I
INEST株式会社
アイネストカブシキガイシャ上場卸売業7111EDINET: E37831INEST,Inc.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
190億円
80.31%営業利益 (FY25)
2.1億円
12.61%経常利益 (FY25)
1.0億円
43.58%純利益 (FY25)
0.4億円
128.19%総資産
137億円
3.33%自己資本比率
36.0%
—ROE
0.9%
4.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
INEST株式会社は、電力・通信・保険・ウォーターサーバー等のライフインフラサービスの取次販売と、コールセンター・BPOを中核とするソリューション事業を展開する持株会社型グループである。コールセンター、イベントブース、店舗、Webといった多様な販売チャネルを組み合わせ、個人・法人顧客に対して提案型営業を行うビジネスモデルを採用している。FY2025の売上高は190億円と2年で約2.4倍に急拡大したが、これはM&Aによるグループ会社の積み上げ効果が主因であり、有機的成長の持続性については見極めが必要である。収益面では営業利益208百万円(営業利益率約1.1%)、純利益42百万円、ROE0.9%と極めて薄利であり、フロー型収益への依存からストック型収益モデルへの転換が喫緊の経営課題となっている。プレミアムウォーター、ソフトバンク、KDDIの上位3社だけで売上の52%超を占める取引先集中リスクも抱えており、FY2026は売上200億円・営業利益250百万円の増収増益を目標に掲げ、LTV最大化やクロスセル強化を推進する方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電力・通信・保険・ウォーターサーバー等ライフインフラの取次販売手数料とBPO受託料が主収益であり、フロー型中心の構造である。
- 2顧客: 個人および中小法人を主な対象とし、コールセンター・店舗・イベントブース・Webの複合チャネルで接点を持つ。
- 3価値提案: 多様な商材をワンストップで提案できる幅広い取扱ラインナップと、営業リソースの柔軟な組み合わせで顧客ニーズに対応する。
- 4コスト構造: 仕入高2,766百万円(前期比232.6%増)と人件費・チャネル維持費が主要コストで、営業利益率は約1.1%と薄利体質である。
Risks · リスク要因
- 1特定取引先への依存: プレミアムウォーター21.8%・ソフトバンク15.4%・KDDI14.9%と上位3社で売上の約52%を占め、方針変更時の影響が極めて大きい。
- 2薄利・収益脆弱性: 営業利益率約1.1%、ROE0.9%と収益基盤が脆弱で、環境悪化や販売手数料引き下げが即座に赤字転落リスクにつながる。
- 3のれん減損リスク: 複数のM&Aにより相当額ののれんと耐用年数不確定無形資産を計上しており、収益性低下時に大規模な減損損失が発生する可能性がある。
- 4顧客獲得ルートの外部依存: アプローチリストやイベント会場・店舗は外部事業者依存度が高く、提携先の方針変更や費用高騰が新規獲得に直接打撃を与えるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1チャネル多様性: コールセンター・イベントブース・店舗・Webを組み合わせた複合販売網により、顧客接点の最適化と販売機会の最大化を図れる。
- 2グループ拡張力: アイ・ステーション、Renxa、ZITTO等のM&Aで事業領域と顧客基盤を短期間で拡大し、2年間で売上を約2.4倍に成長させた実績がある。
- 3光通信グループとの関係: 親会社格である光通信グループのリソース・ネットワークを活用でき、大手取引先との安定的な取引関係を確保している。
- 4ストック転換の余地: 電力・通信・保険等の継続課金型商材を多数取り扱っており、既存顧客基盤をストック収益化する潜在的な成長余地を有する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ストック型収益モデルへの転換: フロー型中心のビジネスから継続課金型収益モデルへシフトし、LTV最大化とクロスセル・アップセル推進で安定収益基盤を構築する。
- 2FY2026増収増益目標: 売上収益200億円・営業利益250百万円・純利益45百万円を目標とし、積極的な事業投資を継続しながら収益性改善を図る。
- 3営業生産性向上: 従業員1人当たり生産性を最重要KPIとし、DX活用による営業効率化と体系的な教育・管理体制の整備を推進する。
- 4取引先分散と商品力強化: 特定取引先への依存度を低下させるべく新規取引先開拓を進め、中小企業・個人向け商材の拡充でサービス品質を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高が190億円(前期比+80.3%)に急拡大した一方、営業利益は208百万円(前期比-12.3%)と増収減益となり、収益効率の課題が浮き彫りになった。
FY2025は前期の純損失149百万円から純利益42百万円へ黒字転換を果たし、財政状態も総資産13,671百万円・自己資本4,926百万円と安定を維持した。
営業CFは924百万円の黒字を確保し、現金残高は1,671百万円に増加した一方、財務活動では長期借入金返済等で624百万円を流出させた。
FY2025よりセグメントを単一(ソリューション事業)に統合変更し、グループ全体の事業責任体制を明確化して効率的な販売活動体制への移行を図っている。
02
業績推移
売上高
190億円▲80.3%FY25
営業利益
2.1億円▼12.6%FY25
純利益
0.4億円▲128.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 79.4 | 105 | 190 |
| 売上原価 | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — |
| 営業利益 | 2.0 | 2.4 | 2.1 |
| 経常利益 | 1.6 | 1.8 | 1.0 |
| 純利益 | 4.5 | -1.5 | 0.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 80.7 | 132 | 137 |
| 純資産 (自己資本) | 35.8 | 48.8 | 49.3 |
| 自己資本比率 (%) | 44.3 | 36.9 | 36.0 |
| 現金及び預金 | 16.3 | 15.8 | 16.7 |
| 有利子負債 | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.3 | 0.2 | 9.2 |
| 投資CF | ▲0.6 | ▲23.5 | ▲2.1 |
| 財務CF | 0.9 | 22.8 | ▲6.2 |
| FCF | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
0.39
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.9%
自己資本利益率
ROA
0.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
33人
平均年齢
35.4歳
平均勤続
3.0年
単体 平均年収
504万円
連結従業員数 推移
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。