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株式会社カネミツ

カブシキガイシャカネミツ上場輸送用機器7208EDINET: E02248
KANEMITSU CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
111億円
0.23%
営業利益 (FY25)
7.6億円
30.85%
経常利益 (FY25)
8.1億円
21.31%
純利益 (FY25)
5.4億円
14.40%
総資産
161億円
0.03%
自己資本比率
72.5%
ROE
4.9%
1.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

カネミツは独自の鋼板塑性加工技術を核に、自動車用プーリを主力製品として国内外で展開する自動車部品メーカーである。売上高の約73%を日本セグメントが占め、残りを東南アジア(タイ)・中国で構成する。FY2025の連結売上高は111億円(前期比+0.2%)とほぼ横ばいながら、営業利益は7.6億円と前期比+30.9%の大幅改善を達成した。これはトランスミッション部品・xEV部品の国内拡大と中国でのプーリ外製品受注伸長によるものである。一方で、タイでの国内自動車販売低迷が東南アジアセグメントの売上を▲7.2%押し下げており、地域間でのばらつきが目立つ。最大顧客のアイシンへの販売比率は18.8%に達しており、取引先集中リスクも抱える。自動車電動化によるプーリ需要の長期的縮小を最大経営課題と認識し、xEV部品・モーターコア・トランスミッション部品を新たな4本柱に位置付け、第9次中期経営計画(2023-2026年)で売上高111.7億円・営業利益8.3億円を最終年度目標に掲げている。自己資本比率71.3%、現金及び現金同等物30.7億円と財務基盤は堅固であり、事業転換への投資余力は一定程度確保されている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 自動車用鋼板製プーリが売上の過半を占め、トランスミッション部品・xEV部品が成長補完役として拡大中である。
  • 2顧客: アイシンを筆頭とする日系自動車部品メーカーへの供給が中心で、上位顧客依存度が高い構造である。
  • 3価値提案: 独自の鋼板立体造形・塑性加工技術によるオンリーワン製品で、軽量・低コスト・高品質を同時に実現している。
  • 4地域構成: 日本73.5%・東南アジア(タイ)20.5%・中国7.8%の3極体制で生産・販売を展開している。
Risks · リスク要因
  • 1電動化による主力製品縮小: 自動車EV化の加速でプーリ需要が長期的に減少し、代替事業の立ち上がりが遅れると業績が大きく悪化する可能性がある。
  • 2顧客・地域集中リスク: アイシン1社で売上の18.8%を占め、タイ市場の国内自動車販売低迷がFY2025東南アジアセグメント▲7.2%に直結した。
  • 3米国関税・為替変動リスク: 海外売上比率26.6%を抱え、米国保護主義政策や急激な為替変動が収益・財務に予測困難な影響を与えうる。
  • 4新商品開発の不確実性: 市場ニーズに適合した新製品・新技術の開発が遅延した場合、電動化トレンドへの対応が間に合わず競争力が低下するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1独自塑性加工技術: 鋼板立体造形のKAVS(シミュレーション設計開発システム)を活用し、開発期間短縮と高精度製品化を実現している。
  • 2開発拠点の多層展開: 加西・長崎・タイの3拠点にテクニカルセンターを持ち、国内外で新商品開発を並行推進できる体制を持つ。
  • 3財務健全性: 自己資本比率71.3%・借入金返済を着実に進め、運転資金・設備投資を主に自己資金でまかなえる低レバレッジ経営である。
  • 4技術応用力: プーリ技術を基盤にxEV部品・モーターコア・エアバッグ部品へと展開し、製品ポートフォリオを拡張できる強みを持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1xEV部品・モーターコア拡販: BEV・HEV・PHEV向け部品を新たな事業柱に据え、既存の塑性加工技術を応用した製品ラインアップを拡充する計画である。
  • 2第9次中計定量目標: 2026年3月期に連結売上高111.7億円・営業利益8.3億円・CO2排出量原単位前期比5%削減を目標に設定している。
  • 3非自動車分野への参入: 自動車以外の産業向け新事業開拓を明記し、高張力鋼板・高炭素鋼・ステンレス材の立体造形技術研究で新市場を狙っている。
  • 4人的資本・サステナビリティ強化: 2029年3月期までに女性管理職比率30%達成、Scope1・2のCO2排出量を2014年3月期比53%削減(売上高原単位)を目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前期比+30.9%増の7.6億円に急改善し、中計最終年度目標8.3億円まで残り約7百万円に迫る好進捗となった。
最大顧客アイシン向け販売が前期比+20.8%増の20.8億円に拡大し、売上構成比が15.6%から18.8%へ上昇、依存度が高まっている。
タイ子会社は国内自動車販売低迷で売上▲7.2%・営業利益▲12.3%と苦戦し、東南アジアセグメントの構造的な需要低迷が顕在化している。
中国セグメントはプーリ外製品受注伸長により前期の営業損失▲2.3百万円から営業利益1.3百万円へ黒字転換し、収益改善の兆しを示している。
02

業績推移

売上高
111億円0.2%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
7.6億円30.8%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
5.4億円14.4%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高91.281.570.387.6100111111
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.04.35.87.6
経常利益9.61.1-4.02.44.96.78.1
純利益7.00.7-1.11.65.46.35.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産131131141144154161161
純資産 (自己資本)94.595.091.592.799.6110117
自己資本比率 (%)72.472.664.764.564.668.172.5
現金及び預金23.617.126.829.433.631.630.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF13.98.15.610.99.014.216.5
投資CF▲9.1▲14.3▲4.3▲5.2▲3.3▲9.9▲10.4
財務CF▲1.5▲2.28.9▲3.3▲2.7▲7.3▲8.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
105.72
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.9%
自己資本利益率
ROA
3.4%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

China0.07.3%0.00兆1.6%
Japan0.073.4%0.00兆7.3%
SoutheastAsia0.019.2%0.00兆5.2%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
221
平均年齢
41.6
平均勤続
17.1
単体 平均年収
620万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1金光 俊明0.5百万株9.26%
#2カネミツ従業員持株会0.4百万株7.16%
#3大阪中小企業投資育成株式会社0.3百万株6.82%
#4山田 勇作0.2百万株3.22%
#5金光 秀治0.1百万株2.91%
#6金光 充子0.1百万株2.83%
#7バンドー化学株式会社0.1百万株2.76%
#8明治安田生命保険相互会社0.1百万株2.67%
#9日本生命保険相互会社0.1百万株2.67%
#10中西電機工業株式会社0.1百万株2.35%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
45.00+1
配当性向
30.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
39
FY21
40
FY22
41
FY23
43
FY24
44
FY25
45
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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