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KOA株式会社

コーアカブシキガイシャ上場電気機器6999EDINET: E01902
KOA CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
641億円
1.10%
営業利益 (FY25)
11.8億円
64.50%
経常利益 (FY25)
12.4億円
72.29%
純利益 (FY25)
2.6億円
90.61%
総資産
1414億円
9.11%
自己資本比率
55.3%
ROE
0.3%
3.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

KOA株式会社は、面実装抵抗器を主力とする電子部品専業メーカーで、日本・アジア・北米・欧州の4極体制で生産・販売を展開する。売上高641億円のうち自動車向けが堅調な一方、産業機器向けが低迷し、FY2025の売上は前期比1.1%減にとどまった。より深刻なのは利益面で、EVや次世代モビリティ向けの増産投資に伴う減価償却費増加(5,860百万円)と研究開発拠点新設コストが重なり、営業利益は前期比64.5%減の12億円、純利益は90.6%減の3億円、ROEは0.3%と中期経営計画目標の4.1%を大きく下回った。キャッシュフローでは有形固定資産取得に250億円超を投じ、資産合計は1,414億円まで拡大している一方、負債も長期借入拡大で633億円に増加した。中期経営計画(2025-2027)は米国関税政策の不透明感を理由に数値目標の開示を延期しており、2030ビジョン実現に向けた供給体制投資と足元の収益悪化をどう両立するかが最大の経営課題である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 売上高641億円の9割超を抵抗器等の電子部品が占め、自動車・産業機器・通信向けに継続供給する。
  • 2顧客: 自動車メーカーや産業機器メーカーをB2B主体に、日本・アジア・北米・欧州4極でデザインイン営業を展開する。
  • 3価値提案: 高品質・長期信頼性と安定供給体制を強みに、EV・CASE対応の面実装抵抗器と抵抗技術派生のセンサ製品を提供する。
  • 4コスト構造: 減価償却費が年間約59億円に達する設備集約型製造で、原材料・為替・固定費が利益感応度を左右する。
Risks · リスク要因
  • 1増産投資による固定費膨張: 有形固定資産取得に年間250億円超を投じており、需要回復が遅れると減損リスクと赤字継続が現実化する。
  • 2米国関税・地政学リスク: 米国貿易政策変更やデカップリング進行が輸出入・サプライチェーンに直撃し、次期中計の数値目標開示を延期する要因となっている。
  • 3為替リスク: 海外売上が約7割を占め、円高転換時には円換算売上・利益が急減する一方、為替予約でのヘッジも限定的である。
  • 4産業機器向け需要の長期低迷: 自動車依存度上昇で特定市場集中リスクが高まっており、産業機器の在庫調整が長引くと収益回復が大幅に遅延する。
Strengths · 強み
  • 1自動車向け面実装抵抗器で高いデザインイン実績を持ち、EV電動化に伴う搭載数増加で中長期的な需要拡大が期待できる。
  • 2日本・アジア・北米・欧州の4極生産・販売体制により、特定拠点リスクを分散し安定供給責任を果たせる供給体制を構築している。
  • 3KPS(全員参加の経営改善活動)やゼロディフェクト・フロー構築など製造現場の品質改善文化が長年蓄積されており、顧客信頼を裏付ける。
  • 4抵抗器で培った基盤技術を転用したセンサ/センサモジュール事業への展開で、新規収益源の育成を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 12030ビジョンのフェーズ2として2025-2027年の次期中期経営計画を始動予定だが、米国関税影響で数値目標の開示を延期し内容を再検討中である。
  • 2EV・CASE市場の中長期成長を捉えるべく自動車向け面実装抵抗器の供給体制を継続拡充し、グローバル4極での生産最適化を推進する。
  • 3デジタルツールを活用した劇的な生産性向上とScope1+2のGHG削減を両立させ、2030年カーボンニュートラル目標に向けた再エネ導入を加速する。
  • 4抵抗器基盤技術を活用したセンサ/センサモジュールの新規事業化と、B2Bにおける信頼性・専門性・差別化要素の強化で事業ポートフォリオを多様化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は641億円(前期比1.1%減)で産業機器向け低迷が響き、営業利益は前期比64.5%減の12億円、純利益は90.6%減の3億円に急落した。
ROEは0.3%と中期経営計画修正目標の4.1%を大きく下回り、中計最終年度での未達が確定、投資家への説明責任が問われている。
有形固定資産取得に250億円超を投じた大型設備投資が続き、期末現金残高は前期比44億円減の248億円、長期借入金増加で負債は633億円に拡大した。
次期中期経営計画(2025-2027)は米国関税政策の不透明感を理由に数値目標の開示を延期しており、戦略の再検討を公式に認めている。
02

業績推移

売上高
641億円1.1%FY25
0200400600800FY20FY22FY24
営業利益
11.8億円64.5%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
純利益
2.6億円90.6%FY25
020406080FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高559500504650751648641
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益57.210233.111.8
経常利益63.017.329.468.610544.912.4
純利益10.210.820.347.773.727.72.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産774759813950112812961414
純資産 (自己資本)598582615671737786781
自己資本比率 (%)77.476.775.770.665.460.655.3
現金及び預金140146181203254292248
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF21.540.952.959.786.970.981.0
投資CF▲42.6▲54.8▲27.0▲59.2▲129▲174▲239
財務CF▲12.921.64.112.580.5123113
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
7.02
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
0.3%
自己資本利益率
ROA
0.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

America0.017.1%0.00兆2.3%
Asia0.032.7%0.00兆6.6%
Europe0.018.9%0.00兆3.9%
Japan0.031.3%▲0.00兆-5.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
1,679
平均年齢
40.3
平均勤続
16.6
単体 平均年収
568万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.3百万株14.20%
#2日本生命保険相互会社2.2百万株6.00%
#3㈱八十二銀行1.6百万株4.40%
#4㈱日本カストディ銀行(信託口)1.5百万株4.10%
#5STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505227(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.2百万株3.20%
#6BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/JANUS HENDERSON HORIZON FUND(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.0百万株2.70%
#7㈱三菱UFJ銀行0.9百万株2.40%
#8野村信託銀行㈱(投信口)0.8百万株2.20%
#9㈱小糸製作所0.7百万株1.80%
#10損害保険ジャパン㈱0.7百万株1.80%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
65.00-10
配当性向
171.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
36
FY21
18
FY22
52
FY23
75
FY24
75
FY25
65
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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