューションを提供する。
- 4地域構成: 日本49.8%・北米26.7%・アジア31.2%の3極体制で海外比率60%を維持している。
Risks · リスク要因
- 1トヨタ依存と関税リスク: 売上の74%がトヨタグループ向けで、米国関税政策など完成車メーカーの生産変動が業績を直撃する。
- 2EV・自動化への対応遅れ: シフトレバーなどの既存製品は自動運転・電動化で需要消滅リスクがあり、新製品開発の遅れが機会損失につながる。
- 3リコール等の品質問題: 部品共通化の進展で品質不具合時の対象台数が拡大し、多額のコスト発生リスクが高まっている。
- 4為替変動: 海外売上比率60%を抱え、円高局面では連結業績への換算マイナスが生じやすい構造である。
Strengths · 強み
- 1トヨタとの深い取引関係: 74%の売上比率を背景に長期受注が安定しており、品質・開発ノウハウも共進化している。
- 2HMI・スマートキーでの技術優位: 車室内操作系と無線認証技術を組み合わせた統合開発力は競合の参入障壁となっている。
- 3グローバル生産体制: 12カ国31拠点を持ち、顧客の生産地変化に追随できる現地対応力を有している。
- 4品質管理体制: トヨタから技術開発最優秀賞を受賞するなど、品質第一の開発プロセスがブランド信頼性を支えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業領域の拡大: カーボンナノチューブ(名城ナノカーボンと資本提携)や蓄電池(NU-Rei出資)など非自動車領域の未来創造投資を推進する。
- 2デジタルキー事業の育成: 社用車管理システム「Bqey」を軸にアルコール・インターロック機能を追加し、フリートサービス市場を開拓する。
- 3生産カーボンニュートラル: 「カーボンニュートラル戦略2030」で工場CO2を2030年までに60%以上削減(2013年度比)する目標を掲げている。
- 4株主還元の強化: DOE3%を目安とした配当方針に転換し、従業員向け株式報酬制度導入で人的資本経営と企業価値向上を連動させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益354億円・前年比+23.0%: 前期の品質費用一巡と合理化努力により大幅増益を達成した一方、経常利益は為替差益縮小で12.9%減益となった。
パリ2024パラリンピックで所属選手が金メダル: 小田凱人選手が車いすテニスシングルスで史上最年少金メダルを獲得し、企業ブランドを向上させた。
インド新工場稼働: トウカイリカ ミンダ インディア社の新工場でシフトレバー供給を開始し、成長市場インドでの取引拡大を加速している。
2027年竣工予定の新技術開発棟着工決定: 本社敷地内に共創とモノづくりを融合する新棟を建設し、新製品投入スピードの向上を図る。
02
業績推移
売上高
6,177億円▼0.9%FY25
営業利益
354億円▲23.0%FY25
純利益
278億円▲11.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5076 | 5000 | 4401 | 4873 | 5531 | 6236 | 6177 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 92.1 | 167 | 288 | 354 |
| 経常利益 | 301 | 229 | 190 | 156 | 241 | 396 | 345 |
| 純利益 | 181 | 151 | 120 | 35.7 | 109 | 249 | 278 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3876 | 3785 | 4193 | 4478 | 4561 | 5197 | 5109 |
| 純資産 (自己資本) | 2414 | 2410 | 2703 | 2855 | 2964 | 3395 | 3379 |
| 自己資本比率 (%) | 62.3 | 63.7 | 64.5 | 63.8 | 65.0 | 65.3 | 66.1 |
| 現金及び預金 | 557 | 654 | 696 | 539 | 665 | 694 | 746 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 379 | 403 | 347 | 147 | 268 | 533 | 393 |
| 投資CF | ▲319 | ▲223 | ▲275 | ▲260 | ▲87.0 | ▲314 | ▲262 |
| 財務CF | ▲80.3 | ▲67.7 | ▲45.3 | ▲64.4 | ▲60.8 | ▲226 | ▲79.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
328.34
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.8%
自己資本利益率
ROA
5.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.2兆25.6%0.02兆15.1%
Japan0.2兆39.9%▲0.00兆-0.3%
NorthAmerica0.2兆26.6%0.01兆4.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.9%0.00兆7.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5,998人
平均年齢
43.5歳
平均勤続
21.5年
単体 平均年収
725万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
140.00円+29
配当性向
34.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
94
FY21
70
FY22
90
FY23
94
FY24
111
FY25
140
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。