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株式会社小糸製作所
カブシキガイシャコイトセイサクショ上場電気機器7276EDINET: E02140KOITO MANUFACTURING CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
9167億円
3.53%営業利益 (FY25)
449億円
19.86%経常利益 (FY25)
491億円
22.32%純利益 (FY25)
462億円
13.11%総資産
8900億円
7.83%自己資本比率
76.4%
—ROE
7.1%
0.83%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社小糸製作所は「安全を光に託して」を企業メッセージに掲げる自動車用照明器専業の大手グローバルサプライヤーであり、日本・北米・欧州・中国・アジアの5極体制で生産・販売を展開する。主力のヘッドランプ・リアランプに加え、ADB(配光可変ヘッドランプ)やLiDAR、コミュニケーションランプなど次世代モビリティ向け製品の商品化を積極推進している。最大顧客トヨタ自動車向けが売上の約13%を占め、自動車メーカーの生産動向に業績が連動しやすい構造を持つ。 FY2025(2025年3月期)は連結売上高9,167億円(前期比3.5%減)と2期ぶりの減収となった。中国での日本車販売不振による売上29.2%減、欧州での受注車種の打ち切り等で27.3%減と2極が大幅に落ち込んだ一方、北米は新規受注と為替効果で3.7%増と底堅く推移した。営業利益は品質対応費用や米セプトン社(LiDAR)の子会社化に伴う投資負担が重なり前期比19.9%減の449億円にとどまり、営業利益率は4.9%と中計目標8%を大きく下回る。2026年度に売上1兆円・営業利益率8%・ROE9%以上を目指す第1次中期経営計画の達成には、中国・欧州の回復と原価改善の加速が不可欠な状況である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車用ヘッドランプ・リアランプ等の照明器が売上の大部分を占め、補修品やコイト電工向け受注品が補完する。
- 2顧客: トヨタ自動車が売上の13.0%を占め、日本・北米・アジアの完成車メーカーを主要取引先とするBtoB構造である。
- 3価値提案: ADB・LiDAR・コミュニケーションランプなど安全・自動運転対応技術で付加価値を高めた照明システムを提供する。
- 4地域構成: 日本38.4%・北米32.4%・アジア17.0%・中国6.4%・欧州3.9%の5極体制で生産・販売を分散している。
Risks · リスク要因
- 1中国リスク: EV化進展で日本車シェアが縮小し、FY2025の中国売上が前期比29.2%減と業績への影響が最大級となっている。
- 2為替リスク: 売上の6割超が海外で、円高転換時に北米・アジアの円換算売上が大幅に目減りする可能性がある。
- 3原材料・調達リスク: 主要原料の樹脂材料は原油価格に連動し、地政学的リスクによる供給途絶がコストを直撃する恐れがある。
- 4生産集中リスク: 日本の主要製造拠点が静岡県に集中し、南海トラフ地震等の大規模災害発生時に生産能力が著しく低下し得る。
Strengths · 強み
- 1自動車照明の専業メーカーとして長年の開発実績を持ち、世界トップ級のシェアと幅広いOEM納入実績を有している。
- 2ADB(配光可変ヘッドランプ)の普及拡大をリードし、衝突防止に直結する高付加価値製品で差別化を図っている。
- 32024年第4四半期に米セプトン社を子会社化し、LiDARなど自動運転センシング領域への技術基盤を早期に取り込んでいる。
- 4日本・北米・中国・アジア・欧州の5極体制により特定地域リスクを分散し、北米やアジアで円安の恩恵を享受できる構造である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計数値目標: 2026年度に売上1兆円以上・営業利益率8%・ROIC9%以上・ROE9%以上を達成し、2030年度には各指標10%以上を目指す。
- 2次世代製品の早期市場投入: ADB普及拡大とともにLiDAR・コミュニケーションランプを商品化し、自動運転社会での収益機会を獲得する。
- 3グローバル5極体制の強化: 海外の開発・生産・販売部門を拡充し、成長市場インドを含むアジアやCASE対応で収益源を多様化する。
- 4カーボンニュートラル達成: 2030年度にScope1+2のCO2排出量を2015年度比50%削減、2050年度にカーボンニュートラルを目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上9,167億円(前期比3.5%減): 中国29.2%減・欧州27.3%減が直撃し、2期連続の減収危機を北米・アジアの為替効果で一部相殺した。
営業利益449億円(前期比19.9%減): 品質対応費用などの一過性費用とLiDAR関連投資増が重なり、営業利益率は4.9%に低下した。
米セプトン社を子会社化: FY2025第4四半期にLiDARメーカーの米セプトン社を子会社化し、自動運転センシング領域への本格参入を果たした。
自己株式500億円取得と配当: 財務活動CFが783億円の支出となり、うち自己株式取得500億円・配当182億円と積極的な株主還元を実施した。
02
業績推移
売上高
9,167億円▼3.5%FY25
営業利益
449億円▼19.9%FY25
純利益
462億円▲13.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 8263 | 8009 | 7064 | 7607 | 8647 | 9503 | 9167 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 534 | 468 | 560 | 449 |
| 経常利益 | 1055 | 853 | 611 | 606 | 485 | 633 | 491 |
| 純利益 | 729 | 580 | 376 | 383 | 297 | 409 | 462 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7382 | 7297 | 7822 | 8552 | 9059 | 9656 | 8900 |
| 純資産 (自己資本) | 5036 | 5135 | 5694 | 6273 | 6705 | 7193 | 6799 |
| 自己資本比率 (%) | 68.2 | 70.4 | 72.8 | 73.3 | 74.0 | 74.5 | 76.4 |
| 現金及び預金 | 980 | 1042 | 1619 | 1696 | 1458 | 1346 | 1013 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 967 | 850 | 750 | 657 | 598 | 964 | 884 |
| 投資CF | ▲259 | ▲447 | ▲10.9 | ▲522 | ▲715 | ▲502 | ▲410 |
| 財務CF | ▲131 | ▲320 | ▲183 | ▲84.9 | ▲133 | ▲597 | ▲783 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
156.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.1%
自己資本利益率
ROA
5.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.2兆17.0%0.02兆10.9%
China0.1兆6.4%▲0.00兆-1.9%
Europe0.0兆3.9%▲0.00兆-2.2%
Japan0.4兆38.4%0.02兆6.4%
NorthAmerica0.3兆32.4%0.00兆1.3%
Others0.0兆2.0%0.00兆8.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
4,227人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
20.0年
単体 平均年収
654万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
84.00円+6
配当性向
43.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
124
FY21
70
FY22
78
FY23
80
FY24
78
FY25
84
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。