株
株式会社ミクニ
カブシキガイシャミクニ上場輸送用機器7247EDINET: E02172MIKUNI CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
1014億円
1.49%営業利益 (FY25)
30.3億円
17.46%経常利益 (FY25)
28.4億円
10.00%純利益 (FY25)
19.9億円
78.92%総資産
1100億円
1.42%自己資本比率
35.3%
—ROE
5.1%
2.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ミクニは、四輪・二輪・汎用エンジン向け燃料供給装置を中核とするモビリティ事業(売上高の約83%)を軸に、ガステクノ事業・商社事業・福祉介護機器等その他事業を展開する総合部品メーカーである。FY2025の売上高は1,014億円(前年比+1.5%)と緩やかな回復基調を維持したが、営業利益は30億円(同-17.5%)と大幅減益となった。北米パワースポーツ製品の需要停滞、中国ガス機器市場の不動産不況による低迷、販管費の増加(同+5.5%)が主因であり、収益性の回復が喫緊の課題となっている。長期ビジョン「VISION 2033」では2033年度EBITDAマージン13%以上、中期経営計画(2024-2027年度)では2027年度同10%を目標に掲げ、電動化対応・コスト改善・エンジニアリングサービス拡大を推進している。四輪車向け電動車製品比率を2030年度に70%以上とする目標も設定しており、内燃機関依存からの事業構造転換が中長期の株主価値向上を左右する。ROE5.1%、現金残高17億円と財務的な余裕は限定的で、投資と株主還元のバランス管理が求められる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: モビリティ事業が売上高の約83%を占め、ガステクノ事業6%・商社事業9%・その他2%が補完する構造である。
- 2顧客: 四輪・二輪・汎用エンジンメーカーを主顧客とし、日本・インド・北米・欧州・アセアン等に製品を供給している。
- 3価値提案: エンジン用燃料供給装置の設計から生産まで一貫対応し、排ガス・燃費規制に対応する高機能製品を提供している。
- 4コスト構造: 売上原価率約85%と高く、減価償却費57億円規模の固定費を抱えるため、稼働率と価格転嫁が利益を左右する。
Risks · リスク要因
- 1内燃機関規制リスク: 世界的な脱炭素化で内燃機関車の新車販売規制が加速した場合、売上の83%を占めるモビリティ事業が直撃を受ける。
- 2為替・金融市場リスク: 北米・アジア・欧州に展開するグローバル事業は円換算の為替変動により業績が大きく左右される構造にある。
- 3中国市場リスク: ガステクノ事業は中国不動産不況で販売低迷と在庫評価減が重なり、FY2025に5.9億円の営業損失を計上した。
- 4原材料・調達リスク: 地政学リスクや需給悪化による原材料高騰は、高い売上原価率(約85%)のもとで利益を急速に圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1インド市場でのポジション: インド子会社が好調を継続しており、高成長市場での現地生産・販売基盤が収益下支えに貢献している。
- 2商社事業の高収益性: 航空機部品・芝管理機械の輸入販売が営業利益11億円(前年比+22.5%)と高い利益貢献率を示している。
- 3規制対応技術力: 排ガス・燃費規制に対応する燃料供給装置の開発実績を持ち、顧客の法規制対応ニーズに密着できている。
- 4電動化シフト対応: 四輪電動車向け製品比率2030年度70%以上目標を掲げ、HEV・PHEVを含む電動化需要を取り込む体制を整備中である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1VISION 2033: 2033年度EBITDAマージン13%以上を長期目標とし、まず中期計画で2027年度同10%達成を目指す。
- 2電動化対応: 四輪向け電動車(HEV・PHEV含む)製品の売上比率を2030年度に70%以上へ高め、脱内燃機関依存を図る。
- 3エンジニアリングサービス拡大: 単品部品供給からシステム提案・エンジニアリングサービスへと事業領域を広げ、付加価値を高める。
- 4コスト・財務改善: 在庫適正化・投資効率向上によるキャッシュ・フロー改善と、価格転嫁・ムダ排除による売上原価率低減を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が30億円(前年比-17.5%)に落ち込み、北米パワースポーツ需要停滞とガステクノ中国低迷が主因となった。
商社事業は航空機部品と芝管理機械が好調で売上89億円(+11.1%)・営業利益11億円(+22.5%)と全セグメント最高の伸びを記録した。
投資有価証券売却益20億円を計上する一方、減損損失21億円も発生し、固定資産の見直しが進んだ。
2024年4月に役割等級制度を運用開始、ホワイト500認定を維持するなど人的資本経営の制度整備を本格推進した。
02
業績推移
売上高
1,014億円▲1.5%FY25
営業利益
30.3億円▼17.5%FY25
純利益
20億円▲78.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1218 | 1105 | 870 | 808 | 938 | 999 | 1014 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 33.2 | 30.9 | 36.7 | 30.3 |
| 経常利益 | 43.8 | 18.6 | 6.0 | 31.4 | 26.4 | 31.6 | 28.4 |
| 純利益 | 22.6 | -40.1 | -1.3 | 13.2 | -16.8 | 11.2 | 19.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 968 | 904 | 939 | 969 | 1001 | 1115 | 1100 |
| 純資産 (自己資本) | 330 | 267 | 284 | 319 | 322 | 406 | 388 |
| 自己資本比率 (%) | 34.1 | 29.6 | 30.2 | 32.9 | 32.2 | 36.4 | 35.3 |
| 現金及び預金 | 60.5 | 46.7 | 42.5 | 50.6 | 37.1 | 31.1 | 17.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 51.2 | 23.9 | 3.2 | 50.8 | 48.8 | 29.7 | 17.3 |
| 投資CF | ▲66.1 | ▲70.0 | ▲28.8 | ▲23.7 | ▲54.4 | ▲50.5 | ▲31.3 |
| 財務CF | 27.7 | 30.2 | 22.2 | ▲24.7 | ▲9.4 | 12.5 | ▲1.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
59.29
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.1%
自己資本利益率
ROA
1.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
GasTechBusiness0.0兆5.8%▲0.00兆-10.0%
MobilityBusiness0.1兆83.0%0.00兆2.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.3%0.00兆4.6%
TradingCompanyBusiness0.0兆8.9%0.00兆12.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,315人
平均年齢
42.8歳
平均勤続
19.5年
単体 平均年収
598万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY22 実績1株配当 (年間)
15.00円+10
配当性向
27.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
20
FY20
15
FY21
5
FY22
15
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。