A
AHCグループ株式会社
エイエイチシーグループカブシキガイシャ上場サービス業7083EDINET: E35250AHC GROUP INC.
決算期: 11月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
66.6億円
6.08%営業利益 (FY25)
1.1億円
14.84%経常利益 (FY25)
1.3億円
18.06%純利益 (FY25)
0.0億円
98.98%総資産
60.8億円
4.93%自己資本比率
19.4%
—ROE
0.1%
8.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
AHCグループは「人を想う」を共通理念に掲げ、障害福祉サービス(放課後等デイサービス・就労継続支援・生活介護・グループホーム等)を中核に、高齢者向け通所介護、および外食・食品加工事業を運営する東証上場の社会福祉グループである。FY2025末時点で福祉97事業所・介護32事業所・外食6店舗を展開しており、売上高は2019年の41億円から2025年の67億円へ6年間で約1.6倍に成長している。売上構成は福祉56%・介護24%・外食20%で、収益の約45%を東京都・千葉県の国民健康保険団体連合会からの介護給付費が占める公的収入依存型モデルである。 FY2025は増収を果たしたものの、株式会社パパゲーノの完全子会社化や生活介護3事業所・グループホーム2事業所など計7事業所の新規開設コストが先行し、営業利益は前期比14.9%減の1.09億円、純利益は同99.0%減のわずか1百万円にとどまった。目標とする経常利益率10%・ROE20%に対し、現状は経常利益率1.9%・ROE0.1%と大幅な乖離があり、収益性改善が最大の経営課題である。人材不足・報酬改定リスク・物価高騰という構造的逆風の中、DX推進や不採算事業所の整理を通じた収益体質の強化が急務となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 障害福祉給付費(売上の56%)・介護給付費(24%)・外食(20%)の3本柱で、公的給付が収益の約8割を占める。
- 2顧客: 障害児・者および高齢者を主要利用者とし、給付費の大半を都道府県国民健康保険団体連合会から受領する。
- 3価値提案: 幼年期の児童発達支援から就労支援・グループホームまで、生涯を通じたワンストップ福祉サービスを地域に提供する。
- 4コスト構造: 人件費が最大コストで、専門有資格者の採用・育成・定着に多大な費用と管理工数を要する労働集約型事業である。
Risks · リスク要因
- 1報酬改定リスク: 障害福祉・介護とも3年に1度の制度改定で報酬が下方修正された場合、売上の約8割に直接影響し経営成績を大きく悪化させる。
- 2人材不足リスク: 有資格者の慢性的不足により採用単価が上昇しており、人員計画未達の場合は新規事業所開設の中断を余儀なくされる可能性がある。
- 3収益性の低さ: 目標ROE20%に対し実績0.1%、目標経常利益率10%に対し実績1.9%と著しく乖離し、事業所開設コストが利益を圧迫し続けている。
- 4許認可取消リスク: 都道府県からの指定(6年毎更新)が取り消された場合、当該事業所の収入が即時消滅し財政状態に重大な影響を与えるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1事業所数の規模: 福祉97・介護32・外食6の合計135拠点を持ち、関東・東海を中心に地域密着型の面的ネットワークを構築している。
- 2公的収入の安定性: 売上の約8割が介護給付費・障害福祉給付費であり、景気変動の影響を受けにくい安定したキャッシュフロー基盤を持つ。
- 3成長市場への適合: 障害福祉サービス利用者数が前年比5.9%増(2025年8月時点171万人)と拡大する市場で先行投資を続けている。
- 4ワンストップ体制: 児童発達支援から就労継続支援・生活介護・グループホームまで一貫したサービス提供が他社との差別化要因となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1福祉ワンストップ強化: 就労継続支援B型・生活介護・共同生活援助を充実させ、学齢期から成人後の自立まで切れ目のない支援体制を2030年に向けて拡充する。
- 2継続的M&Aと新規開設: パパゲーノ完全子会社化のように資本業務提携から完全子会社化を活用し、年間数事業所のペースで拠点網を拡大し規模の経済を追求する。
- 3介護事業の収益改善: 不採算事業所の譲渡・閉鎖(FY2025で3事業所整理)と既存事業所のオペレーション効率化を継続し、営業損失体質からの早期脱却を目指す。
- 4DX推進による生産性向上: AI支援ツール「AI支援さん」の活用やITアウトソーシング受注など、ICTを活用した業務負担軽減と収益多様化を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高67億円(+6.1%)の増収も、新規開設コスト先行により純利益は前期比99.0%減の1百万円、ROEは0.1%に急落した。
パパゲーノ完全子会社化: 2024年5月の資本業務提携から完全子会社化へ進展し、就労継続支援B型1事業所を取得、のれんが前期比25.0%増の2.45億円に拡大した。
新規開設と整理の同時実施: 生活介護3・グループホーム2・就労継続支援B型1・児童発達支援1の計7事業所を開設する一方、介護デイサービス3事業所を整理し不採算部門を縮小した。
キャッシュフロー悪化: 営業CFは前期の4.39億円から1.93億円へ半減し、投資CF支出は3.96億円と高水準が続き、財務CFで長期借入9.5億円を実行して資金を確保した。
02
業績推移
売上高
66.6億円▲6.1%FY25
営業利益
1.1億円▼14.8%FY25
純利益
0億円▼99.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 41.2 | 40.9 | 41.2 | 49.1 | 59.3 | 62.8 | 66.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -2.2 | 0.2 | 1.3 | 1.1 |
| 経常利益 | 2.6 | 2.0 | 0.4 | -2.0 | 0.7 | 1.6 | 1.3 |
| 純利益 | 1.8 | 1.0 | 0.0 | -2.5 | 0.7 | 1.0 | 0.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 20.4 | 38.4 | 47.3 | 52.1 | 52.5 | 58.0 | 60.8 |
| 純資産 (自己資本) | 2.7 | 13.6 | 13.3 | 10.9 | 11.6 | 12.0 | 11.8 |
| 自己資本比率 (%) | 13.2 | 35.3 | 28.2 | 20.9 | 22.1 | 20.8 | 19.4 |
| 現金及び預金 | 6.7 | 22.9 | 24.9 | 20.6 | 20.5 | 24.2 | 24.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.7 | 0.1 | ▲0.1 | ▲1.0 | 1.0 | 4.4 | 1.9 |
| 投資CF | ▲1.2 | ▲0.9 | ▲6.7 | ▲9.1 | ▲0.9 | ▲3.6 | ▲4.0 |
| 財務CF | 1.6 | 17.1 | 8.8 | 5.8 | ▲0.1 | 2.9 | 2.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
0.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.1%
自己資本利益率
ROA
0.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
NursingCareBusiness0.0兆23.5%▲0.00兆-0.1%
Restaurant0.0兆20.2%0.00兆6.5%
WelfareBusiness0.0兆56.3%0.00兆5.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
287人
平均年齢
39.6歳
平均勤続
4.1年
単体 平均年収
394万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
12.00円+2
配当性向
119.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
10
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。