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株式会社ヨロズ
カブシキガイシャヨロズ上場輸送用機器7294EDINET: E02219YOROZU CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
1784億円
1.68%営業利益 (FY25)
3.0億円
93.32%経常利益 (FY25)
-20.8億円
145.98%純利益 (FY25)
-134億円
242.54%総資産
1366億円
3.98%自己資本比率
44.8%
—ROE
-22.8%
16.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ヨロズは、日産自動車グループ向けを主軸とするサスペンション・シャシー系自動車部品メーカーである。売上高の約70%を海外が占め、米州・アジア・日本の3極体制でグローバルに生産・販売を行う。FY2025売上高は1,784億円(前期比-1.7%)と小幅減収にとどまったが、米州での一過性品質費用、日系OEMの減産、中国市場での日産シェア喪失が重なり、営業利益は前期比93.3%減の3億円に急落した。さらに米州・アジア拠点の固定資産に関する減損損失91億円を特別損失に計上したことで、純損失は134億円、ROEは-22.8%と財務が大きく毀損した。主要顧客である日産・東風汽車への売上依存度(上位4社合計で約46%)が高く、日産の世界販売不振が直撃する構造的脆弱性を抱える。2024年5月に中期経営計画「YSP2026」を策定したが、初年度に想定外の環境悪化が直撃し、2025年度は「Success 25V」と銘打った収益V字回復活動を最優先とする。セール・アンド・リースバック活用や借入拡大で手元流動性を確保しつつ、損益分岐点改善と将来の電動化対応を並行して進める局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サスペンション・シャシー系自動車部品の製造販売が売上1,784億円のほぼ全てを占める単一事業構造である。
- 2顧客: 日産・東風汽車など日系OEMへの依存度が高く、上位4社で売上の約46%を占める集中構造である。
- 3地域構成: 米州48.7%・日本29.6%・アジア21.8%の3極体制で、海外売上比率は70.5%に達している。
- 4コスト構造: 自動車用鋼板を主原料とし、国際市況に連動する材料費と海外拠点の固定費が利益の変動要因となっている。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: 日産グループへの売上依存度が極めて高く、日産の世界販売不振が直接的に業績を直撃し、FY2025も日本-11.6%・アジア-20.9%の減収に直結した。
- 2為替・原材料リスク: 海外売上比率70.5%で円高は業績を直接圧迫し、加えて自動車用鋼板の市況高止まりが材料コストを押し上げ続けるリスクがある。
- 3財務健全性リスク: 純損失134億円・利益剰余金142億円減少により純資産が612億円に縮小し、セール・アンド・リースバックや借入増加で負債が膨らんでいる。
- 4品質・地政学リスク: FY2025に米国で一過性の大規模品質費用が発生し、さらに米国関税強化・米中貿易摩擦が生産コストと需要の双方に悪影響を与えるリスクが高まっている。
Strengths · 強み
- 1サスペンション専業の技術蓄積: 足回り部品に特化した設計・生産技術を長年蓄積し、OEMの新車開発段階から参画するティア1としての地位を確立している。
- 2グローバル3極生産体制: 日本・米州・アジアに生産拠点を持ち、OEMの現地調達ニーズに対応できる供給体制を構築している。
- 3YSMCによる次世代生産拠点: 神奈川に「ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター」を稼働させ、電動化時代向けの生産効率改善を具現化しつつある。
- 4ESG経営基盤: YSP2026でE経営を競争優位の軸に位置づけ、カーボンニュートラル対応を顧客への提案力として活用する方向性を打ち出している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益V字回復「Success 25V」: 2025年度を最優先課題とし、操業見直しや合理化活動で損益分岐点を引き下げ、YSP2026最終年度の業績目標達成を目指す。
- 2YSP2026追補による方針明確化: 2024年策定の中期計画に追補を加え、電動化・地政学リスクへの対応を含む6つの主要方針を見直し、事業基盤を強化する。
- 3電動化対応への布石: BEVを含む全パワートレイン対応部品の開発を継続し、電動化時代に「選ばれる会社」となるべく技術・生産体制の刷新を進める。
- 4財務安定化: セール・アンド・リースバック活用と長期借入で手元資金25,289百万円を確保しつつ、設備投資を絞り込んでキャッシュフロー改善を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純損失134億円: 米州品質費用・減損損失91億円・繰延税金資産取崩しが重なり、前期比95億円超の損益悪化となり財務が大幅に毀損した。
米州セグメントが26億円の営業損失: 新車効果で売上+12.2%と増収も、一過性の品質費用が利益を全額吹き飛ばし、最大セグメントが赤字化した。
アジア売上-20.9%・営業利益-96.2%: 中国市場での日系OEM減産が直撃し、東風汽車向け売上は前期比38億円減の150億円に急減した。
YSP2026初年度に計画未達: 2024年5月公表の中期計画が初年度から大幅未達となり、2025年度に計画を追補して方針を再設定した。
02
業績推移
売上高
1,784億円▼1.7%FY25
営業利益
3億円▼93.3%FY25
純利益
-134.5億円▼242.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1691 | 1577 | 1189 | 1273 | 1606 | 1815 | 1784 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 21.0 | 30.9 | 44.6 | 3.0 |
| 経常利益 | 52.2 | 7.7 | 14.5 | 22.8 | 29.9 | 45.2 | -20.8 |
| 純利益 | 4.0 | -129 | -62.0 | 8.8 | 14.2 | -39.3 | -134 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1681 | 1397 | 1347 | 1340 | 1415 | 1423 | 1366 |
| 純資産 (自己資本) | 923 | 746 | 657 | 704 | 774 | 755 | 612 |
| 自己資本比率 (%) | 54.9 | 53.4 | 48.8 | 52.5 | 54.7 | 53.1 | 44.8 |
| 現金及び預金 | 250 | 190 | 293 | 271 | 223 | 223 | 253 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 176 | 108 | 132 | 149 | 29.2 | 125 | 47.4 |
| 投資CF | ▲138 | ▲95.8 | ▲70.5 | ▲45.4 | ▲51.6 | ▲119 | ▲118 |
| 財務CF | 11.0 | ▲77.2 | 37.8 | ▲138 | ▲48.2 | ▲17.4 | 67.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
America0.1兆48.7%▲0.00兆-3.0%
Asia0.0兆21.8%0.00兆0.2%
Japan0.1兆29.5%0.00兆4.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
442人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
12.5年
単体 平均年収
642万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
46.00円+3
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
37
FY21
13
FY22
19
FY23
32
FY24
43
FY25
46
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。