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田中精密工業株式会社

タナカセイミツコウギョウカブシキガイシャ上場輸送用機器7218EDINET: E02241
TANAKA SEIMITSU KOGYO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
405億円
4.87%
営業利益 (FY25)
27.1億円
26.17%
経常利益 (FY25)
31.4億円
21.11%
純利益 (FY25)
17.9億円
19.38%
総資産
437億円
2.43%
自己資本比率
71.0%
ROE
7.7%
3.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

田中精密工業は富山県を拠点とし、日米タイベトナムで自動車部品を製造するメーカーである。売上高405億円の66.1%がホンダグループ向けで、主力のロッカーアームAssyが売上の54.6%を占めるという高い依存構造を持つ。FY2025は海外売上構成変化を主因に売上高が前期比4.9%減となり、営業利益は26.2%減の27億円と大幅に落ち込んだ。コロナ禍でFY2021に260億円まで落ち込んだ後、半導体供給正常化により425億円(FY2024)まで回復したが、FY2025は再び減収に転じた。 中期経営計画(FY2023-FY2027)では、部品製造・ソリューション・モビリティの3事業部制を採用し、既存エンジン部品事業の収益を新規事業に振り向ける「深化と探索」の二刀流経営を標榜する。ソリューション事業はFA設備・接着積層モーターコアを軸に売上が前期比54.7%増と急拡大しているが、規模はまだ14億円にとどまる。ホンダの2040年エンジン車販売ゼロ目標を踏まえると、主力事業の構造的縮小は不可避であり、収益基盤の転換スピードが最大の投資判断軸となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 部品製造事業が売上の74.9%を占め、ロッカーアームAssyを中心にホンダ向けエンジン部品を供給する。
  • 2顧客: ホンダグループが連結売上の66.1%を占め、日米のホンダ製造拠点向け出荷が主軸となっている。
  • 3価値提案: 開発初期からの技術課題解決と日米タイベトナムのグローバル生産体制で一貫供給を実現する。
  • 4新事業: FA設備・接着積層モーターコア等のソリューション事業と富山県内のホンダ車販売事業が補完する。
Risks · リスク要因
  • 1特定製品依存: ロッカーアームAssyが売上の54.6%を占め、エンジン需要の構造的低下が業績に直撃するリスクが大きい。
  • 2ホンダ依存: ホンダグループ向け売上比率66.1%の中、ホンダの2040年エンジン車販売ゼロ目標が長期的な受注減を確定させている。
  • 3為替変動: 米国・タイ・ベトナムで直接取引を行い、円高や現地通貨高が仕入コスト上昇を通じて収益を圧迫するリスクがある。
  • 4富山県集中リスク: 国内生産拠点・外注先が富山県に集中しており、地震等の自然災害発生時に事業継続が困難になる可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1エンジン部品の高シェア: ロッカーアームAssyで長年培った精密加工技術がホンダの品質基準を満たし、代替困難な供給地位を持つ。
  • 2グローバル4拠点生産: 日米タイベトナムに生産拠点を持ち、顧客の生産地域に近接した供給体制を構築している。
  • 3独自の接着剤技術: 接着積層モーターコアへの転用が進む自社技術は、電動化領域での新規受注獲得に直結する強みである。
  • 4財務健全性: 有利子負債41億円に対し現預金97億円を保有し、無借金に近い実質ネットキャッシュ体質を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1部品製造事業の深化: 電動化需要増が見込まれるアルミダイカスト等の新規部品受注を拡大し、2025年2月に米谷製作所を子会社化して金型内製能力を強化した。
  • 2ソリューション事業の育成: FA設備・接着積層モーターコア・モーター部品を3戦略事業と位置付け、部品製造のキャッシュを充当して中核事業への育成を目指す。
  • 3生産革新の加速: 2025年4月に生産革新室・生産技術部を新設し、AI/IoTスマートファクトリー導入と基幹システム刷新で原価競争力を高める方針である。
  • 42030年ビジョン達成: 「Change the Future」を掲げ、自動車部品技術と従業員の創造力を基盤に非自動車領域への展開で売上構成の転換を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高405億円(前期比4.9%減)、営業利益27億円(同26.2%減)と2期ぶりの減収減益となり、海外売上構成変化が主因である。
ソリューション事業が急成長: 売上高14億円(前期比54.7%増)、セグメント利益は前期比105.9%増と2倍超に拡大し、新規事業の立ち上がりが加速している。
米谷製作所を子会社化: 2025年2月にアルミダイカスト金型製造を得意とする同社を傘下に加え、サプライチェーンとエンジニアリングチェーンを強化した。
CO2排出量削減が前倒し達成: 2030年目標の46%削減(2019年比)に対し、FY2025時点で45%削減と目標を2年前倒しで達成に近い水準に到達した。
02

業績推移

売上高
405億円4.9%FY25
0125250375500FY20FY22FY24
営業利益
27.1億円26.2%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
17.9億円19.4%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高381320260297342425405
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益13.021.936.627.1
経常利益16.5-1.6-2.012.928.439.731.4
純利益4.8-6.7-5.73.710.222.217.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産394368369368393427437
純資産 (自己資本)231213212227253301311
自己資本比率 (%)58.557.757.361.764.570.671.0
現金及び預金50.156.164.659.974.488.081.8
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF45.836.130.623.749.874.244.2
投資CF▲32.9▲40.7▲14.5▲17.0▲11.1▲28.2▲31.3
財務CF▲12.811.8▲8.8▲13.8▲26.7▲36.6▲20.9
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
185.32
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.7%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

Mobility0.021.7%0.00兆4.0%
PartsManufacturing0.074.9%0.00兆6.8%
ソリューション0.03.4%0.00兆20.4%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
436
平均年齢
41.5
平均勤続
19.3
単体 平均年収
542万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1本田技研工業㈱2.4百万株24.53%
#2田中共進会持株会1.2百万株12.63%
#3名古屋中小企業投資育成㈱0.5百万株5.45%
#4田中 一郎0.5百万株5.42%
#5田中 龍郎0.5百万株4.85%
#6㈱商工組合中央金庫0.3百万株3.61%
#7㈱北陸銀行0.3百万株3.20%
#8田中精密工業従業員持株会0.3百万株2.83%
#9㈱富山第一銀行0.3百万株2.79%
#10㈱三菱UFJ銀行0.2百万株1.65%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
45.00+16
配当性向
13.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
18
FY20
10
FY22
9
FY23
12
FY24
29
FY25
45
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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