株
株式会社エフ・シー・シー
カブシキガイシャエフシーシー上場輸送用機器7296EDINET: E02221F.C.C.CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
2566億円
6.80%営業利益 (FY25)
173億円
14.75%経常利益 (FY25)
201億円
4.61%純利益 (FY25)
159億円
29.66%総資産
2462億円
0.49%自己資本比率
74.8%
—ROE
8.6%
1.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社エフ・シー・シーは二輪・四輪車用クラッチを主力とする自動車部品メーカーで、ホンダグループ向け約37%を含む幅広い完成車メーカーへグローバル供給している。インド・インドネシア等のグローバルサウスで二輪クラッチ需要が堅調に拡大し、FY2025の売上高は2,566億円(前期比+6.8%)、営業利益は173億円(同+14.7%)と、第12次中期経営計画の主要指標を1年前倒しで達成した。米国の四輪事業はFord Motor社向け売上が516億円(構成比20.1%)と大きく、BEVシフト鈍化によりHEV・ICE需要が底堅い一方、製品保証引当金の計上が利益を一部圧迫した。中長期では電動化(EV/CASE)対応として積層モータコア・e-Axle・セラミックセッター等の新事業を育成中であり、2030年に向けた非モビリティ事業の収益化が次の成長ドライバーと位置付けられている。主要施設が静岡県西部に集中するBCPリスクと、内燃機関車縮小に伴う基幹事業の構造的減少リスクが投資家として注視すべき課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 二輪クラッチ(売上構成比約47%)と四輪クラッチ(同約53%)の2本柱で年間2,566億円を稼ぐ。
- 2顧客: Ford(売上比20.1%)・GM(同9.3%)・ホンダ(同4.1%)等の完成車メーカーへOEM供給する。
- 3価値提案: インドでシェア70%超の規模優位と専業特化の技術力で最適コスト・品質を実現する。
- 4コスト構造: 日本・米国・インド・インドネシア等に生産拠点を分散し、現地生産で為替・物流コストを抑制する。
Risks · リスク要因
- 1クラッチ専業のため電動化進展で内燃機関車が縮小すると基幹事業の構造的売上減少が直撃するリスクがある。
- 2ホンダグループ向け売上が約37%を占め、同社の購買政策変更や生産削減が業績に即座に波及する依存リスクがある。
- 3主要施設が静岡県西部に集中しており、東海・東南海地震発生時に生産能力が著しく低下するBCPリスクがある。
- 4売上の過半が海外であり、円高転換・米国関税強化・新興国通貨安が収益を大幅に圧迫する為替・地政学リスクがある。
Strengths · 強み
- 1インド二輪クラッチでシェア70%超を持ち、グローバルサウスの人口ボーナスによる需要拡大を直接取り込める。
- 2クラッチ専業の知見と量産実績がFord・GM・ホンダ等の主要OEMとの長期取引関係を支えている。
- 3FY2025営業CF279億円と自己資金創出力が高く、成長投資と株主還元を両立できる財務健全性がある。
- 4積層モータコア・e-Axle・セラミックセッター等の電動化新技術を既に量産フェーズへ移行させている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1基幹クラッチ事業でインド・アセアンのシェア70%超を維持しつつ高付加価値技術を投入してキャッシュ創出を最大化する。
- 2積層モータコアをインド・インドネシア・中国の3拠点で量産展開し、2026年度以降に四輪EV向け受注を本格拡大する。
- 3ベトナムDAT BIKE社と資本業務提携し独自e-Axleを量産してアセアンEV市場へ2輪電動部品で参入する。
- 42030年度を目標にGHG排出量を2013年比50%削減し、2050年カーボンニュートラルへ向け再エネ電力導入を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2,566億円(+6.8%)・純利益159億円(+29.7%)と第12次中計の主要指標を1年前倒しで達成した。
上場20周年記念配当を加算し年間配当202円(普通76円+記念126円)と大幅増配し、自己株式38億円も取得した。
ベトナム二輪EVメーカーのDAT BIKE社と資本業務提携に基本合意し、独自e-Axleの初受注を獲得した。
四輪事業は製品保証引当金繰入の計上により営業利益が81億円(前期比-2.2%)と唯一の減益セグメントとなった。
02
業績推移
売上高
2,566億円▲6.8%FY25
営業利益
173億円▲14.7%FY25
純利益
159億円▲29.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1776 | 1711 | 1462 | 1710 | 2189 | 2403 | 2566 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 101 | 119 | 151 | 173 |
| 経常利益 | 165 | 66.5 | 83.1 | 119 | 136 | 192 | 201 |
| 純利益 | 118 | 39.2 | 44.6 | 85.5 | 95.7 | 122 | 159 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1736 | 1617 | 1756 | 1954 | 2106 | 2450 | 2462 |
| 純資産 (自己資本) | 1259 | 1209 | 1302 | 1466 | 1601 | 1853 | 1842 |
| 自己資本比率 (%) | 72.5 | 74.7 | 74.1 | 75.1 | 76.0 | 75.6 | 74.8 |
| 現金及び預金 | 324 | 354 | 396 | 446 | 537 | 820 | 685 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 236 | 251 | 130 | 155 | 210 | 354 | 279 |
| 投資CF | ▲87.0 | ▲106 | ▲85.2 | ▲96.3 | ▲103 | ▲74.3 | ▲258 |
| 財務CF | ▲79.8 | ▲89.9 | ▲31.8 | ▲42.0 | ▲32.3 | ▲48.2 | ▲146 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
323.77
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.6%
自己資本利益率
ROA
6.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,027人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
19.3年
単体 平均年収
738万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
303.00円+199
配当性向
85.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
87
FY21
60
FY22
78
FY23
82
FY24
104
FY25
303
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。