株
株式会社ピアズ
カブシキガイシャピアズ上場サービス業7066EDINET: E34954決算期: 09月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
61.0億円
1.69%営業利益 (FY25)
5.6億円
16.46%経常利益 (FY25)
5.0億円
9.71%純利益 (FY25)
4.3億円
26.15%総資産
44.6億円
1.28%自己資本比率
61.9%
—ROE
15.4%
7.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ピアズは、通信業界を主戦場とするセールスプロモーション・コンサルティング企業である。NTTドコモグループを最大顧客とし、販売現場の生産性向上を目的としたコンサルティングサービスを中核に、SES(システムエンジニアリングサービス)事業やオンライン接客サービス事業へと領域を拡張している。FY2025は売上高61億円(前年比-1.7%)と微減ながら、外注費削減・内製化推進により営業利益は6億円(+16.4%)と増益を達成し、収益構造の改善が鮮明となった。ROEは15.4%と高水準を維持している。 売上高は2019年28億円から2024年62億円へと約2.2倍に拡大し、成長軌道を歩んできた。一方で、NTTドコモグループへの売上依存度が63.6%に達しており、特定顧客集中リスクが財務上の最重要課題である。この課題に対応するため、同社はM&Aを活用した事業ポートフォリオの多様化を積極的に推進しており、FY2025期末後の2025年8月には金融業界向けオンライン面談システム「bellFace」事業を取得し、銀行・証券業界への顧客基盤拡大を図っている。自己資本比率61.9%、手元現金17億円と財務健全性は高く、今後の投資余力を確保している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 通信業界向けセールスプロモーション・コンサルティングが売上高61億円のほぼ全量を占める単一セグメント構造である。
- 2顧客: NTTドコモグループが売上の63.6%を占め、コンシューマ接点を持つ通信・金融企業を主要ターゲットとしている。
- 3価値提案: 販売現場へのDX実装と生産性向上支援を、コンサルティング視点で柔軟に設計・提供することで差別化している。
- 4コスト構造: 外注人材依存から内製化(SES事業活用)へ転換中であり、外注費抑制が営業利益率改善の主ドライバーとなっている。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: NTTドコモグループへの売上依存度がFY2024の45.6%からFY2025の63.6%へと上昇しており、同社との契約変更・取引減少が業績に直結する。
- 2法的規制リスク: 労働者派遣法・電気通信事業法・独占禁止法の改正が主要顧客を介して間接的に事業制約をもたらす可能性がある。
- 3M&A・のれん減損リスク: 積極的な買収戦略に伴いのれんが増加(FY2025で+172百万円)しており、買収先の業績未達時に減損損失が発生するリスクがある。
- 4創業者依存リスク: 代表取締役社長・桑野隆司氏の業界人脈・経営判断への依存度が高く、同氏の離脱は事業継続に重大な影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1NTTドコモとの深い取引関係: 創業来の通信業界特化ノウハウを背景に、主要顧客との売上依存度63.6%という強固な受注基盤を構築している。
- 2収益改善力: SES事業取得による開発内製化でFY2025営業利益+16.4%を達成し、売上減でも利益を伸ばせるコスト構造を実現した。
- 3高い資本効率: ROE15.4%・自己資本比率61.9%を両立し、健全な財務基盤のもとで効率的な資本運用を維持している。
- 4M&Aによる事業拡張力: 不採算事業の売却と成長領域(bellFace)の取得を同期に実行し、ポートフォリオ組み替えを機動的に行える体制を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益力強化と再投資サイクル: 粗利率の高いコンサルティング案件へ選別受注を進め、得られた利益を人材育成・システム・新規事業開発に優先配分する方針である。
- 2M&Aによる多角化: 通信業界依存からの脱却を目指し、M&A・資本業務提携を積極活用して新収益源を開拓する。2025年8月取得のbellFace事業で金融業界開拓を先行させる。
- 3新プロダクト開発: FY2025第4四半期から内製開発人材を活用した新プロダクト開発に着手しており、FY2026以降の新規売上源泉として育成を進めている。
- 4株主還元強化: 配当性向を短期(FY2025-2026)30%、中長期的にはそれ以上とする目標を掲げ、IR強化・機関投資家との対話拡充により適正株価形成を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高61億円(-1.7%)と微減ながら、営業利益6億円(+16.4%)・経常利益5億円(+9.9%)と増益。純利益4億円は不採算事業売却益計上により予想超過となった。
bellFace事業取得: 2025年8月に金融業界向け電話面談システム「bellFace」事業を取得し、銀行・証券業界への新規顧客基盤獲得を通じてオンライン接客サービス事業の拡大を図る。
自己株式取得: FY2025に自己株式を400百万円取得し、純資産が114百万円減少。株主還元を強化する一方、手元現金は195百万円減の1,763百万円となった。
NTTドコモ依存度上昇: 主要顧客への売上依存度がFY2024の45.6%からFY2025の63.6%へ急上昇し、多角化戦略の緊急性が一段と高まっている。
02
業績推移
売上高
61億円▼1.7%FY25
営業利益
5.6億円▲16.5%FY25
純利益
4.3億円▼26.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 27.7 | 34.9 | 31.3 | 37.9 | 56.3 | 62.1 | 61.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.6 | 4.3 | 4.8 | 5.6 |
| 経常利益 | 4.9 | 3.8 | 1.4 | 0.7 | 4.1 | 4.5 | 5.0 |
| 純利益 | 3.2 | 2.4 | 0.5 | -1.0 | 3.2 | 5.9 | 4.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 22.3 | 31.4 | 30.2 | 44.0 | 47.5 | 45.1 | 44.6 |
| 純資産 (自己資本) | 18.7 | 21.4 | 21.9 | 19.2 | 23.5 | 28.7 | 27.6 |
| 自己資本比率 (%) | 83.7 | 68.1 | 72.4 | 43.7 | 49.6 | 63.6 | 61.9 |
| 現金及び預金 | 15.6 | 25.3 | 18.7 | 18.5 | 22.7 | 19.6 | 17.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.8 | 3.3 | ▲1.6 | 2.1 | 7.7 | 4.7 | 7.0 |
| 投資CF | 0.2 | ▲0.9 | ▲3.0 | ▲12.8 | ▲2.7 | ▲1.2 | ▲0.5 |
| 財務CF | 5.4 | 7.3 | ▲2.0 | 10.3 | ▲0.7 | ▲6.7 | ▲8.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
47.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.4%
自己資本利益率
ROA
9.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
413人
平均年齢
31.7歳
平均勤続
2.2年
単体 平均年収
372万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
16.00円+0
配当性向
28.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
4
FY22
3
FY23
8
FY24
16
FY25
16
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。