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株式会社TBK
カブシキガイシャティービーケイ上場輸送用機器7277EDINET: E02201TBK Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
544億円
3.96%営業利益 (FY25)
9.4億円
4.21%経常利益 (FY25)
3.1億円
63.26%純利益 (FY25)
-12.0億円
462.65%総資産
531億円
6.03%自己資本比率
54.8%
—ROE
-4.2%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
TBKは国内普通トラック(積載量4トン以上)向けドラムブレーキおよびエンジンコンポーネント(ポンプ類等)を主力とする商用車部品メーカーである。日本・アジア(タイ・インド)・中国・北米の4極体制で連結売上544億円(FY2025)を稼ぐが、タイの金融引き締めによる需要減・中国市場の長期低迷・北米子会社(TBK America)の解散清算に伴う特別損失が重なり、当期純損失12億円・ROE -4.2%と財務面の課題が鮮明となっている。営業利益は9億円(営業利益率1.7%)と黒字を維持しつつも、持分法投資損失や減損・事業再編損が経常・純利益を大きく圧迫した構図である。2025年4月スタートの第16次中期経営計画では「コア技術・コア製品の強化」「事業基盤の変革」「新領域への挑戦」を3本柱に掲げ、アルミダイカスト(ADC・GDC)を軸とした素形材事業の収益化、インド事業の拡大、ヨーロッパ新規開拓などを推進する。最終年度FY2028の目標は営業利益率3〜5%・ROE5.0%であり、現状との乖離を埋めるための構造改革が今後の投資判断の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ドラムブレーキとポンプ類エンジン部品が売上の大半を占め、国内・アジア・中国・北米の地域別セグメントで管理している。
- 2顧客: 国内普通トラックメーカー(積載量4トン以上)が主要顧客で、海外OEM向けも拡大し依存度分散を進めている。
- 3価値提案: 商用車向け重要保安部品においてIATF16949準拠の品質管理と内製鋳造技術で高信頼性・コスト競争力を提供している。
- 4地域構成: 日本29,848百万円・アジア18,665百万円・中国5,109百万円・北米4,371百万円で日本とアジアが全体の約89%を占めている。
Risks · リスク要因
- 1電動化・ディスクブレーキ転換リスク: 中国でのディスクブレーキ規制強化や商用車EV化が進めば主力のドラムブレーキとポンプ需要が中長期で縮小する可能性がある。
- 2中国・タイ需要の長期低迷リスク: 中国では大型トラック需要低迷が続き、タイではローン審査厳格化による販売減が持続し合計約23,774百万円の売上が圧迫されている。
- 3米国相互関税による影響リスク: 北米向け輸出製品を組み込む自動車・建機・農機のコスト増が当社製品の利益率に悪影響を及ぼす可能性がある。
- 4特別損失・持分法損失の再発リスク: FY2025に計上した減損333百万円・事業再編損775百万円・持分法損失481百万円のように出資先や海外拠点の業績悪化が純利益を突発的に毀損するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1国内ドラムブレーキで高シェア: 日本独自進化型ドラムブレーキは国内普通トラック市場で高いシェアを持ち、代替困難な保安部品として安定受注を確保している。
- 2インド事業の成長エンジン化: 北米生産の移管を順調に完了し、堅調な経済成長を背景にインドが増収増益を達成して次の収益柱となりつつある。
- 3内製鋳造技術とアルミ対応力: ADC・GDCおよび金型内製による一貫生産体制を構築し、素形材事業として付加価値向上と原価低減を同時に追求できる。
- 4財務健全性の維持: 自己資本比率53.2%・有利子負債削減継続・営業CFは3,894百万円と実態ベースのキャッシュ創出力は安定している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第16次中期計画でFY2028にROE5.0%・営業利益率3〜5%を目標に掲げ、現状の低収益体質から脱却するための構造改革を全社で推進する。
- 2素形材事業を再定義しADC・GDC製品拡充と金型内製を進め、アルミ製品の新規受注を獲得して収益多様化と利益率改善を図る。
- 3インドを第2の成長拠点と位置づけ北米からの生産移管効果を活かしつつ、ヨーロッパなど未開拓地域での主力事業・アフター事業の新規販路開拓を推進する。
- 4韓国Sangsin Brake社との技術提携を活用したディスクブレーキ対応と電動ポンプ・熱制御システム開発によりxEV時代のシステムサプライヤーへの転換を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は売上544億円(前年比-4.0%)、営業利益9億円(+4.2%)と営業面は微増益だったが、純損失12億円と前年の純利益3億円から急転した。
TBK America解散・清算に伴い減損損失333百万円・事業再編損775百万円を特別損失に計上し、北米での生産は2024年9月に終了してインドへ移管完了した。
出資先の業績悪化により持分法による投資損失481百万円を計上したことが経常利益を前年比63.3%減の309百万円に押し下げた主因となった。
2025年4月に第16次中期経営計画をスタートし、責任権限を明確にした本部制度を新設、「We Are One TBK」をスローガンにアジアのリーディングカンパニーを目指す方針を表明した。
02
業績推移
売上高
544億円▼4.0%FY25
営業利益
9.4億円▲4.2%FY25
純利益
-12億円▼462.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 536 | 513 | 440 | 512 | 535 | 567 | 544 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.0 | -6.3 | 9.0 | 9.4 |
| 経常利益 | 15.5 | 9.4 | 13.1 | 12.3 | -6.2 | 8.4 | 3.1 |
| 純利益 | 10.3 | -31.2 | -1.9 | 7.8 | -20.6 | 3.3 | -12.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 553 | 489 | 492 | 505 | 522 | 565 | 531 |
| 純資産 (自己資本) | 309 | 254 | 263 | 285 | 275 | 294 | 291 |
| 自己資本比率 (%) | 55.9 | 52.0 | 53.5 | 56.4 | 52.8 | 51.9 | 54.8 |
| 現金及び預金 | 24.4 | 29.0 | 41.5 | 42.1 | 39.2 | 42.5 | 41.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 62.6 | 37.6 | 55.6 | 42.9 | 25.4 | 31.6 | 38.9 |
| 投資CF | ▲34.9 | ▲41.4 | ▲24.4 | ▲23.4 | ▲38.5 | ▲25.2 | ▲23.2 |
| 財務CF | ▲33.2 | 6.2 | ▲18.7 | ▲18.4 | 9.6 | ▲3.7 | ▲18.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
China0.0兆6.1%▲0.00兆-3.2%
Japan0.0兆52.8%0.00兆0.5%
NorthAmerica0.0兆8.0%0.00兆0.4%
RestOfAsia0.0兆33.1%0.00兆5.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
713人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
554万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
12.00円-3
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
3
FY22
17
FY23
0
FY24
15
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。