株
株式会社TORICO
カブシキガイシャトリコ上場小売業7138EDINET: E37457TORICO Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
36.8億円
5.67%営業利益 (FY25)
-2.6億円
17.12%経常利益 (FY25)
-2.6億円
18.30%純利益 (FY25)
-4.5億円
63.37%総資産
14.7億円
20.55%自己資本比率
54.7%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社TORICOは「漫画全巻ドットコム」を中核とする紙コミック全巻セット販売EC(売上比74.5%)と、マンガ原作IPを活用した没入型イベント・グッズ事業(同16.1%)を展開するマンガ特化企業である。17年超の運営で蓄積した25,302セットの独自データベースと低返本率による安定仕入力が競合優位の源泉だが、紙コミック市場が2024年度に前年比8.6%減・1,472億円と1995年以来最低水準に落ち込む構造逆風を受け、FY2025売上高は37億円(前年比-5.7%)、営業損失2.6億円、純損失4.5億円と赤字が拡大した。COVID特需で2021-2022年にピーク54億円を記録した後、3期連続で縮小が続いており、継続企業の前提に関する重要な疑義が有報に記載されている。一方でイベントサービスは売上5.9億円(前年比+22.5%)と成長を続けており、東アジア3社との業務提携やグロースパートナーズとの資本提携を通じて海外展開・IP物販への軸足移行を急いでいる。テイツーとの業務資本提携によるトレカ・買取サービスとの融合も模索しており、EC依存からの収益構造転換が財務再建の鍵を握る局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 紙コミック全巻セットECが売上の74.5%を占め、イベント・グッズ事業が16.1%で補完する構造である。
- 2顧客: アニメ化・ドラマ化を機にまとめ買いを行う国内マンガファンと、インバウンド・海外IPファンを対象とする。
- 3価値提案: 25,302セットの圧倒的品揃えと低返本率に裏付けられた安定在庫で、他社にない網羅性を提供する。
- 4コスト構造: 自社倉庫の物流固定費と広告宣伝費が主要コストで、倉庫効率化・自動化により利益率改善を目指す。
Risks · リスク要因
- 1継続企業前提の疑義: 2期連続営業赤字・純損失4.5億円で有報にゴーイング・コンサーン注記が付されており、資金繰りが最大リスクである。
- 2紙コミック市場縮小: 2024年度の紙コミック販売は前年比8.6%減・1,472億円と構造的に縮小しており、主力EC事業の売上基盤を直撃する。
- 3特定事業・取引先集中: ECが売上の74.5%を占め、楽天BN・佐川急便等への依存度が高く、契約条件変更が業績に直結するリスクがある。
- 4海外・新規事業の赤字拡大懸念: イベントおよび海外事業の先行投資が続く中、収益化の遅延が財務悪化をさらに加速させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1品揃え優位: 国内最大級の25,302セットを取り扱い、17年超のデータ蓄積で競合が容易に追随できない差別化を実現している。
- 2低返本率による仕入力: 業界最低水準の返本率が出版取次から優先配本を引き出し、好循環の参入障壁を形成している。
- 3IP×イベントの統合力: 自社グッズ企画・製造からポップアップ催事まで一気通貫で運営でき、国内4店舗・海外2拠点に展開している。
- 4東アジアパートナー網: 中国・台湾・香港の3社と業務提携し、言語不要のグッズ物販で世界マンガファン市場に接点を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1EC収益防衛: 販促費削減と取扱点数・供給在庫量による差別化にシフトし、売上総利益率の維持・改善を優先する方針である。
- 2イベント事業拡大: 渋谷店モデルを天王寺店へ横展開し、東アジア3社との協業で海外IP物販イベントの巡回を2025年度以降も継続する。
- 3テイツーとのシナジー深化: トレカ・買取サービスでテイツーと在庫共有・共同運営店舗を2025年夏頃までに開設し収益源を多様化する。
- 4資本調達による財務改善: グロースパートナーズとの資本業務提携(2025年4月締結)を活用し、イベント・海外事業へ資金とリソースを集中する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高37億円(前年比-5.7%)、営業損失2.6億円、純損失4.5億円と赤字が拡大し、ゴーイング・コンサーン注記が継続した。
イベント事業が唯一の成長エンジン: イベントサービス売上は5.9億円(前年比+22.5%)と堅調で、天王寺店開設と台湾不採算店の閉鎖を実施した。
東アジア3社と業務提携締結: 2025年2月に中国・台湾・香港のパートナー3社と提携し、3月に上海でIPイベントを実施した。
グロースパートナーズと資本業務提携: 2025年4月25日に締結し、第三者割当増資で資本金・資本剰余金をそれぞれ約1.8億円増強した。
02
業績推移
売上高
36.8億円▼5.7%FY25
営業利益
-2.6億円▼17.1%FY25
純利益
-4.5億円▼63.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 28.1 | 31.7 | 49.9 | 53.9 | 50.0 | 39.0 | 36.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.0 | 1.3 | -2.2 | -2.6 |
| 経常利益 | -0.3 | -0.3 | 2.7 | 2.1 | 1.3 | -2.2 | -2.6 |
| 純利益 | -0.4 | -0.0 | 2.5 | 1.5 | 0.7 | -2.7 | -4.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7.9 | 10.5 | 15.0 | 19.3 | 22.5 | 18.5 | 14.7 |
| 純資産 (自己資本) | 4.5 | 4.3 | 6.9 | 10.7 | 11.7 | 9.0 | 8.1 |
| 自己資本比率 (%) | 56.4 | 41.5 | 45.8 | 55.5 | 51.8 | 48.3 | 54.7 |
| 現金及び預金 | — | 3.0 | 5.5 | 7.4 | 10.6 | 6.1 | 6.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | ▲0.6 | 2.9 | 0.2 | 0.1 | ▲1.9 | ▲1.4 |
| 投資CF | — | ▲0.1 | ▲0.3 | ▲0.8 | ▲0.5 | ▲1.4 | ▲0.3 |
| 財務CF | — | 1.3 | ▲0.1 | 2.4 | 3.6 | ▲1.4 | 1.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
63人
平均年齢
34.5歳
平均勤続
4.4年
単体 平均年収
421万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。