日
日野自動車株式会社
ヒノジドウシャカブシキガイシャ上場輸送用機器7205EDINET: E02146HINO MORTORS,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
1.70兆円
11.94%営業利益 (FY25)
0.06兆円
809.49%経常利益 (FY25)
0.04兆円
525.76%純利益 (FY25)
-0.22兆円
1374.38%総資産
1.48兆円
0.94%自己資本比率
17.0%
—ROE
-76.3%
80.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日野自動車は国内商用車市場でトヨタ自動車の連結子会社として大中小型トラック・バスを製造・販売し、アジアを中心とした海外展開も担う。FY2025売上高は1.70兆円(前期比+11.9%)と回復基調にあり、営業利益も575億円の黒字転換を果たした。しかし、北米エンジン認証不正問題に伴う米国当局との刑事・民事和解(合計約10億ドル超)を特別損失として一括計上したことで純損失2,178億円、ROE-76.3%という厳しい財務状態に陥っている。中期的には営業利益率8%達成を目標に掲げ、国内出荷再開車種の拡大、アジア販売の回復、小型BEVトラックの普及拡大、および2026年4月を予定する三菱ふそうトラック・バスとの経営統合が最大の注目点となる。財務基盤の再建と認証問題の完全収拾が企業価値回復の前提条件であり、統合実現の可否が株主への影響を大きく左右する局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 日野ブランドのトラック・バス販売が売上の主軸で、国内3,659億円・海外5,408億円、トヨタ向けOEM生産1,228億円が補完する。
- 2顧客: 国内物流・運送事業者および自治体向けバス会社を主顧客とし、アセアンを中心とした海外商用車市場にも供給する。
- 3価値提案: クルマの商品品質とアフターサービス・物流ソリューションを組み合わせた「総合品質」でパートナーとして選ばれる戦略を採る。
- 4コスト構造: 鋼材等の調達コストと開発費が主要費目で、トヨタとのインハウスバンキング活用により資金調達コストを抑制する。
Risks · リスク要因
- 1エンジン認証不正の後遺症: NZ集団訴訟が係争中のほか追加訴訟リスクが残存し、純資産2,510億円に対し負債が1兆2,272億円と財務が脆弱である。
- 2三菱ふそう経営統合の不確実性: 2026年4月統合予定だが認証問題の追加負担次第で前提条件未充足・特別補償義務が生じる可能性がある。
- 3アジア需要低迷リスク: タイを中心とするアジアセグメントは売上高-8.0%・営業利益-22.9%と低迷しており、地政学リスクも高まっている。
- 4国内出荷制限の継続: 中型エンジン「A05C(HC-SCR)」搭載車は現行モデル再申請断念となり、2026年モデルまで供給空白が続く見通しである。
Strengths · 強み
- 1国内商用車の販売・サービス網: 全国の販売会社網を通じた迅速なアフターサービス体制が競合との差別化につながっている。
- 2トヨタグループとの関係: 親会社トヨタからの生産委託と資金調達支援により、財務安定性と量産効率の両立が可能である。
- 3マルチパスウェイ電動化対応: BEVトラック「デュトロ Z EV」560台超販売実績や燃料電池車・合成燃料対応など多様な脱炭素技術を持つ。
- 4アジア商用車プレゼンス: タイ・インドネシアを中心に現地生産・販売拠点を持ち、アセアン商用車市場での長年のブランド認知が強みである。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1営業利益率8%の達成: 収益力回復を最優先課題と位置づけ、国内出荷再開拡大・原価改善・在庫適正化を通じて目標達成を目指す。
- 2三菱ふそうとの経営統合: 2026年4月1日を統合予定日とし、国内商用車で規模の経済と開発コスト分担による競争力強化を図る。
- 3選択と集中による財務基盤強化: 米国部品事業撤退・中国事業縮小を実施済みで、車両型式削減・部品種類削減による固定費圧縮を推進する。
- 4CASE・電動化投資: BEVトラックの普及拡大、自動運転レベル4相当の走行実証、ライドシェア運行管理サービス拡充を2025年以降も継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
米国当局との和解完了(2025年1月): 刑事和解5億2,176万ドル・民事和解6億7,900万ドル等、北米認証関連損失として2,584億円を特別損失に計上した。
FY2025営業黒字転換: 売上高1.70兆円(+11.9%)、営業利益575億円と前期の81億円損失から大幅改善したが、純損失は2,178億円となった。
工場用地売却と政策保有株式売却: 日野工場の土地売却益346億円・有価証券売却益180億円を計上し、現預金が1,166億円増加した。
三菱ふそうとの経営統合契約締結(2025年6月10日): トヨタとダイムラートラックを親会社とする4社で2026年4月1日の統合を正式合意した。
02
業績推移
売上高
1.70兆円▲11.9%FY25
営業利益
0.06兆円▲809.5%FY25
純利益
-0.22兆円▼1374.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.98 | 1.82 | 1.50 | 1.46 | 1.51 | 1.52 | 1.70 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.03 | 0.02 | -0.01 | 0.06 |
| 経常利益 | 0.08 | 0.05 | 0.01 | 0.04 | 0.02 | -0.01 | 0.04 |
| 純利益 | 0.05 | 0.03 | -0.01 | -0.08 | -0.12 | 0.02 | -0.22 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.35 | 1.28 | 1.23 | 1.26 | 1.36 | 1.46 | 1.48 |
| 純資産 (自己資本) | 0.60 | 0.59 | 0.60 | 0.52 | 0.43 | 0.46 | 0.25 |
| 自己資本比率 (%) | 44.3 | 46.5 | 49.1 | 41.0 | 31.8 | 31.6 | 17.0 |
| 現金及び預金 | 0.04 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.08 | 0.07 | 0.09 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.05 | 0.10 | 0.11 | 0.11 | ▲0.04 | ▲0.11 | 0.00 |
| 投資CF | ▲0.07 | ▲0.07 | ▲0.06 | ▲0.06 | ▲0.06 | 0.04 | ▲0.00 |
| 財務CF | 0.02 | ▲0.03 | ▲0.04 | ▲0.04 | 0.11 | 0.06 | 0.03 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.4兆24.4%0.02兆5.9%
Japan1.0兆56.1%0.03兆3.0%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.3兆19.5%0.01兆2.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
11,950人
平均年齢
41.8歳
平均勤続
19.0年
単体 平均年収
655万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY22 実績1株配当 (年間)
20.00円+3
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
43
FY20
33
FY21
17
FY22
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。