株
株式会社ユタカ技研
カブシキガイシャユタカギケン上場輸送用機器7229EDINET: E02236YUTAKA GIKEN CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
1792億円
17.13%営業利益 (FY25)
63.5億円
42.91%経常利益 (FY25)
67.9億円
43.53%純利益 (FY25)
45.5億円
38.94%総資産
1684億円
9.27%自己資本比率
33.3%
—ROE
4.5%
3.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ユタカ技研は、本田技研工業グループ向けを主軸に4輪・2輪向け排気系部品および制動系部品を設計・製造する自動車部品サプライヤーである。日本・北米・アジア・中国・その他の5極体制で生産・販売し、売上規模は直近ピーク時(FY2023)の2,180億円から大幅に縮小している。FY2025は中国セグメントが貴金属価格下落と顧客の大幅受注減が重なり売上が前年比48.4%減の456億円に急落し、グループ全体の減収・減益を主導した。北米は為替恩恵で売上8.0%増となった一方、労務費上昇と製品保証引当金計上で営業利益は28.1%減少した。日本セグメントのみ売上・利益ともに増加(営業利益+35.9%)であった。中期的には2030年ビジョンのもとモーター部品(積層コア・ステーターCOMP)への投資と新商品開発を進め、排気部品依存からの事業構造転換を目指しているが、主要顧客集中リスクと電動化移行期の需要変動が課題として残る。ROEは4.5%と低水準であり、収益性回復が投資家の最重要注目点である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 4輪・2輪向け排気系サイレンサーおよび制動系ブレーキディスクが売上の中核を占め、モーター部品が育成中である。
- 2顧客: 売上の大部分を本田技研工業グループに依存し、中国・北米・アジアの現地生産で供給している。
- 3価値提案: 独自の流体・精密加工技術で高品質低コスト部品を提供し、顧客の燃費・排気規制対応を支援する。
- 4地域構成: 北米39%・中国25%・アジア19%・日本24%の5極体制で地理的分散を図っている。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: 売上の大半が本田技研工業グループ向けであり、同社の生産変動や方針転換が業績に直結する構造的な脆弱性がある。
- 2電動化移行リスク: 主力の内燃機関向け排気部品はEV普及加速により長期的な需要縮小が避けられず、代替事業の構築が急務である。
- 3為替・貿易リスク: 北米・中国・アジアへの輸出入が多く、関税引き上げや円高局面では収益が大幅に悪化する可能性がある。
- 4中国事業の不安定性: FY2025に売上が前年比48.4%減と急落しており、現地自動車市場の競争激化と顧客需要変動に対する脆弱性が高い。
Strengths · 強み
- 1排気部品の技術蓄積: 独自の流体技術と精密加工ノウハウで世界トップレベルの競争力を持つ排気サイレンサーを量産できる。
- 2グローバル生産網: 日本・北米・アジア・中国に自社拠点を持ち、顧客のマルチリージョン調達ニーズに即応できる。
- 3電動化への先行投資: 中国と豊製作所に積層パイロットラインを設置し、PHEV向け積層コアの新規受注獲得を開始した。
- 4コスト削減体質: IoT設備監視・無人化ライン導入・主幹部品のライン最適化で固定費削減と生産体質強化を推進している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年ビジョン達成: 「独自技術を強化拡大し新しい時代に期待される企業となる」を掲げ、モーター部品事業を第2の収益柱に育成する。
- 2モーター事業への投資加速: 中国・日本の積層パイロットラインと栃木開発センターのステーターCOMP設備に投資し、2026年3月までに受注基盤を確立する。
- 3新価値商品の事業化: 作業アシスト装具「BELT POWER X」・次世代モビリティフレーム「M-BASE」・風力発熱システムの商用展開を推進する。
- 4海外子会社の収益改善: 中国で無人化ライン導入、アジアで2輪ブレーキディスク多顧客化を進め、2026年3月期までに全拠点の黒字化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅減収減益: 売上1,792億円(前年比-17.1%)、営業利益63億円(同-42.9%)となり、営業利益率は3.5%に低下した。
中国セグメントが急落: 貴金属価格下落と顧客受注急減で中国売上が前年比48.4%減の456億円、早期退職補償金計上も重なり営業利益は82.2%減となった。
北米は増収も利益減: 為替効果で売上は8.0%増の704億円を確保したが、労務費賃上げと製品保証引当金計上で営業利益は28.1%減の12億円となった。
電動化向け新規受注: 中国の積層パイロットライン経由でPHEV向け積層コア製品を新規顧客から受注、インドでは2輪ブレーキディスクの複数新規顧客獲得に成功した。
02
業績推移
売上高
1,792億円▼17.1%FY25
営業利益
63.5億円▼42.9%FY25
純利益
45.5億円▼38.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1813 | 1634 | 1913 | 2134 | 2180 | 2163 | 1792 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 88.5 | 38.5 | 111 | 63.5 |
| 経常利益 | 90.1 | 45.5 | 38.4 | 114 | 49.3 | 120 | 67.9 |
| 純利益 | 46.6 | 10.5 | -13.3 | 44.7 | 14.4 | 74.5 | 45.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1539 | 1475 | 1892 | 2083 | 1996 | 1856 | 1684 |
| 純資産 (自己資本) | 494 | 467 | 472 | 465 | 500 | 538 | 562 |
| 自己資本比率 (%) | 32.1 | 31.7 | 24.9 | 22.3 | 25.1 | 29.0 | 33.3 |
| 現金及び預金 | 262 | 228 | 321 | 402 | 324 | 469 | 407 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 173 | 128 | 162 | 121 | 40.6 | 223 | 38.2 |
| 投資CF | ▲74.6 | ▲92.0 | ▲86.9 | ▲39.5 | ▲28.1 | ▲31.1 | ▲34.8 |
| 財務CF | ▲87.1 | ▲53.6 | ▲6.3 | ▲27.9 | ▲76.8 | ▲66.3 | ▲64.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
306.95
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.5%
自己資本利益率
ROA
2.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
835人
平均年齢
42.6歳
平均勤続
19.4年
単体 平均年収
631万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
108.00円-22
配当性向
29.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
108
FY21
36
FY22
112
FY23
108
FY24
130
FY25
108
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。