極
極東開発工業株式会社
キョクトウカイハツコウギョウカブシキガイシャ上場輸送用機器7226EDINET: E02170KYOKUTO KAIHATSU KOGYO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
1404億円
9.70%営業利益 (FY25)
66.6億円
37.95%経常利益 (FY25)
68.9億円
22.66%純利益 (FY25)
58.2億円
66.24%総資産
1877億円
10.17%自己資本比率
62.5%
—ROE
5.0%
1.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
極東開発工業は、ダンプトラック・トレーラ・ごみ収集車等の特装車事業(売上構成比約84%)を核に、廃棄物処理施設の設計・施工からなる環境事業(約10%)、立体駐車装置・コインパーキングのパーキング事業(約6%)を展開する総合インフラメーカーである。FY2025(2025年3月期)は売上高1,404億円(前期比+9.7%)、営業利益67億円(同+38.0%)、純利益58億円(同+66.2%)と大幅増益を達成した。主因は継続的な製品価格改定の浸透、トラックシャシ供給改善による生産性向上、および国内外の底堅い受注にある。特装車事業の受注残高は約995億円と10カ月超の積み上がりを誇り、短期的な売上の視界は良好である。中期経営計画2025-27では3カ年累計で成長投資300億円・M&A投資100億円を計画し、2027年度に売上高1,900億円・営業利益率8%・ROE8%を目指す。一方で、2024年11月に公正取引委員会からカルテル疑惑による立入検査を受けており、課徴金リスクが顕在化しうる点は投資家が注視すべき重要事項である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 特装車事業が売上高の約84%を占め、環境事業約10%・パーキング事業約6%が補完する3セグメント構成である。
- 2製造方式: 受注生産・多品種少量生産を基本とし、在庫リスクを極小化しながら顧客カスタムオーダーに対応する。
- 3顧客基盤: トラックメーカー・ディーラー・自治体・運送会社など多様な販売先を持ち、特定顧客依存を分散している。
- 4ストック収益: 環境プラントの運転受託・メンテナンスや立体駐車装置のリニューアルで安定的な繰り返し収益を確保している。
Risks · リスク要因
- 1独占禁止法リスク: 2024年11月に公正取引委員会の立入検査を受け、課徴金納付命令や信用毀損が業績に影響する可能性がある。
- 2原材料価格変動: 主要材料の鋼材価格が高止まりした場合、価格改定が遅れれば利益率を再び圧迫する恐れがある。
- 3法規制による需要変動: 道路運送車両法等の改正時に駆け込み需要と反動減が繰り返し発生し、業績の振れ幅を拡大させる。
- 4海外事業リスク: インド・オーストラリア等でのM&A・現地生産拡大に伴い、為替変動や政治リスク・PMI失敗の可能性が増大する。
Strengths · 強み
- 1国内トップシェア製品: コンクリートポンプ車・トレーラなど複数品目で国内首位シェアを保持し、価格交渉力が高い。
- 2総合ラインナップ: 建設系・物流系・環境系と幅広い特装車を一社で供給できる業界内でも希少な総合メーカーである。
- 3約995億円の受注残高: FY2025末時点で売上高10カ月超相当の受注残を抱え、短中期の業績の視界が確保されている。
- 4価格改定の定着: 継続的な製品値上げが浸透し、FY2025の営業利益率が前期の3.7%から4.7%へ改善した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期財務目標: 2027年度に売上高1,900億円・営業利益率8%・ROE8%を掲げ、長期ビジョンでは2030年度に売上高2,000億円・同10%・ROE10%を目指す。
- 2積極投資方針: 中期3カ年で成長投資300億円・新規M&A投資100億円を計画し、グループテクニカルセンター建設等を推進する。
- 3海外事業加速: インドSATRAC社の新工場建設やオーストラリアSTG Global買収を通じ、海外売上比率のさらなる引き上げを図る。
- 4株主還元強化: DOE(株主資本配当率)4%以上を基準とし、3カ年累計150億円以上の株主還元を方針として掲げている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,404億円(+9.7%)・営業利益67億円(+38.0%)・純利益58億円(+66.2%)と3期連続増収、最高益水準を更新した。
カルテル疑惑: 2024年11月12日に公正取引委員会の立入検査を受け、架装物販売でのカルテル有無が調査中で課徴金リスクが残存する。
海外M&A: 2024年12月にオーストラリアの特装車メーカーSTG Global Holdingsを株式取得によりグループ化した。
生産体制強化: 2024年12月に横浜工場で小型ダンプ自動化ライン、2025年3月に日本トレクスでトレーラ用新工場棟がそれぞれ完成した。
02
業績推移
売上高
1,404億円▲9.7%FY25
営業利益
66.6億円▲37.9%FY25
純利益
58.2億円▲66.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1143 | 1202 | 1172 | 1169 | 1131 | 1280 | 1404 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 69.7 | 9.9 | 48.3 | 66.6 |
| 経常利益 | 88.2 | 86.8 | 92.5 | 75.7 | 11.9 | 56.2 | 68.9 |
| 純利益 | 62.8 | 60.7 | 67.7 | 143 | 35.8 | 35.0 | 58.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1389 | 1366 | 1428 | 1544 | 1582 | 1704 | 1877 |
| 純資産 (自己資本) | 909 | 926 | 1006 | 1131 | 1120 | 1177 | 1173 |
| 自己資本比率 (%) | 65.4 | 67.8 | 70.5 | 73.2 | 70.8 | 69.1 | 62.5 |
| 現金及び預金 | 191 | 201 | 212 | 372 | 321 | 194 | 203 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 40.3 | 58.0 | 82.6 | 68.7 | ▲34.2 | ▲18.4 | 52.2 |
| 投資CF | ▲32.3 | ▲27.5 | ▲43.0 | 107 | ▲68.2 | ▲94.8 | ▲155 |
| 財務CF | ▲30.6 | ▲22.8 | ▲27.7 | ▲15.5 | 51.2 | ▲15.0 | 112 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
151.74
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.0%
自己資本利益率
ROA
3.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Environment0.0兆10.1%0.00兆19.5%
ParkingAndOther0.0兆5.4%0.00兆11.2%
SpeciallyEquippedVehicle0.1兆84.5%0.00兆3.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,180人
平均年齢
42.0歳
平均勤続
16.4年
単体 平均年収
680万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
233.00円+117
配当性向
138.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
60
FY22
76
FY23
81
FY24
116
FY25
233
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。