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マツダ株式会社

マツダカブシキガイシャ上場輸送用機器7261EDINET: E02163
Mazda Motor Corporation
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
5.02兆円
3.96%
営業利益 (FY25)
0.19兆円
25.70%
経常利益 (FY25)
0.19兆円
40.96%
純利益 (FY25)
0.11兆円
45.07%
総資産
4.09兆円
7.87%
自己資本比率
44.3%
ROE
6.5%
6.60%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

マツダは広島を本拠とする独立系自動車メーカーであり、FY2025売上高は5.02兆円と過去最高水準を更新した。しかし収益面では、北米で米国・メキシコが過去最高の販売台数を記録した一方、欧州向けモデル切り替えに伴う出荷減少、メキシコ工場の製造コスト上昇、調達部品価格の高止まり等が重なり、営業利益は1,861億円(前期比25.7%減)、純利益は1,141億円(同45.1%減)と大幅減益となった。セグメント別では日本セグメントの営業利益が前期比68.2%減の485億円と特に落ち込んだ。中期計画目標のROS5%以上・ROE10%以上に対し、現状のROEは6.5%にとどまり未達が続く。一方、バランスシートは健全でネットキャッシュポジション4,003億円を確保しており、財務基盤は相応の安定性を保っている。2030年に向けては既存資産を最大活用するライトアセット戦略を掲げ、2027年のバッテリーEV導入・開発投資の大幅圧縮・混流生産体制の整備を進める方針であり、電動化移行期における収益回復と競争力維持が最大の経営課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 完成車販売が売上の大半を占め、北米セグメントが売上3兆2,933億円と全体の約66%を牽引する。
  • 2顧客: 世界約130カ国の販売網を通じ、年間130万台超を個人・法人顧客へ供給する。
  • 3価値提案: 走る歓びとデザイン・運動性能を軸にブランドプレミアムを訴求し、値引き依存を抑制する。
  • 4コスト構造: 国内生産を主軸としつつ北米メキシコ・米国アラバマ工場で現地生産し、為替リスクを分散する。
Risks · リスク要因
  • 1為替感応度の高さ: 円安恩恵の一方、急激な円高局面では日本からの輸出比率が高いため収益が急速に悪化するリスクがある。
  • 2電動化対応の遅延リスク: 中国でEV競争が激化し販売が前期比23.1%減の7.4万台に落ち込んでおり、EV移行遅延が市場喪失につながりうる。
  • 3調達コストの高止まり: 部品価格・人件費上昇が継続し、日本セグメント営業利益を前期比68.2%減に押し下げた要因が解消されていない。
  • 4パートナー依存リスク: トヨタ・長安汽車等との提携・合弁に多くの開発・生産を依存しており、関係変化が経営成績に直結する。
Strengths · 強み
  • 1北米での圧倒的成長: FY2025に米国販売台数43.5万台・北米全体61.7万台と過去最高を更新し、主要収益基盤が拡大した。
  • 2ネットキャッシュ4,003億円の健全財務: 有利子負債7,052億円に対し現金1兆1,056億円を保有し、投資余力を確保している。
  • 3ラージ商品群によるASP向上: CX-60・CX-70・CX-80等の高付加価値SUVでブランドのプレミアム化を着実に進めている。
  • 4マルチ電動化技術の蓄積: PHEVやマイルドHEVを独自開発し、欧米規制対応と収益性の両立を可能にする技術基盤を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1ライトアセット戦略の推進: 既存資産活用でBEV開発コストを従来比大幅削減し、2027年にグローバルBEV導入を目指す。
  • 2電動化フェーズ移行: 2025-2027年を移行期と位置付け、新HEVシステム導入・中国BEV拡大・グローバルBEV展開を段階的に実行する。
  • 32030年BEV比率25-40%: マルチソリューション戦略のもと地域特性に応じた電動化ミックスを実現し、CN貢献と収益性を両立する。
  • 4原価低減とサプライチェーン強靭化: バリューチェーン全体のムダ削減・調達構造改革を進め、損益分岐点台数約100万台の維持を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は1,861億円と前期比25.7%減: 欧州モデル切り替えや調達コスト上昇が響き、ROEは目標10%に対し6.5%にとどまった。
北米販売が過去最高: 米国43.5万台・北米61.7万台を更新し、CX-50ハイブリッドや新ラージ商品群が販売増に貢献した。
MAZDA EZ-6を中国市場に投入: 2024年10月、長安マツダと共同開発した電動専用モデルを中国で発売し、EV戦略の第一弾とした。
ライトアセット戦略を2025年3月に公表: 電池投資をインフレ考慮後の当初見込みから半減し、開発生産性3倍向上を目標に掲げた。
02

業績推移

売上高
5.02兆円4.0%FY25
0.001.503.004.506.00FY20FY22FY24
営業利益
0.19兆円25.7%FY25
0.000.080.150.230.30FY20FY22FY24
純利益
0.11兆円45.1%FY25
0.000.060.130.190.25FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0100200300400FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 兆円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高3.563.432.883.123.834.835.02
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益0.100.140.250.19
経常利益0.120.050.030.120.190.320.19
純利益0.060.01-0.030.080.140.210.11
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産2.882.792.922.973.263.794.09
純資産 (自己資本)1.231.211.201.321.461.761.81
自己資本比率 (%)42.943.341.044.444.746.344.3
現金及び預金0.700.570.740.740.720.921.11
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.150.030.120.190.140.420.31
投資CF▲0.13▲0.13▲0.08▲0.14▲0.10▲0.18▲0.20
財務CF0.08▲0.020.10▲0.09▲0.09▲0.080.09
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
181.00
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
6.5%
自己資本利益率
ROA
2.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

Europe0.714.6%0.02兆2.6%
Japan0.918.7%0.05兆5.2%
NorthAmerica2.855.3%0.07兆2.4%
その他0.611.4%0.02兆4.0%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
23,391
平均年齢
42.5
平均勤続
17.4
単体 平均年収
715万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)105.9百万株16.81%
#2トヨタ自動車株式会社31.9百万株5.07%
#3株式会社日本カストディ銀行(信託口)29.2百万株4.63%
#4NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE, LUXEMBOURG RE LUDU RE: UCITS CLIENTS 15.315 PCT NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)11.1百万株1.77%
#5MORGAN STANLEY & CO. LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)10.7百万株1.70%
#6STATE STREET BANK AND TRUSTCOMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)9.3百万株1.47%
#7MAN INTERNATIONAL ICVC - MAN GLG JAPAN COREALPHA FUND(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)8.3百万株1.32%
#8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.7百万株1.23%
#9JPモルガン証券株式会社7.4百万株1.17%
#10STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.2百万株1.15%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
80.00-5
配当性向
57.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
50
FY20
50
FY22
20
FY23
65
FY24
85
FY25
80
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

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11

ニュース

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