株
株式会社テイン
カブシキガイシャテイン上場輸送用機器7217EDINET: E02242TEIN,INC.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
53.2億円
9.25%営業利益 (FY25)
3.2億円
39.27%経常利益 (FY25)
3.9億円
41.41%純利益 (FY25)
2.5億円
47.12%総資産
80.5億円
4.80%自己資本比率
77.0%
—ROE
3.9%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
テイン(東証上場)は、自動車用アフターマーケット向けサスペンション(ダンパー・スプリング等)の開発・製造・販売に特化した専業メーカーである。国内の横浜本社工場と中国・宿遷工場の2拠点で生産し、国内販売のほか米国・アジア・欧州などグローバルに展開する。FY2025(2025年3月期)は売上高53億円と前期比9.3%増収を果たし、米国向け代理店TURN 14 DISTRIBUTIONへの販売が13.5%まで拡大するなどグローバル需要の取り込みが進んだ。一方で、販売単価の低下、原材料・人件費の高騰、円安による仕入れコスト増、欧州子会社TEIN Europeの立ち上げ費用などが重なり、営業利益は3.2億円(前期比39.1%減)、経常利益3.9億円(同41.4%減)、純利益2.5億円(同47.2%減)と利益面では大幅な減益となった。長期ビジョンとして「サスペンション事業売上高100億円」を掲げるが、現状53億円水準にとどまり、利益率の回復と海外拠点の早期黒字化が当面の最重要課題である。次期業績予想は売上高58.7億円・経常利益4.1億円と増収増益を見込んでいる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車用サスペンション製造・販売の単一セグメントで売上高53億円を構成し、国内外の卸・代理店経由で収益を上げている。
- 2顧客: 国内は最大顧客タカマコンペティション(売上比10.6%)、海外は米国TURN 14 DISTRIBUTION(同13.5%)など世界各地の代理店・小売店が主要顧客である。
- 3価値提案: モータースポーツで培った技術を活用し、安全性・高品質・手頃な価格の3要素を兼備するサスペンション製品をアフターマーケット向けに提供する。
- 4生産体制: 横浜本社工場と中国・宿遷工場の2拠点で内製化を推進し、為替変動や世界情勢の影響を低減するフレキシブルな消費地生産を目指している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外売上比率が高く円安局面では原材料・仕入れコストが増加し、FY2025の利益大幅減益の主因の一つとなった。
- 2米国関税政策リスク: 最大市場である米国での関税強化が実施された場合、仕入れコストや販売価格に直接影響し、グループ業績が大きく悪化する恐れがある。
- 3コスト増と利益率低下: 原材料費・人件費の高止まりに加え新拠点立ち上げ費用が重なり、FY2025の営業利益率は約6%まで低下し収益体質が脆弱な状況にある。
- 4単一セグメント集中リスク: サスペンション専業ゆえ、ユーザーニーズの変化や競合激化・景気後退による需要減が業績全体に直接的かつ即座に波及する構造となっている。
Strengths · 強み
- 1専業特化による技術蓄積: サスペンション単一事業に経営資源を集中し、ISO9001認証取得とモータースポーツからのフィードバックで高い開発・品質水準を維持している。
- 2グローバル販売網の構築: 米国・アジア・欧州など世界各地に代理店網を持ち、FY2025にTEIN Europeを設立して欧州での直接販売基盤も整備した。
- 3内製化率の高さ: 国内・中国2拠点で主要部品を内製化し、外部調達リスクを抑えつつVA・VE活動によるコスト削減と品質管理を両立している。
- 4ブランド認知度: 世界のカーアフターマーケットでテインブランドが浸透し、EnduraProや4x4DAMPERなど付加価値製品の訴求で新需要の開拓を継続している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高100億円の長期ビジョン実現: 現在の53億円から段階的拡大を目指し、海外市場開拓とEnduraPro・4x4DAMPERのラインアップ拡充を主軸に増収を図る。
- 2新拠点の早期黒字化: FY2025に営業開始したTEIN Europe(欧州)とTEIN AUSTRALIAを早期に軌道に乗せ、欧州・オセアニア市場での販売シェア拡大を狙う。
- 3内製化推進と生産体制の強化: 国内外2工場のフレキシブルな生産体制を進化させ、為替リスク低減・品質向上・コスト削減を同時に達成する体質転換を推進する。
- 4次期業績目標の達成: FY2026は売上高58.7億円・経常利益4.1億円・純利益3.2億円を計画し、販管費の効率化と粗利率の回復によりFY2025の利益落ち込みから反転させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収も大幅減益: 売上高53億円(前期比+9.3%)と増収の一方、経常利益3.9億円(同41.4%減)・純利益2.5億円(同47.2%減)と利益面で大きく悪化した。
TEIN Europe設立と欧州展開開始: FY2025年9月に欧州子会社を設立して営業を開始し、欧州での直販体制構築に向けた先行投資を本格化させた。
米国向け売上が急拡大: TURN 14 DISTRIBUTIONへの販売額が前期の4.6億円から7.2億円(+56.5%)に拡大し、売上構成比が9.4%から13.5%へ上昇した。
自己株式取得201百万円を実施: 財務活動として自己株式201百万円を取得し、株主還元を強化した一方で現金及び現金同等物は12.7億円に減少した。
02
業績推移
売上高
53.2億円▲9.2%FY25
営業利益
3.2億円▼39.3%FY25
純利益
2.5億円▼47.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 41.5 | 42.3 | 47.2 | 49.7 | 52.4 | 48.7 | 53.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.7 | 6.1 | 5.2 | 3.2 |
| 経常利益 | 3.8 | 5.3 | 11.2 | 9.9 | 6.6 | 6.7 | 3.9 |
| 純利益 | 2.9 | 4.0 | 8.2 | 7.5 | 5.6 | 4.7 | 2.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 60.0 | 61.0 | 72.2 | 79.2 | 80.0 | 84.6 | 80.5 |
| 純資産 (自己資本) | 33.2 | 35.5 | 44.5 | 53.1 | 58.1 | 63.7 | 62.0 |
| 自己資本比率 (%) | 55.4 | 58.2 | 61.7 | 67.1 | 72.6 | 75.4 | 77.0 |
| 現金及び預金 | 8.7 | 11.2 | 16.0 | 14.4 | 15.1 | 14.1 | 12.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.4 | 8.2 | 10.8 | 3.7 | 10.7 | 5.8 | 6.9 |
| 投資CF | ▲4.1 | ▲2.4 | ▲3.9 | ▲5.5 | ▲4.2 | ▲2.9 | ▲2.7 |
| 財務CF | ▲0.9 | ▲2.9 | ▲2.6 | ▲0.5 | ▲6.1 | ▲4.6 | ▲5.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
24.66
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.9%
自己資本利益率
ROA
3.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
88人
平均年齢
45.0歳
平均勤続
15.4年
単体 平均年収
601万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
34.00円-2
配当性向
77.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
17
FY21
29
FY22
36
FY23
32
FY24
36
FY25
34
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。