エ
エイケン工業株式会社
エイケンコウギョウカブシキガイシャ上場輸送用機器7265EDINET: E02232EIKEN INDUSTRIES CO.,LTD
決算期: 10月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
81.0億円
11.19%営業利益 (FY25)
4.1億円
46.79%経常利益 (FY25)
4.5億円
49.50%純利益 (FY25)
3.3億円
50.00%総資産
77.8億円
4.75%自己資本比率
77.8%
—ROE
5.5%
1.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
エイケン工業は、静岡県御前崎市を生産拠点とする自動車補修用フィルター専業に近いメーカーである。売上高の約96%をフィルター事業が占め、残り約4%を燃焼機器事業(コインランドリー用バーナ・厨房機器用バーナ等)が構成する。FY2025は売上高81億円(前年比+11.2%)、営業利益4億円(同+47.0%)、純利益3億円(同+49.9%)と大幅増益を達成し、アジア向け輸出拡大と国内大型車用フィルターの販売増が牽引した。最大顧客のユニオンモーター向け売上は36億円に達し、総売上の45.1%を占める高い顧客集中度を持つ。 一方で、EV普及に伴い内燃機関向けフィルターの長期需要は減少必至であり、M&Aや新規事業開拓を通じた「第2の柱」の構築が最大の経営課題である。国内自動車保有台数の伸び悩みと東南アジア産安価品との価格競争も慢性的な課題だ。財務面では純資産60億円超と自己資本比率は高水準を維持しており、財務健全性は高い。ROEは5.5%と目標水準には及ばず、資本効率の改善も問われている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車補修用フィルター事業が売上高の約96%を占め、燃焼機器事業(約4%)が補完する。
- 2顧客: ユニオンモーター(売上比45.1%)・日発販売(同11.3%)など国内商社と海外向けに自社ブランド「VIC」で販売する。
- 3価値提案: 静岡工場での国内一貫生産による品質安定と多品種小ロット対応力を強みに差別化を図っている。
- 4コスト構造: 原材料・梱包資材費が主要コストで、生産量拡大による固定費吸収で利益率を改善する見込生産方式をとる。
Risks · リスク要因
- 1EV化による需要消失: EV・燃料電池車の普及により内燃機関用フィルター需要が長期的に縮小し、主力事業の基盤が揺らぐリスクがある。
- 2顧客集中リスク: 最大顧客ユニオンモーターへの依存度が45.1%と極めて高く、同社の方針変更や経営悪化が業績に直撃する恐れがある。
- 3安価輸入品との競合: 東南アジア産低価格フィルターの流入が加速しており、価格競争力の維持が困難になる可能性がある。
- 4南海トラフ地震リスク: 生産設備が静岡県御前崎市に集中するため、南海トラフ巨大地震発生時に生産機能が全面停止する恐れがある。
Strengths · 強み
- 1自社ブランド力: 海外日本車向けに長年展開する「VIC」ブランドが中近東・アジア等での商品力と顧客信頼を支えている。
- 2国内一貫生産体制: 静岡工場で設計から製造まで一貫して行い、多品種小ロットへの柔軟対応と品質管理を両立している。
- 3財務健全性: 純資産60億円超・自己資本比率78%超と無借金に近い強固な財務基盤を持ち、設備投資余力がある。
- 4品質管理体制: ISO9001・ISO14001を取得し、国際標準の品質・環境マネジメント体制を構築することで受注基盤を守っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1輸出拡大: 自社ブランド「VIC」を活かし、主要輸出先以外の新規国を開拓するとともに、自動車関連フィルター以外の商品販売も検討する。
- 2国内深耕: 大型トラック用・建設機械用フィルターの拡販と、既存設備を活用したプレス部品受注増により国内売上基盤を強化する。
- 3新規事業開拓: EV化に備え、開発部主導でM&Aを含む情報収集・新製品開発・新規事業探索を進め、第2の収益柱を構築する。
- 4生産効率向上: 月産能力の増強と多品種小ロット対応設備の導入により、FY2025で達成した利益率改善をさらに押し上げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上高81億円(+11.2%)、営業利益4億円(+47.0%)、純利益3億円(+49.9%)と過去7年の最高水準を記録した。
アジア向け輸出が牽引: 中近東向けが減少した一方でアジア向けが伸長し、フィルター部門の輸出売上が増加して全体成長を主導した。
顧客集中度が上昇: ユニオンモーターへの販売高が前年の26億円から36億円へ急増し、売上比率が36.9%から45.1%へ高まった。
設備投資・現金増加: 有形固定資産取得に2億49百万円を投じ、期末現金は3億22百万円増の11億47百万円と手元流動性も改善した。
02
業績推移
売上高
81億円▲11.2%FY25
営業利益
4.1億円▲46.8%FY25
純利益
3.3億円▲50.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 59.5 | 53.9 | 68.0 | 69.5 | 68.0 | 72.8 | 81.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.4 | 1.2 | 2.8 | 4.1 |
| 経常利益 | 4.9 | 2.6 | 5.9 | 3.6 | 1.5 | 3.0 | 4.5 |
| 純利益 | 3.7 | 2.3 | 4.3 | 2.8 | 1.4 | 2.2 | 3.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 66.7 | 66.8 | 71.4 | 70.5 | 70.8 | 74.3 | 77.8 |
| 純資産 (自己資本) | 50.7 | 51.9 | 54.9 | 56.5 | 56.9 | 58.0 | 60.6 |
| 自己資本比率 (%) | 76.1 | 77.7 | 77.0 | 80.1 | 80.4 | 78.1 | 77.8 |
| 現金及び預金 | 5.7 | 6.7 | 5.9 | 4.9 | 7.7 | 8.3 | 11.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.8 | 4.5 | 5.2 | 4.2 | 2.5 | 4.7 | 7.6 |
| 投資CF | ▲3.4 | ▲2.6 | ▲2.9 | ▲3.0 | 1.4 | ▲2.9 | ▲3.2 |
| 財務CF | ▲2.0 | ▲1.1 | ▲3.0 | ▲2.1 | ▲1.2 | ▲1.2 | ▲1.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
319.31
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.5%
自己資本利益率
ROA
4.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
251人
平均年齢
41.1歳
平均勤続
14.2年
単体 平均年収
473万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
110.00円
配当性向
34.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
110
FY21
140
FY22
110
FY23
110
FY24
110
FY25
110
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。